趣旨・・・準備や練習の要らない、かつ、子どもたちが楽し めるようなちょっとした指導法(教育効果などあまり考えず に気軽にできるもの)、誰でも1つや2つ持っているでしょう。 それを、紹介しあいませんか? 学習指導、学級指導、遊びなどジャンルは問いません。 もちろん、人から聞いたとか本に載っていたものでも結構です。 趣旨をご理解いただき、ご協力いただけたなら幸いです。 メールか掲示板で送っていただけたならうれしいです。 |
1.ドッジボールでボールを2個、3個使えば盛り上がる。(体育) *男女混合でやるときは、男子は転がしでやらせる。 |
2.社会の教科書や資料集で「ウォーりーをさがせ」のように人や 物などを見つけさせる(例「コカコーラの看板はどこ?、赤い帽子 をかぶった女の子」何でもよい)。見つけた子は教師に見せに来 る(社会)。 *もちろんページとかは言わない。 |
3.班ごとに新聞の売り出しのチラシを数種類わたし、「10品以上 でピッタリ10000円になるように買い物しなさい。」と言う。(社会) *選んだ物、金額は班の代表がノートとかに記入しておく。金額は 1000円とか100000円とか変えてもよい。 |
4.更紙を教師が適当に3角形に切って(3つ、4つ、5つ、6つ) それをパズルのように組み合わせて、元の長方形に戻す。(算数) *紙は表裏がわからないようにしておくとおもしろい。 |
5.プールの自由時間。子どもたちを持ち上げてボンボン水の中 に投げる。(教師もプールに入った状態)持ち上げられないような、 重い子はだっこして前に押し出してあげる(ウルトラマンのような格 好)。(体育) |
6.夜空の星をかくときは、絵の具のチューブ(昔からあるアルミ チューブ)でそのまま画用紙にポツポツとスタンプのようについて いく。黄、朱色、黄緑、白など混ぜるときれい。(図工) |
7.更紙を1枚渡し、「どうやってもいいから音をたくさん出しなさい。」 と言う(方法と音はノートに書かせる)。多い子で30通りくらい見つける。 (理科) |
8.実物は最高の教材である。算数の文章題を考えさせるとき、 本物のお金を使ってやったならバッチリ理解できたし、社会で 酒工場の学習をしたときは、本物の酒を数本教室に持ち込んだ。 (算数、社会) |
9.自画像を描かせる時は、鏡と子どもの顔をアップで撮った写真 を準備すれば、おどろくほどそっくりな似顔絵が描ける。(図工) |
10.班対抗のリレーは少なくとも2回は行う。1回目は普通に、2回目 以降はハンデ(スタート位置、バトンの数)をつけてやる。(体育) |
11. 教師の前では非常に緊張しやすい生徒と心を通わすのに 大切なこと。 ・ さりげない声がけ ・ 放課後や休み時間などお互い気が楽な時間の声がけ ・ 教室外での声がけ ・ 日記などで会話 ・ 小さなことでもほめてあげる ・ たまにしかないチャンスを逃さず話を聞いてあげる ・ 行事などその子が変容する瞬間を見逃さず、ほめたり、話しか けたる。 ・常に笑顔と「あなたとお話したいんだよ。」という情熱を忘れずに! こういう子ほど、距離がちょっとでも近づくと自分のそばに来るのは 早いですね。(生徒指導) |
12.ちんぷんかんぷな質問してくる子どもへの対応 質問の答えはズバリ一言で!しぶったりごまかしたりしないで。 その子が理解してようがしてまいが、次の段階に進む。 そして、皆の前で「質問する、質問できるということは話をきち んと聞いているからなんだよ。真剣に考えているからなんだね。」 とベタぼめする。いずれちんぷんかんぷんな質問は減るでしょう。 (生徒指導) |
13.障害を持っている子への対応 難しいことはありません。小さなお子さんと遊ぶようなことをしてあ げれば結構です。 その際気をつけることは、 ・笑顔を忘れずに、目を見ながらゆっくりと話しかけてください、 また、名前をできるだけたくさん呼んであげてください。 ・できるだけスキンシップをとってあげるようにしてください。 ・簡単なおやつやジュースで結構ですので、一緒に飲んだり食べたり してあげてください(食事なら、なおよいです)。 ・ご両親からその子の得意なことを聞いていて、それをやらせてみて 思いっきりほめてあげてください。 ・難しいと思いますが、よだれ、嘔吐物、大・小便に嫌悪感を示さな いようにしてあげてください。 ・いけないことをした場合は、はっきりと「いけない」と叱ってくだ さい。 ・てんかん、ぜんそくなどの発作がある場合は、応急処置ができるよう 先生や両親に聞いておいてください。 障害を持った子供は敏感ですし正直ですので、自分を嫌がっている人 には心を開いてくれません(表情、目でわかります)が、安心できる人 に対しては自分から話しかけてきたり、スキンシップを求めてきます。 (障害児指導) |
14.国語辞典を適当に開かせる。挿し絵1つで1点、2つで2点・・と いうようにして点数を競う。2人で野球のスコアを書いて対戦すると おもしろい。(いちおう、国語) |