2002/06/15
福島県某所。tubasaさんと再び・・・。
この日もKさん御出勤。tubasaさんはご子息二人と出動でした。
夜営場所に到着するとtubasaさんはもうライトトラップの設置を進めていた。
着いていきなりtubasaさんがこんなものを・・・。
すっかりお腹はなくなっていたが、鳥に食べられてしまったらしい。
ひょっとすると、数日前に私がこの場所で灯火を張っているのでその時に飛来したのでは?
とtubasaさん。思わず絶句してしまった。当日十分に探したとは云えないこともあり
何とも云えない気分だった。
反面、考えてみればこの場所で前回tubasaさんのセットで1♀が採れており
この死骸も採れる証明の一つである。今後のシーズン本番に期待を膨らませるには十分な素材となった。
この日はセットをすっかりtubasaさんにお願いしてKさんと外灯回りを決め込んだ。
羽蟻が多少飛んで来ているが、早い時間に飛びが少なくなっている気がする。
まだまだ夏本番とは比較にならない気温なので仕方がない。
合同?セットを背景にtubasaさんのご子息が元気に走り回っていた。
最背面の一枚がケンケンパのセット。
セットを放り出して目指すはいつもの外灯たち。
ミヤマが一匹。コクワが三匹、またコクワ、またまたミヤマ・・・。
数はそこそこ出ている。いつもの建物の壁を見て回ったが、高くて届きそうもない場所にもミヤマ♂、コクワ♂が
へばり付いている。
「やっぱり長い網が必要だな〜」とKさん。
解っていても灯火セットに費やした分も私にとっては大きく、網を買うにも財布が軽い。ボーナスも借金に消えてしまうし・・・。リンクも常時募集中だが、寄付も募集したいくらいだ。
後は一緒に採集に出る事が多いので、Kさんを当てにして待つことにしよう。
いつもの交差点が見えてきて、その先の外灯に向かうつもりだったが、なにやら警察の方が・・・。
手前のT字路を曲がって別なポイントへ、真っ暗な道の奥にあまり人が来ないポイントがある。
後日6/17にあーくんさんがオオクワガタ♂を拾った場所だ。
ここも外灯はあまり明るくないが、壁に反射した光が案外遠くまで照らし出している。
でも今日はコクワとミヤマの死骸だけだった。川が近く山深いこの場所は気温が下がると温度差で川霧が発生しやすく真夏でもコンディションが良い日が少ない。
再びポイントを移動して別の外灯群へ、他の採集者がいた様でコクワが残っていただけだった。
とりあえず少しは写真を・・と思ってカメラを取り出したがバッテリーが切れた。
同時に体力もダウンぎみになったので灯火の場所に戻ることにした。
戻る途中から雨が降り出したので灯火セットが気になる。防水対策がされていないライトが一灯あったのだ。
到着してみると灯火の場所は雨が降っていなかったのでまずは一安心。
店番をお願いした上、燃料切れを補給していただきtubasaさんありがとうございました。
残念ながら飛来したクワガタは4匹でしたがこの条件下ではこんなものでしょう。
電源を落としてtubasaさんといろいろと話をして盛り上がった。途中でtubasaさんのお知り合いの宇都宮のMさんがご家族で様子を見に来られた。先ほどの外灯群で出会った車がそうだったのだ。
Sさんご一行がその日に帰っていった後、セットを片付け再びビールを空けクワ話をさせて頂いた。
本命のオオクワガタは今日も採れなかったがこれもまた醍醐味?
次は何度こんなことを云ったら出会えるのやら???????車にひっくり返って暫し仮眠。
翌日、Kさんが用事があって早朝に現地を出た。セットの後始末までtubasaさんにお願いしてしまい申し訳ないことをした。帰り道に、灯火セットを背にした県外ナンバーの白い車を見かけた。
止まって話を聞きたいと思ったが、Kさんが急いでいたので今回はあきらめてアクセルを踏み込んだ。
きっとまた会えるに違いない。福島に足を運ぶ回数だけは多分誰にも負けていないのだから・・・。
掴んだオオクワの数はともかく。
後日tubasaさんの電話でさっきの車がオオクワハンターのゲンさんと知りやっぱり5分だけでもお会いしたかったと後悔した。ゲンさん、またの機会を楽しみにしています。
今回はこれにて。