2005/8/15〜16

お盆休みを利用して、7/27に貰ってきた子犬の小屋を作る。
市販品を買うつもりで次女と出かけたまでは良かったが、いざペットショップに行ってみると
娘の気に入った外観の小屋が無く落胆した様子。
仕方なく、次のショップへ行ってみたが同じ事で
昨今では室内犬が多くなっている為か無愛想な小屋ばかりだった。
相談の結果適当に製作と云うことになったが雨漏り等の心配もあり
具体的な構想が思い浮かばない。
ましてや犬の事など研究不足でどれ位のサイズが必要なのかもわからない。

次にホームセンターに訪れてみたところペットコーナーがあるので念のため行って見るが
結果は同じだった。サイズは4種類程度あったので、凡そのサイズを頭に焼き付けた。

板材やら建材などのコーナーに行ってみたが構想も無いので
何を選定してよいものか判らず時間だけが過ぎてゆく。
やがて素材選びに悩んでいる私を尻目に娘がどこかに消えたと思ったら参考書を持ってやってきた。
DIYのテキスト本だった。中に一点だけ犬小屋が掲載されており形状だけ参考にする。
アバウトにサイズを決めて次の材料を購入して帰宅した。

素材:床板(スノコを除く)

針葉樹合板 12×910×1820 1枚 入り口・裏面
耐水合板 3×910×1820 2枚 側板(ドーム)
米松タルキ 32×35×1000 3本 長テ方向
米松タルキ 32×35×600 2本 短テ方向(間口)

その他:スリムスクリュー(木ネジ3タイプ25L*160本、41L*15本、75L*10本)
     丸ノコ、サンドペーパー、ペンキなど

手順概略

1. 間口の幅を決める。(タルキ600mmをそのまま。)
2. 奥行きの長さを決める(タルキ1000mm3本を800mmに切断)
3. 高さを決める(針葉樹合板12mmを半分の910角に切断)
 次いで天井のR加工を行う。板の中心線から蛾鋲で糸を固定して鉛筆などをでRを描く。
4. 出入り口も適宜Rを付けて穴加工する。サンドペーパーでバリを取る。
各部材が加工できたら・・・。

5. 600mm2本と800mm2本で四角いフレームを作成。(75mm木ネジを使用)
6. フレームと800mmタルキを立てて入り口・裏面の針葉樹合板(加工済み)を固定する。
  フレーム部は41mmを800mmタルキは41mmと75mmを併用して周り止めする。
 

 

7. 床板を合わせる。我が家では引越し前に使っていたスノコを流用した。
8. 屋根ドームの取付(最大の難所)
  雨除けを兼ねて入り口に幅910mmの余り部分を出すようにした。
  あらかじめ木工用接着剤を塗って
  天井のタルキの中央線と裏面のツラにベニア3mmの縁を合わせて木ネジ25mmで固定。
  針葉樹合板の接着面が剥がれない様、必ず下穴加工をする。(φ2.5ドリル使用) 

 

  針葉樹合板への固定はR加工部分では4から5cm間隔に木ネジ25mmを止める。
  直線部分では倍の間隔で可。
  固定後に裾をカンナやサンドペーパーで整える。
  裏面にはみ出した部分はカッターで整形すると良い。
  入り口に出ている部分に半端材を付けてソリを防止。
  此処にネームプレートを掛ける事にした。

9. 翌日、ボンドが乾いたら好みの塗装する。

 

10. 完成。