たけのこご飯の復讐(仮)

2000年3月3日(金)雛祭り&桃の節句&耳の日

 前回のたけのこご飯再び編を見たと、ある読者さんからご意見をいただきました。
 「唐揚げ弁当にたけのこご飯は邪道だ。」
 と、言う意見でしたが。唐揚げは白いご飯有ってこそ。そのごもっともな意見には、その時は私も納得したのだが。当然。私がそんなことでへこたれる訳が有りません(笑)
 その日の仕事も終わり、特に用事もないので、まっすぐ帰宅路。お腹も空いたので今日もほか弁だな。と、ほか弁へ向かう。(正式名称は「ほっかほっか亭」なのだが。ほか亭とは呼ばないのはなぜだろう。?)
 ん〜。ここはやっぱり・・・アレだな(にやり)
今度こそ、二度に渡る屈辱を晴らしてみせるわぁっ!!
 ってな訳で。おもむろにドアをがらがらっと手動で開けて意気揚揚と店内へ。(表現変)・・・あら。見たことないねーちゃん。新人か?・・・まぁよい。かわいいし(謎)「ご注文。お決まりでしたらお聞きしまぁすっ♪」と、いつも通りのご接待。よしよし。注文してあげよう。一度、店内を見まわし、「白いご飯をたけのこご飯に!」のちらしがまだ有ることを確認する。(←用心深くなってる)ふむ。万事OK。にやにやと怪しい笑顔をさらしつつ、笑いをこらえて注文する。
 「唐揚げ弁当。ご飯は、たけのこご飯で。」
 ・・・ふっ。決まった・・・。
 その後、おねーちゃんの、はい、承りました♪の台詞が当然、来ると思っていた。しかし、そのねーちゃんの次の一言の台詞は、私を驚愕の表情へと変えさせる。
 「・・・はぃ?」
 ( ̄□ ̄;)!!だめなのか!?またしても私に屈辱を味わせるのか!?
 「あ、唐揚げ弁当とたけのこご飯弁当ですか?」不審そうな顔で聞かれる。
 「いや・・・唐揚げご飯の白いご飯をたけのこご飯に・・・。ね」←だんだん小さい声。
 「えっと。たけのこご飯はたけのこご飯弁当になっておりますが・・・。」
←向こうも小さい声。
 「いや・・・でも・・・そこに出来るって・・・。」
さっきのチラシを指差す。
 「ん〜。」困惑する店員。
 ついに、裏に居る先輩店員にヘルプ信号。「・・・ご飯をたけのこご飯に出来るの?」「うん。出来るよ。」平然と答えられる。その後、振り向いたとき。そのおねーちゃんは満面の笑みで。
「はいっ♪承りましたっ♪」
・・・こいつは・・・。ちゃんと勉強しとけよ・・・。・・・でも。笑顔がかわいいから許す(笑)
 しばらく待った後、「特注」と名の付いた唐揚げ弁当たけのこご飯ヴぁージョンを手に帰宅する私の背中は堂々としていた・・・と思う。多分。きっと。
  追伸
   でも、やっぱり、意見もらったみたいに、唐揚げは白いご飯が一番だわ。うまいからいーけど(笑)

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