老紳士達の恐怖〜湯豆腐鍋編〜
2000年12月7日(木曜日)
昨日は上司に夕飯をおごってもらう。
(真実は、上司の晩酌に付合わされているだけらしいが、私はこう解釈するらしい。)と、言うわけで行き付けの居酒屋へ。ここは夜でも定食をやってくれるので重宝。
もちろん、一番高いヘレカツ定食を頼む私。・・・ホントはすき焼き鍋食べたかったけど、さすがに言えず。自分的には特に何事もなく上司の小言を聞きながら飯を食ったりしてたのだが。
何気に隣りの席に老紳士二人が居るのに気付く。別に珍しくはない。湯豆腐鍋を注文したらしい。しばらくして、当然のごとく鍋が運ばれてくる。ぐつぐつぐつ。
・・・なにやら、首を傾げる老紳士達。そして、おもむろに手をあげて、一言。「おーい。豆腐入ってないよ。」
・・・なるほど(謎)慌てふためく店員。「すぐに替わりを持ってまいりますぅぅ。」ってな感じ。
「その間、これでしゃぶしゃぶでもしておいて下さいいぃ。」と、生牡蠣を持って来る店員。あ。うらやましーなー。とか思いつつ見てると、即行鍋に放り込んで煮込む老紳士A。しゃぶしゃぶは?(謎)
さらにしばらくすると、店員が新しい鍋を持って来る。「これで勘弁して下さいぃぃぃ。」
慌てる老紳士B。「いやいや、もう、こちらにありますから。」
動じない老紳士A。「いや、せっかくですからいただきます。」・・・主導権は老紳士Aにあり(笑)鍋二つ・・・良いなあ・・・と思う私であった。
目の前で突然派手に咳き込む上司を見て、血。とか吐かないかなあと、心配(期待)してみる私は一体。