2002年11月9〜10日

2002スーパー耐久シリーズ第8戦「スーパーTEC」
photo by Y.I/K.H

 最終戦を前にシリーズ3位につけるBP ADVAN NSX。ポイント差は「8」だから、優勝すればシリーズ2位はいけるだろうが、高速コースの富士ではRX-7勢が速いはず。案の定予選では2.9秒も離されてのクラス5位だった。なお、ご覧の通り今回から(というか最終戦だぞ)カラーリングを一新した。 

 そして、決勝日。ピットウォーク終了直後に記念撮影を行なった。ところで、右に見えるマシンは・・・? うーん、カラーリングを変えた理由が・・・なるほどなるほど。

 スタートはいつものように玉本が務める。作戦的にはRX-7勢の2回ないしは3回というピットワークを考慮して、できれば1回、最悪でも最後に少しだけ給油ということで行くことになった。

 そして決勝がスタートした。ここで早くも波乱が。なんと、クラス1、2番手スタートだった#15号車と#9号車のRX-7が絡んでリタイアしたのだ。労せずしてクラス3番手にポジションを上げた玉本は、順調にラップを重ねる。その後#71号車がスローダウンして2番手に浮上。ライバルの脱落に助けられてはいるものの、序盤での2番手浮上は好都合だ。あとは隣にいる同じく燃費の良い#27M3が気になる存在だ。

 ところが、そのM3もトラブルで早々にリタイアしてしまう。こうなると、あとは#14号車との一騎打ちとなる。敵は1時間時点で30秒ほど前にいる。ピット作業の時間によっては優勝も夢ではない。ましてや#9号車がリタイアしたこともあり、8ポイント取ればシリーズ2位にはなる。結局2時間走ることは出来ず、64周走ったところで、小林にスイッチした。

 2時間時点で#14号車との差は50秒ほど。でも、敵はまだピットインが必要だ。もちろんこっちも必要だが、最小限のガス補給で済む。順調に周回を重ねていく小林。そんなとき#14号車がスローダウンしてピットに入ってきた。駆動系のトラブルのようだ。これで小林はクラストップに浮上。あとは自身のトラブルにだけ気をつければいい。残り1時間となった時点で後続との差はなんと7周もあるのだ。そこで、チームは最後はオーナーの古橋にステアリングを委ね、ゴールを目指した。

 古橋はマシンの状態を確認しつつ、慎重にNSXをゴールへと向かわせる。夕日が傾きかけた午後4時19分、チェッカーが降られ、BP ADVAN NSXは今季2度目のクラス優勝を達成すると同時に、シリーズ2位の座もゲットした。開幕戦を除いて参戦し続けた成果がやっとここに実を結んだのだ。

 表彰台中央で声援に応える、古橋・玉本・小林の3名。昨年はクラス1での参戦で辛かったが、本来のクラス3(もっとも2シーターということで特認ではあるのだが)になってようやく真価が発揮されたと言える。来季はなんらかのハンデキャップが課せられることになりそうだが、それもおかしな話だと思う。チャンピオンはRX-7なのだから・・・。

 表彰式を終えピットに戻ってきたところで、記念撮影だ。今季は第4戦のもてぎからRQに来てもらったりして、チームの雰囲気もグッと明るくなった。これも良い成績が収められた要因のひとつになっていると思うのだが・・・いかがでしょうか? 親分!
ということで、2003年もNSXで参戦しますので、応援よろしくお願いします。

2002スーパー耐久シリーズ第8戦 スーパーTEC
2002年11月9〜10日 富士スピードウエイ(4.400q)
天候:晴れ 参加台数:48台 決勝出走台数:45台
参加クラス:クラス3
ゼッケン/車名:83/BP ADVAN NSX
ドライバー:古橋 譲/玉本秀幸/小林正吾
予選結果:クラス5位 総合20位 タイム:1分40秒613
決勝結果:クラス優勝 総合7位 135周回
完走台数:30台
獲得ポイント=20点 シリーズ合計=91点/第2位