2004/08/11
宮城のSさん同行
仕事のついでに、少ないチャンスを東北に掛けようと
再びその地に向かった。何時来ても採れた試しがないその場所へと
少ない気力を喚起しつつ・・・。
林道近くに待ち合わせしていたSさんと合流した。
Sさんとは半年振りにお会いした。以前より日焼けした顔になっている。
「奥さんには黙って使っていいから
お返し無しで・・・」と新築のお祝いを頂き感謝感謝。
されども嫁が知ったらそんな訳には・・・。
日中も温度があまり上がっていない。
爽やか過ぎる。いやな気配だ。
先日は○○大国の国王から電話で
「山形行く事にしたんですよ・・
場所は・・・??」
そうは云ってもなかなか行けない山形なので7年間の
つたない情報を伝えたが信じてもらえず、違う場所で灯火して
しかも外灯で♀をゲットしている。
私はと云えばこの地で生きたオオクワを発見できていない。
いつも羽とか頭とか胴体など死骸ばかりだった。
毎回今度こそはと思ってこの地に踏み込んでいる。
今日も快晴で気温の低下が見え見えだ。
雲ひとつない、いや二つ見える。
Sさんも少し早く出かけて着ており、さらに下調べを進めていてくれたのだが
やはりいい場所は見つからなかったそうだ。
下調べ済みの場所で早めに灯火を開始した。
山並みを通る涼しい風に秋を感じた。
まだお盆前だと言うのに寒い!寒すぎじゃ!
点灯と同時に雪虫が少し舞う。急いで次の地点にも簡単セットする。
山の状況から相応しい貼り場が見つからないので第二地点は妥協そのものだった。
第一地点ノコ♀、そしてノコ♀、ミヤマ♀、ミヤマ♀
第二地点アカアシ♀、♂ミヤマ♀
ここでストップ。
何も飛んでこない状況だ。
外灯チェックに出かけると
宮城からの採集者が・・・。
今年はここよりも下の地域でそれなりに採れているそうだ。
灯火の状況を見たいとの事でその場所に案内した。
その後に第一地点でノコ♀が増えただけだった。
撤収だ。遠すぎるその地に気力を喚起するも寒気に惨敗。
またしてもその場所に女神は微笑んでくれなかった。
いったい何時になったら、そこでゲットできることやら・・・。
Sさん、遅くまでおく気合頂いて有難うございました。
また、いつか・・。閉じてしまいそうな瞼にキンカンを一塗りして
時折誘ってくるガードレールに堪えながらベースキャンプに下って行く。
眠気に負けそうな私を深夜の電話サポートして頂いたtubasaさん
有難うございました。後でこの地の詳細情報連絡します。