2002/02/03
下見。天候は抜群に寒く、昨日の天気予報では雪マークだったが幸い?冷たい雨だった。
数日前にtubasaさんから電話をもらって、ケンケンパの地元周辺にオオクワガタの採集記録があるらしく
「是非頑張って探してみては!」と励ましを受けて、実は夕方近くなってから出動した。以前から気になっていた
河川敷を散策することに・・・。今日はあくまでも下見です。

 

県内某所の柳らしき立ち枯れ河川敷にポツント佇んでいる立ち枯れ。ヤナギか?クヌギ?そうとう朽ちていそうだが、入っていても周辺の状況からしていつものコクワぐらいかと思われる。












某河川敷の立ち枯れ

ある程度群生していれば可能性はあるのではないかと思う。樹種が良く分からないが、ヤナギの仲間だと思う。











 

少し細目だがクヌギの立ち枯れがある。近寄って根元の樹皮を取ると、カミキリムシが出てきた。ひょっとして立ち枯れ全体がカミキリだらけだったらショックだな〜などと思いながら先へ進む。


















 

先ほどのクヌギの立ち枯れの先に太い倒木があったので早速見てみると、写真のように茸が沢山生えていた。主には青カワラのようだが、サルノコシカケや茶カワラも入り混じっていた。















けっこう巨大な倒木。

日が差す部分はかなり固かったが、もう2〜3年もすると全体がサクサクになってくるだろう。













この辺りは点在するクヌギの群生もありヒラタは期待できそうな気がする。ただ気になるのは、ゴミの多いこと。河川の側道を通る人からするとかなり怪しい人物と映ることだろう。ゴミの中で何か探しているかのようだ。それでも、こんな僅かな自然環境にでもクワガタが適応していることは興味深いものだ。










最後に見つけたのはしろカワラの系統だと思
菌糸が後退し始めているらしく、だいぶ変色していた。

暫くして、雨が冷たさをまして日暮れとなった為諦めて家路につく。