実は最近、読書が好きになってきました。
通勤途中で、満員電車の為に、本は読めないと勝手に思いこんでいたんだけど、姉に『え?読めるって』といわれたので、読み始めたのがきっかけです。
本当は活字は苦手なんだけどねぇ、、、(^_^;
でもね、私の中では、ちょっと宮部みゆきさんが、有名人なので(なぜかは本人にもわからない、、、)、1つ買ってみようと思ったのが最初で、読んでみると噂通り面白い♪
ということで、『宮部みゆき作品読破!』を目標に生きている毎日です☆
下を見てもらえばわかる通り、宮部さんの作品しかありません、、、(^^ゞ
それに、本を読まなかった人間なので、文章も下手だし、面白さが伝わらないことは十分承知してるけど、自己満足ですw
(点数があまいと思われる方、すいません勘弁してくださいっ(^-^;))
作成していて感じたんですけど、文章のつたなさは当然だったのですが、ネタばれをしないで文章書くのって無理があることに気づきましたよ、、、っていうかバレないように書くと、中身からっぽで、小学生の文章みたいだね☆(笑)
ということで、ネタバレ感想ページを今度つくることにするので、よろしくです♪

みなさんも、オススメの小説(宮部みゆきに限らず)がありましたら、教えてくださいねっ♪


タイトル 夢にも思わない
著者 宮部みゆき
出版社 中央公論新社 価格 648円
評価 ストーリー ★★★☆☆ 感動 ★★★☆☆
ミステリー ★★★☆☆ 若き恋 ★★★★★
オススメ度 ★★★★★★★☆☆☆  70点
コメント 秋の夜、下町に庭園での虫聞きの会で殺人事件が。殺されたのは、僕の同級生のクドウさんの従姉だった。被害者には少女売春組織とのかかわりがあったらしい。無責任な噂があとを絶たず、クドウさんも沈みがち。大好きな彼女のために、僕は親友の島崎と真相究明に乗り出した‥‥。中学生コンビの推理の行方は!?

この作品は、『今夜は眠れない』の続編になる話です。
なぜか、単行本の発売は、こちらが最初に発売されてます。何故でしょうねぇ〜。読んでみて感じたのですが、前回を読んでるほうがかなり楽しめます。
キャラの特徴も前回に知っているので、話に入りこみやすく、相変わらずの島崎君の頭脳明晰な部分には汗をかきますが、、、(^^ゞ
ストーリー的にはライトですが、前作に比べるとちょっと濃いものとなっています。
今回は中学生の小さな恋の物語も含んだものになってますねぇ〜♪
宮部さんに子供を主人公にさせて物語を描かせると、全体的にやわらかくて、やさしいイメージの作品に仕上がるように感じます(^-^
 
完読日:2001.11.19


タイトル 今夜は眠れない
著者 宮部みゆき
出版社 中央公論新社 価格 552円
評価 ストーリー ★★★☆☆ 感動 ★★★☆☆
ミステリー ★★★☆☆ カツ丼 ★★★★☆
オススメ度 ★★★★★★☆☆☆☆  65点
コメント 平凡な一家に突如暗雲が。『放浪の相場師』と呼ばれた男が、母さんに5億円を遺贈したのだ。見知らぬ人からの嫌がらせ、男と母さんの関係を疑う藤さんは家出。−相場師はなぜ母さんに大金を遺したのか?壊れかけの家族の絆を取り戻すため、僕は親友の島崎と、真相究明に乗り出した‥‥

これまで読んでいた宮部作品は、濃厚なストーリーだったので、それと比べると、内容がライトな作品だけに、すこし点数が下がってしまいました。

この2人のシリーズはこれが一作目で、もう一作品あります。それは来週からでも読みます(笑)
でも、これよんでいて、1つ思ったことは、、、、
『島崎君、あんた、中学1年生なの?怖すぎです』って思っちゃいました。
名探偵コ○ンじゃないんだから、ちょっと閃きすぎじゃないですかぁ?とか思っちゃったりして、、、ねw
 
