2001/06/23(土)

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睡眠不足で若干の疲れを残しながらも久々に爽やかな目覚めだった。

早速前日の成果を栃木のK氏、M氏に連絡。休日を利用して息子とその従兄弟が同行することになっっていたが、こちらの報告でK氏、M氏も同行することに決定。今日は休日とあって外灯を巡回する人の出も増えると予想して、4:30に西那須野IC近郊の集合となった。時間になってもM氏がこない。どうやら仕事の都合で遅れているらしい。小生と違って、大企業で偉くなっている人はなかなか大変なようだ。オット、K氏もそうだった。
まっ、いいか。
そうこうしているうちに・・・全員が揃って例のごとくガソリンを満タンにしてセブンイレブンだったかセーブオンで食料を調達して一路南会津へ。あわてて出かけた為、この日はデジカメが留守番していたのが残念だ。(写真は帰宅後に息子の従兄弟などに漁の分配をした後の写真となってしまった。)

到着後、日没を待ってまずは作戦会議。気温・天候とも良好とあって、面々の期待度は最高潮である。これまでの実績・風向きで取れる確率が比較的高い場所をK氏、M氏が担当。車での移動を放棄して外灯張り付き作戦とした。私はと云えば、とあえず小学生コンビを従えて少し離れた外灯群へ移動した。やがてゴールデンタイムに突入すると、ちらほらコクワ・アカアシ・ミヤマなどが飛来する。しかし、予想の通りで外灯ライバルが数人懐中電灯をもって遠くで下車して盛んに探し始める。休日の前夜は差し詰めクワガタバトルである。9:00頃今度は、地元の中学生などが参戦。1時間30分程度同じ場所で粘ってみるが、採集数が伸びないので場所を替えることにした。同行の小学生コンビはいつのまにかポケモンバトルに興じている。取れないと飽きが早いのも子供の特権か?

最初のポイントで見つけたミヤマ
ミヤマの産卵には数年失敗したので
「今年こそと」思い入れをこめて
ルアーケースヘ。








 

ポイント数ケ所を見ながら、M氏の待つポイントへ。
わりあいに広いポイントだが、外灯が一定の時間に消えてしまうため条件が良い日には張り付き戦術が有利な場合もある。未確認情報ながら、このポイントも某紙面で紹介されてしまった為に最近は特に多くの人が訪れるらしい。

やっとM氏の待つはずの場所に到着したが、どこにもM氏がいない。外灯のOFFタイマーが入る時間近くになって、どうやらあきらめてK氏の待つポイントに移動してしまったらしい。外灯には数は少なめだが羽蟻や蛾がが乱舞しており多少の風があることを除けば、条件は良い。早速ゲームボーイに熱が入っている二人を動員して、周辺を懐中電灯で探す。すぐさまコクワ♀を発見、暫くしてアカアシの♂を見つけた。さすがに子供二人を動員して、目の数が増えただけのことはあるかも知れない。アカアシを見つけた場所で暫く散策していると、背後で「ポトリ」と音がした。条件反射で六つの目玉で振り返る。「オオクワだ!!」子供たちが同時に叫ぶ「「んっ・・・。?」と私。子供二人に遅れて睡眠不足の縺れる足で近づくと、確かに背中にスジがある。「間違いない、オオクワだ、やったね。」

今、飛んできたばかりのオオクワ♀36mm
とはいっても、写真はあとで撮影(^^;)。
この大きさでも、アドレナリンが十分分泌していれば
少し離れた場所に落ちても、音で判る???。

(実はいつもわかるわけでは・・・。)
今回は取れたので、お許しを。




 

そうこうしているうちに、外灯が消えてしまう。と、そこに採集のたびにお会いする別のMさんの車が・・・。Mさんから、子供たちに大き目のヒメオオの♀を頂いた。先ほど取ったオオクワをお見せして、10分ほど立ち話をし、子供たち共々お礼を云ってKさんの待つ場所に移動した。果たしてMさんKさんの成果は?

Kさんのもとに到着。残念ながら、二人とも本命はなし。こちらの採集結果をお見せする。採集場所を伝えるとMさんが悔しがっていた。やっぱり採集は時の運。Mさんがあきらめて戻ってから、私たちがオオクワを発見するまでは、どうやら5分程度の差だったようだ。
子供をダシニ、Kさんからミヤマを頂く。本当はブリードのため私がほしがっていたのでした。

今年のミヤマ♀では、なかなかの大きさ。
あまり大きく見えないとすれば、それは私の指の
太さの為です。

 

 

 



時間も午前様となって一度見たポイントを含め見直しながら一気に山を下る。3:00近くなって西那須野町のセブンイレブンに車を止め、「Mさん、Kさん、お疲れ様でした。また、行きましょう。おやすみなさい」で解散!既に子供たちはぐっすり眠っている。あたりは徐々に明るくなってくる。

という訳でまさかの二日連続ゲット!!

「じゃん」

 

 

 

 

 


その他はこんな風にタッパーに押し込めてきた。