ビギナーの製作講習会に向けた
三端子レギュレーターIC(LM317T)を利用した3V〜12V(1A)の実験用電源をアイテンドーのKITを使って考えてみました。
低コストで見栄えも良くアダプター仕様で高電圧の配線がなく安全です。

 ↓秋月電子のACアダプター

   [AD-E150P120]

三端子レギュレーター(LM317T)使用の可変電圧安定化電源

ケース(タカチ YM−150 W*D*h=150*100*40)を使用してあらかじめ穴あけ及び部品取付をした状態にしておきます。

1.基板(アイテンドー AKIT−104)に部品の取付はんだ付けをします。

2.はんだ付け完成後は外観を確認して間違いがないか調べます。

3.電源入力ジャックから赤+と黒−の配線及びターミナル端子から(黒−)、トグルスイッチから(赤+)の配線をはんだ付けします。

4.ケースにボリュームを取り付けます。また絶縁シートをケースとLM317Tの間に挟んでポリカーボネートのネジでLM317Tを絶縁して固定します。

配線の確認ができたら、ボリュームの軸にツマミを差し込んでACアダプターのプラグを差し込んで動作確認をします。

動作確認が終わりましたらケースの蓋をネジで固定します。(完成)

電流が多く流れるような場合は、出力電圧を下げてLM317Tを保護するようになってしまいますが短絡(ショート)には耐えられず壊れてしまいますので、出力を短絡しないように注意してください。



  
  




はんだ付けに自信のある方は以下の改造(2線式から3線式に変更)で電圧計の下限電圧を下げることが出来ます。
デジタル電圧計 秋月電子[DE-2645]