50MHz帯リニアアンプ製作

DX362 構成:DX-362(4CX-350F相当)シングルのカソード接地方式リニアアンプ、入出力共にπマッチで50Ωにマッチングをとりました。
電力利得は、20db(3.5W入力で350W)出ます

前面の写真
左側より IP・ISg電流計、RF・EP・ESg電圧計、下はメーター切り替えスイッチです。
バーニヤダイアルは左からプレート同調・ロード調整、その右にIg(第一グリッド電流)検出ランプと+B(2000V)通電ランプ、下には入力同調回路のつまみです。

上蓋を外した内部の写真
左側の電源部は触ると危険なので、絶縁フィルムでカバーが、また真空管の部分もアルミのカバーをする構造としました。
プレート電圧 2,000V (専用高圧回路・非安定化)
第二グリッド電圧 320V(並列制御回路で安定化)

すべてのカバーを外した上部からの写真
上部の黒いものが、高電圧用のトランスフォーマー中央に横置きのセラミック4極管(DX-362)、左側の上部が高電圧回路及び低電圧の安定化回路です左側下部にメーター及び低電圧のトランスフォーマーが配置されています。右側は上部から同軸リレー、送風ファン、タイマー回路となっています。


背面の写真
左側の赤い部分が入出力のN型コネクター、中央の黒いターミナルは外部スタンバイコントロール及びALC制御出力用、また右側の黒い放熱板は、低電圧回路の安定化制御トランジスタの放熱用です。
これから製作にチャレンジされる方は感電に注意 !
DE JH1NDM