１９９９年１０月２８日（木）
どうやら、今週末にお友達がやってきて家に泊まるらしい・・・。と、言う事で今日は久しぶりにお部屋の大掃除をしてみる事にする。
まぁ、私の部屋なんぞ想像がつくとは思うが、ひどい荒れ様である(笑)
畳部屋で８畳有るのだが・・・畳が断片的にしか見えないほどらしい。まぁ、ゴミは捨てて・・・雑誌は片付けて・・・畳は固く絞った雑巾・・・っと。＜結構マメさって、床は結構奇麗になったなぁっと。・・・が。問題は、部屋の隅にある、机・・・。テレビと電気ポットが置いてあり、主に食事なんかに使うのだが・・・。はっきり言って無法地帯(笑)
食べ終わったカップラーメンのカップなんかが大量に散乱しているような状況。・・・うーむ。これはさすがに片付けないとまずいか・・・。なにげにテキパキ片付けてはいたのだが・・・。途中で何か違和感を感じる。ゴミの下にラーメンどんぶりが一個隠れていたのである。・・・どんぶりは使った後にはちゃんと食堂に返しているはずなのだが・・・。・・・恐ろしく嫌な予感がする。・・・恐る恐る、どんぶりの上にある、蓋代わりになっているゴミを持ち上げてみる・・・。と、同時に背筋に悪寒が走る。
・・・そう、まさしく目の前には生命の神秘が繰り広げられていたのであった・・・。
！！（￣□￣；）！！（；￣□￣）！！（；￣□￣；）！！
そこには、どんぶりに満たされた水面を覆い尽くすほどの、赤、青、緑の色鮮やかなモノが(笑)思わず、震える。うーむ。見事な・・・カビ。ですな。カビと言うよりすでにマリモ状態(笑)いや、笑いごとではない。うーむ。これは確か・・・。そうだ。随分前にインスタントヤキソバを作ったときに、お湯をこのどんぶりに捨てたのであった。その上にヤキソバのフタを置いたもんだから・・・今の今まで気付かなかったらしい。ふむ。反省。
さて、原因は判明したのだが(笑)・・・これ・・・どーするよ。直視しただけで寒気がするような代物。私には片付けられません。・・・そうだ、どうせ週末に友達が泊りに来るんだから、その時に片付けてもらうか・・・くす。
・・・などと邪悪な事を考えもしたのだが。片付けないと仕方ないよなぁ・・・。
でも、絶対触るのやだし・・・。考えた結果タオルでぐるぐる巻きにしてから持ち上げてみる事に。ふむ、気持ち悪いのには違いないがいくらかましか。さて、と。とりあえず向かったのはトイレ。一気に捨ててしまおう作戦にとりかかる。ふん。こんなもの、じゃばぁ。で終わりさっ。（ちょっと強気）さらば、生命の神秘よ。ごめんね。成仏してねっ。と、どんぶりを傾ける。・・・じゃばぁぁぁー。・・・（￣□￣；）！！
液体。落下。・・・が。生命の神秘はどんぶりに貼りついているらしくきれいに残る(笑)ぐはぁ・・・どーするよー。これ。とりあえず、この場は逃げるしかっ！こそこそと洗面所まで撤退。次の作戦にとりかかる。
とりあえず、流しちゃわないと・・・と、水道の真下にどんぶりをセット！えーい。水で洗い流し作戦！これなら、水の勢いで流れてくれるだろう・・・。
・・・じゃばぁぁぁー。・・・（￣□￣；）！！！！
生命の神秘。どんぶり内で浮く(笑)ゆーらゆら回遊する生命の神秘。だが、どんぶり内からは旅だつつもりはないらしい。水流に乗ってゆーらゆら。いやじゃぁー。手で触るのいやじゃぁぁぁ！！！きょろきょろと周りを見渡す。だ、誰か私を助けてくれぇぇぇぃっ！
・・・そこで、私の視線がぴたっととまる。・・・あそこにかけてあるのは・・・柄付きナイロンたわし。・・・ふふふ・・・こうなったら・・・手段は選ばんっ！（くわっ）
ついに禁断の武器を手にした私はそのたわしでどんぶり上を未だ回遊しつづける生命の神秘へ攻撃を仕向ける。おらおらおら。じゃぶじゃぶ。・・・どんぶりから流れ落ちる生命の神秘達。・・・ふっ。勝った・・・。と思いきや。排水口の網にひっかかり粘る生命の神秘達。トドメじゃぁっ！と言わんばかりにがしがし突きまくる(笑)・・・排水口の網が外れ、流れ込んで行く生命の神秘達・・・ふ・・・終わった・・・なにもかも・・・。
外れた網をたわしを使って直し、どんぶりにこびりついた生命の神秘のかけらを洗い落とす。そして、たわしの洗浄。びしゃあぁ。以上(笑)後は、一生懸命どんぶりを洗って、そぉーっと、食堂に置いておく(笑)大丈夫・・・だよな（大間違）
ふっ。すべては終わったのだ・・・。恐ろしい相手であった・・・。
すっきりして部屋に帰る私。・・・が、すでに第二の生命の神秘が成長を始めているとは・・・誰も知る余地はなかったのであった・・・（謎）
続く・・・かも