ナレーター 私のゆかいな家族をしょうかいします。
お母さんはやさしいけど、おこるとこわいんです。
母 〇〇さんお勉強は、終わったの?(そうじちゅう)
子 ま・だ。(ねそべっている)
母 へやのそうじはしたんでしょうね!?
子 ま・だ
母 ふろは?
子 ま・だ
母 はだがれてが!このわらす!ちゃっちゃどやるごどやれ!
(ほうきふりまわす)
(電話のベル)
子 お母さん電話だよ。
母 はい〇〜〇でございま〜す。オホホホ。さようでございま〜す。
では、ごめんくださいませ。
子 さようでございま〜す。
母 こりゃ、いいかげんにせよ!(子にげ、母おいかける。)
ナレーター おじいちゃんは耳が少し遠いんです。
若者 おんずさん、いい天気だなっす。(普通に)
おじいさん あっ?(手を耳に)
若者 いい天気だなっす。
おじいさん なぬすたって?このごろ耳きけねぐなってよぉ。
大きぃ声で言ってけろ!
若者 い・い・天・気・だ・な・っ・す。
(おじいさんうなずきながら聞く)
おじいさん い・い・ケ・ー・キ・食ったてが?うめがったべ?
若者 (くびをかしげながら)あ〜、うめがった、うめがった。
ナレーター お父さんは時々よっぱらって帰ってきます。
父 (ふらふらしながら)あ〜のんだ、のんだ。
ウエッ!・・・ただいまぁ〜
(母、おこった表情で出てくる)
父 あっ、母さん、た・だ・い・ま・か・え・り・ま・し・た、ウイッ、水!
(よった口調で)
母 あ〜、くせぇ、くせぇ。何時だと思ってんのこのよっぱらい!
父 おどごにはぁ、おどごのぉ、つぎあいってのがあるの!。
母 何回聞いだべ、そのセリフ。もは、つぎあってられね。寝る寝る !
父 水〜。
(母をおいかけて退場)
ナレーター おばあちゃんは時々おこづかいをくれます。
(こしをまげたしせいで)
おばぁちゃん 東京さ、いってらむすこけってくるがら、なすのつけもの
でもつけるが。
おっ、ちょうどいいつけもの石ある。よいしょっと!
(石落として腰を押さえて)あででででで〜。こすっこ、
いだぐした!(すわりこむ)
まご おばあちゃん、だいじょうぶ?ここいたいの?(こしをもむ)
おばぁちゃん ありがとや、だいぶいぐなった。なんたらめげぇまごだごど。
ひゃぐえんやるがらアイスでもかってけぇ。
(さいふから百円出す)
まご おばあちゃん、今はね、消費税というのがあって、百五円
ないとアイスは買えないんだよ。
おばぁちゃん あ〜、うんだったなぁ。(さいふをのぞく)
ありゃ、こめぇのねぇじゃあ。
まご じゃあ、これもらっとくね(千円を取る)ありがとう。(子にげる)
おばぁちゃん (こしをまげて、おいかけながら)こりゃ!こりゃ!
ナレーター お兄さんはいつも彼女とデートに出かけます。
兄 (かみをくしでなでている)。♪ガラスの少年時代が〜
母 〇〜〇、ちょっと手伝ってちょうだい?
兄 うっせっぇなぁ〜。超ムカツクんだよ〜
彼女 ピンポン! 〇〜〇いるぅ〜。
兄 うん、いるぅ〜。お母さま、ちょっと出かけてくるからね。
お手伝いは帰ってきてきてからね。じゃあね、バイビー・ママー 。
母 何がバイビー・ママーだ、もう帰ってこなくていいよ〜。
ナレーター 赤ちゃんはとってもかわいいです。
赤ちゃん (ハイハイしながら)バブ、バブ〜。
赤ちゃん (ヨチヨチ歩きしてころぶ)エ、エ、エ、ウェーン、
ウェーン、ウェーン
母 (だっこしながらミルクをやる、手にはガラガラ)オーよちよち。
赤ちゃん キャッ、キャッ、キャッ。(だっこされて退場)
ナレーター 次に家族のことを書いた作文を読みます。
(略)
出演者
ナレーター まご 母(複数可) 兄 子 彼女
若者 赤ちゃん おじいさん おばあさん 父