<岩手弁の法則化>

 *其の五〜其の七は札幌の川原さんにご協力いただきました。

<岩手弁の法則化其の一>

 *形容詞の「〜い」を省略していうことが多い。話すときは1番

 最後の音を強く言う。

すっぺ(すっぱい)、しょっぺ(しょっぱい)、あめ(あまい)、

かれ(辛い)、にげ(にがい)、うめ(うまい)、まず(まずい)、

はっけ(冷たい)、あっつ(あつい)、さむ(さむい)、たげ(高い)、

やす(安い)、ひぐ(低い)、おっき(大きい)、ちいせ(小さい)、

かゆ(かゆい)、つれ(つらい)、いで(いたい)、おもせ(おもしろい

うるせ(うるさい)、あげぇ(赤い)、しれ(白い)、かで(かたい)、

やっけ(やわらかい)、はえ(早い)、おせ(遅い)、きたね(汚い

あぶね(危ない)、くせ(くさい)、なげ(長い)、みじけ(短い)、

つえ(強い)、よえ(弱い)、ふて(太い)、ほせ(細い)、いっぺ

いっぱい)、ぬれ(ぬるい)などなど

<岩手弁の法則化其の二>

 主に2つ目の音が、カ行、タ行の場合は濁点をつけて

 ガ行、ダ行になる。話すときは濁音を強く言う。

(例)いが(イカ)、たぎ(滝)、なぐ(泣く)、さげ(酒&鮭)、たご(タコ)

   かだな(刀)、うぢ(家)、くづ(靴)、たで(楯&立て)、そど(外)

   まだまだたくさんありますね。

<岩手弁の法則化其の三>

 「し」が「す」に「ち」が「つ」に聞こえる。話すときは口の形を

 ほとんど変えない。

 「獅子」、「煤」、「寿司」と「父」、「筒」、「土」の

 区別が聞いている方にはわからない。

 「お菓子」が「犯す」と聞こえたり、「ちなみに」が「津波に」

 と聞こえたりする。  

 これもまだまだたくさんありますね。

<岩手弁の法則化其の四>

 たった一音でわかってしまう言葉がある。 

 い(結構です) く(食べるだが語尾を上げると食べますか)

 け(食べろ) こ(おいで) せ(しなさい)

<岩手弁の法則化其の五>

 −語尾は濁音−

 語尾には濁音がつくことが多い。

 (・・・だ=・・・です)

 んだ(そうです)

 (・・・べ=・・・でしょう)

 来たべ(来たでしょう)、やったべ(やったでしょう)等

 (・・・が=・・・か?)

 んだが(そうですか)、来たが(来ましたか)

<岩手弁の法則化其の六>

 −名詞に(っこ)がつく−

 これはなぜかよく使います。

 犬っこ、はしっこ、わらしっこ、さげ(酒)っこ、お茶っこ・・等々

<岩手弁の法則化其の七>

 −(・・・さ=・・・に)−

 例:えさ、ける。

 これは餌をあげるでなく、家(え)に(さ)、帰る(ける)

 という意味です。