完読日:2001.11.02


タイトル 魔術はささやく
著者 宮部みゆき
出版社 新潮社 価格 590円
評価 ストーリー ★★★★★ 感動 ★★★★☆
ミステリー ★★★★☆ 魔術 ★★★★★
オススメ度 ★★★★★★★★★☆  90点
コメント それぞれは社会面のありふれた記事だった。一人目はマンションの屋上から飛び降りた。二人目は地下鉄に飛び込んだ。そして三人目はタクシーの前に。何人たりとも相互の関連など想像し得べくもなく仕組まれた三つの死。さらに魔の手は4人目に伸びていた……。だが、逮捕されたタクシーの運転手の甥、守は知らず知らず事件の真相に迫っていたのだった。

3件の自殺事件を不審に思い、調べることを開始します。
人から人へと情報を得ていく中で、影にはある人物が、、、とそれは、、、と想像していたのに、さすがに宮部さん、良い意味で裏切ってくれます♪
クライマックスのシーンもいいですねぇ〜、『あぁ〜、いったいどうしちゃうんだろ』とハラハラしながら読んでいました。
最後のほうは、読むのが止められなくて、電車降り終わった後で、立ったまま読んでしまいましたよ
、、、(^-^;

完読日:2001.10.18


タイトル ステップファザー・ステップ
著者 宮部みゆき
出版社 講談社 価格 600円
評価 ストーリー ★★★★☆ 感動 ★★★★☆
ミステリー ★★★★☆ ハートフル ★★★★★
オススメ度 ★★★★★★★★☆☆  86点
コメント 中学生の双子の兄弟が済む家に落っこちてきたのは、なんとプロの泥棒だった。そして、一緒に暮らし始めた3人。まるで父子のような(!?)過程生活がスタートする。次々と起こる7つの事件に、ユーモアあふれる3人の会話。宮部みゆきがお贈りする、C.ライス『スイート・ホーム殺人事件』にも匹敵する大傑作!

はじめに言っておきましょう、緊迫したストーリーではないです。
全編で7つに構成されたショートストーリーでしたててあります。
読んだ感想として、『こんな小説もありだなぁ』と感じるほどに、心なごむお話です。
なんていったって、ここに登場する双子が可愛い♪ 設定では13歳のはずなのに、ちょっと幼いようにも感じますが、可愛いのでゆるします♪
脇役もいいですねぇ〜、『親父』最高です☆
連載作品として、ずっと続いていたらよかったのに〜と感じてしまって、読み終わるのが寂しくなる作品でした。

完読日:2001.10.07


タイトル 火車
著者 宮部みゆき
出版社 新潮文庫 価格 857円
評価 ストーリー ★★★★★ 感動 ★★★★☆
ミステリー ★★★★☆ カード地獄 ★★★★★
オススメ度 ★★★★★★★★★☆  95点
コメント 休暇中の刑事、本間俊介は遠縁男性に頼まれて彼の婚約者、関根彰子の行方を探すこととなった。自らの意思で失踪、しかも徹底的に足取りを消して ーなぜ彰子はそこまでして自分の存在をけさねばならなかったのか? いったい彼女は何者なのか? 謎を解く鍵は、カード会社の犠牲ともいうべき自己破産の凄惨な人生に隠されていた。

と、女性探しをする話です。
探している間に、徐々に謎が解けていきます。
この物語は、最後に犯人があらわれることで有名な作品なのですが、やはり見せ方がうまいです。 
ここでメインとなっている自己破産というものも、もしかしたら自分たちの身に振りかかってくることかもしれないと思うと、かなり考えさせられるものがありました。
読んでいるうちに思ったのですが、『さすが法律事務所出なんだなぁ〜』と関心してしまうほどにこと細かく説明してあるので、勉強にもなりました。
ストーリー、構成ともに文句ないので、宮部みゆき傑作作品の1つではないでしょうか?

