2001/08/26
家族旅行の巻き!!
快晴に恵まれて有給休暇を生かしてめったに無い家族旅行は出発の日を迎えた。
家族でまで、何も山ばかり行くことは無いのだが
実家と弟の家族と我がファミリーとの合同決議で檜枝岐に・・。
現地の知人、星さんからスキー場そばの温水プールの割引券を頂き、全員疲れ果てるほど(保護者)泳いだ。
プールの後は露天風呂に入って、汗を流す。
まだ泳ぎたい子供の意見もそこそこに聞き、昼飯を理由に切り上げて隣の施設で昼食を摂る。
宿のチェックインに適当な時間まで調整するため、今度は田子倉ダムに向かう。
遊覧船にみんなで乗るつもりが、突然雨が降り出してしまったので船長さんが帰ってしまったらしい。
なんともローカルな感じがまたいい。(子供たちはがっかり・・・)
そこで近くの発電所の無料見学施設でパネルや模型で遊んで何とか誤魔化した。
水量が増すとタービンが激しく回り、模型のリニアモーターカーのような物が勢い良く走り出す。
片隅のパソコンでは息子akiが3Dシュミレーター風の迷路ゲームにハマってしまう。
夕方やっと宿に着く。温泉を其々堪能し、夕食も外灯を気にしながら地元の生酒を堪能した。ついつい飲みすぎてしまった。自分で運転するには何時間経っても絶対にまずい状態だ。大抵は後悔先に立たずだ。
それから1時間ほどカミサンをくどき外へ繰り出した。外に出てみると、採集で何度かお目にかかっていたMさんとお会いすることが出来た。お話しをして、これから外灯回りに出かける旨を言うと、明日の朝ご自宅で飼っている地元産のオオクワを譲っていただけるとのことだった。お礼を云って早速、不機嫌そうなドライバーに声を掛け出発。カミサン運転でクワガタ採りは大変に珍しいことになった。息子akiとその従兄弟yutoをダシに二人の娘、yutoの妹を残して出かけた。
夕方から天気は崩れ気味で所々雨交じりになった。一連のポイントを見て歩き宿に戻ったが、収穫はアカアシ♂3、♀2ミヤマ♂2コ♀1だけだった。私としたことが、何の容器も持ち合わせていなかったので、車の中からカセットテープのケースを取り出しアカアシなどを詰め込んだ。ミヤマはさすがに入れることが出来ないためお土産のキーホルダーが入っていた紙袋に入れた。
翌朝、事件は発覚した。ミヤマの顔を見てやろうと袋を開けると艶のある背中が見える。やっぱりミヤマには気品がある。次いでカセットに目をやると「アチャー」2つあるカセットケースには一匹も入っていない。布団をめくり上げて、あちこち探し回る破目に・・・。
10分後、残り一匹が見つからない。アカアシの♂が行方不明だ!
部屋の中は全て捜したはずが・・・。あった、まだ探していない場所?
残りは飾ってある壷の中だけだ、そばで呆気にとられているカミサンが「まさか!」と言う。
すかさず壷を逆さまにすると、埃といっしょにアカアシが登場。
「やっぱりここだったか!」探偵ケンケンパはシタリガオだった。
朝食を済ませて一風呂浴びてくると、夕べのMさんから部屋に電話が入っていた。
早速着替えてロビーに行くとMさんが待っていてくれた。
仕事の合間に、オオクワガタを届に来てくださったのだ。
見せて頂くと無造作にビニール袋にオオクワ♀が6匹入っていた。
残念なことに一番大きな♀はすっかり固まっていたが、他は皆元気そうだ。
全て今年地元で採った♀だとの事。
何かお礼をしなければと思ったが、お金も失礼かと思いMさんもお忙しそうだったので
、またお会いする約束をして息子共々ご挨拶だけしてお別れした。
頂いたオオクワガタ♀
中央の大きな♀は比較のため
去年の採集品を置いた。
帰宅直後に友人Kさんに1♀を
飼って頂くことになり回りの4匹が自宅に。
左は去年の自己採集品(比較の為)45mm
二番目から
39mm
40mm
37mm
35mm
後日、友人Mさんに37mm、39mmを飼って頂くことにした。
せっかくの頂き物なので、採集仲間で其々飼うことになりました。
福島のMさん本当に有難うございました。
と言うわけで、思わぬところでオオクワゲット??