完読日:2001.10.03


タイトル 我が隣人の犯罪
著者 宮部みゆき
出版社 文芸春秋 価格 448円
評価 ストーリー ★★★★☆ 感動 ★★★★★
ミステリー ★★☆☆☆ サボテン ★★★★☆
オススメ度 ★★★★★★★★★☆  82点
コメント 僕の名前は三田村誠。中学一年生。父さんと母さんと妹・智子の4人家族。両親の仕事の独立で「ラ・コーポ大町台」へ引っ越して来た。都心に近く、便利ないいところなんだけど、一つだけ問題が。それは、お隣さんのスピッツ。ものすごくうるさいんだ。家族皆がノイローゼに悩まされる中、僕はついに毅彦叔父さんとそのスピッツを誘拐することを決意した。

宮部みゆきさんの短編集です。
どれも、短編なのに、かなり濃厚なつくりになっていて面白かったです。
中でも、『サボテンの花』という題名の話しがあるのですが、これが非常によかったです。 どれくらいよかったかというと、、、うちには冷徹な姉がいます。彼女は全然感動というものをしないドライな人間なのです。 その彼女がこの話しを読んで、えらく感動してペラペラと感想を語っていました。 泣きそうにもなったらしいです(笑)
家族でそりゃ〜ビックリしましたよ(^^ゞ
ただ、どれも良い作品ですよ☆

完読日:2001.09.24


タイトル R.P.G
著者 宮部みゆき
出版社 集英社 価格 476円
評価 ストーリー ★★★★☆ 感動 ★★★☆☆
ミステリー ★★★★☆ 家族 ★★★★★
オススメ度 ★★★★★★★☆☆☆  78点
コメント ネット上の擬似家族の『お父さん』が刺殺された。 その3日前に絞殺された女性と遺留品が共通している。 合同操作の過程で、『模倣犯』の武上刑事と『クロスファイア』の石津刑事が再開し、2つの事件の謎に迫る。 家族の絆とは、癒しなのか? 呪縛なのか? 舞台劇のように、時間と空間を限定した長編現代ミステリー。

宮部さんの作品を読むのが2度目として、ちょっと期待しすぎたのかもしれません(^-^;
最終的に犯人が誰なのかを途中でわかってしまったのですが、やっぱりそこはストーリーの組むうまさなのでしょうか、全編を通しておもしろいと感じることができました。
読み終わって、『あぁ〜、なるほど、だからこういう題名なのねぇ』と関心してしまって、面白かったです。
長編とありますが、中篇といったところなので、ちょっと読んでみるにはちょうどいい長さかもしれませんね。

完読日:2001.09.17




タイトル スナーク狩り
著者 宮部みゆき
出版社 光文社 価格 619円
評価 ストーリー ★★★★★ 感動 ★★★★★
ミステリー ★★★★☆ ショットガン ★★★★★
オススメ度 ★★★★★★★★★☆  95点
コメント 元恋人の結婚式に散弾銃をもって現れた女性。関沼慶子。これは彼女が、自らの強い意志によって決めた行為だった。一方、ひょんなことから彼女が銃を所持していると知った織口邦男は、信念をかけた目的を遂げるため、銃の奪取を試みようとしていた。しかし、その銃は慶子によって特殊な細工が施されていたのだった。それは思いもよらいない細工だった。

宮部みゆきさんの作品を本格的に読んだのが初めてだったので私的気には衝撃的な作品でした。
多角度から物語りは展開していくのですが、これがハラハラどきどきなのです。この登場人物達も、いい人達ばかりなので、なんともやるせない気持ちでいっぱいになってしまいます。
ぜひ、読んでない方には読んでもらいたい作品でもあります。
機会があれば、ぜひ〜

完読日:2001.09.10