1.(山先やすおさん) 「体育・遊び」 いろんなボール(小さいものから大きいものまで)と、いろんなダンボール(いろんな形) とフラフープと、ありとあらゆるもの置いておいておく。 それだけで、子供たちが実にたくさんの遊びゲームを発明していきます。 今あるものを学ぶのではなくて、自分たちで作り上げていく楽しさ、ほんとにどんどん 広がってすごかったのを覚えてます。1年生の授業でした。 |
2.(渡辺進午さん) 「国語、理科、体育」 (1)田という漢字からどんな漢字が隠されているか。(少々こじつけでもよい。) (2)理科でデジカメを持たせて野外観察、そして簡単は発表会(気楽な感じの) (3)冬は福井でも寒いので体育の準備運動に「グリコ体操」 |
3.(南 恵之さん) 「図画・工作」 絵手紙「○○さんに心をあげよう」〜下手でいい下手がいい絵手紙〜 用意するもの モチーフとなるもの(身の回りの何でも良い EX果物) 墨 細い習字の筆 隈取り筆 絵の具 官製はがき 1.<墨で描く> A.モチーフを見ながら 太い線 細い線 を作りながら描きます。 大きくはみ出すくらいに、・・・はみ出しによって後の部分を想像させる :ひろがりをもたせる。 B.絵の脇に一言書く EX「ドングリも寒くて帽子をかぶっているのかな? 」 2.<着色> A.色水で描く。ただし、白い部分をわざと残す。 B.薄い色(色水より濃い)で描く。 C.筆で絵の具の跡が残る程度の濃さで描く。 3.<印> 消しゴムに自分の名前の一字でいいから入れて判とする。朱色の印が良 いようだ。 紙に□洋 等と濃いめの鉛筆で書く。裏返して消しゴムに転写。カッターナ イフで彫る。 絵の具や本物の朱で落款をする。 |
4.(平川秀徳さん) 「体育・遊び」 「ライン鬼」というのがあります。氷鬼をライン上でするものです。 具体的に書くと、体育館にある、コートのラインを利用して、 そのライン上でしか動けないルールにして鬼ごっこをします。 この鬼ごっこに、氷鬼のルールを入れて、つかまった人は、その ライン上で動けなくするのです。そうすると、そこは行き止まりになり、 通行止めとなります。 それを利用して、そこに追い込みながら何人つかまえられるかを 競う遊びですが、結構おもしろかったです。 |
5.(廣部 豪男 さん) 「生活指導」 教師の前で非常に緊張しやすい生徒と心を通わすのに大切なこと 3年ほど前に、生徒指導の講習会に出かけことがあります。 講師の方のお名前は、忘れてしまいましたが、心理学の専門家で した。 そのときに伺った話で、今も実践を心がけていることがあります。 それは、その生徒の心臓の後ろ辺りの背中にそっと手を当てると、 その子は安心するということです。 |
6.(古谷正和さん) 「体育」 体育の準備運動のときに、一枚の新聞紙をおもむろに取り出します。 子どもたちが今から何が始まるんだろうと呆気にとられている間に 、その新聞紙を人の形に切り取ります。(できるだけ大きく、手足も伸 び伸びとした状態に) 「今からこの新聞紙が動く通りに動きましょう。」と言って、人型に切り 取った新聞紙を動かします。 初めはラジオ体操のような動きから入って、だんだんいろんな動きに していきます。 みんなの体が動いて、心もリラックスできてきたら、人型に切り取った 新聞紙をヒラヒラと投げてみたり、くちゃくちゃに丸めたりします。(当 然子どもたちもこのまねをします。) 最後に破ってもおもしろいです。(のりのいい子なら、悲鳴をあげて倒 れる真似をします。) 一度にはいきませんが、たまにこういうことをすると子どもたちの身体 表現に対する気持ちの持ち方が、楽になっていきます。 体育の表現活動が苦手な子どもが多いクラスでどうぞ。 |
7.(野上 俊二さん) 「国語」 最近の漢字の辞書は、漢字の成り立ちについて書いてあって面白い。 辞書になれてきてからの話ですが・・・・ 自分の名前や、参観日なら父母の名前を辞書で引いて、 その漢字の成り立ち(偏や旁ではなくて)を調べる。 「正は、一(目標)と足。目標に向かってまっすぐに進むようす。」 「朗は良と月、良を調べると汚れのない穀物で、月と併せて 清らかで汚れのないこと。」(これは二回調べなきゃいけない) のように漢字の意味を調べて、画用紙に書いて発表する。 四年のときは、新出漢字を端から辞書を引いて、紙にまとめまし た。面白かったし、自習にも良いです。 |
8.竹島理雄さん ・正方形の紙を与えて折っていき、その折り目を考えさせる。(算数) ・「くさっても( )」などと、子供達に諺の勉強をさせる。(国語) ・長方形をそのまま少し倒して平行四辺形にすると、面積は どうなるか。(算数) |
9.阿部隆幸さん(社会) 社会科の市販のテストのいろいろなやりかた <その1> 教科書、資料集を見ながら、テストを解かせる。 教科書を無視した教え方をした場合、または、地域教材を取り上げて 単元を指導したために市販テストの内容を学習していない場合、テスト ができないことは当然ですよね。 それでも、買ったわけだから市販テストをやらせたい。 そんなときに、これ、使えます。 教科書、資料集を見ながら問題を解くわけですから、「知識(暗記とも いう)」を評価することはできませんが、あえて言うならば「資料活用能力」 を評価することができます。(*^_^*) <その2> 市販テストの図や資料を使わせて新聞をつくらせる もう、すっぱりとテストとして使うのをやめてしまいましょう。 市販テストはカラーの写真や図、資料がたくさん載っています。 それも、全員一人一人にそれを手渡すことができます。 ということで、その図、資料、写真などを切り取らせて、単元のまとめ の新聞作りの資料として使わせます。 こちらから、この資料とこの資料は必ず新聞に使ってください。という 課題を投げかければ、それだけで、子ども達の力をはかることもできます。 <その3> 班で協力して解かせる。 班を作って、テストを配付し、班で協力して解かせます。 競争させてもおもしろいかも。 学級の雰囲気によりますが、ノリのよい子がたくさんいる場合は、燃え ますよ。 |
早川さん(社会:歴史) 歴史上の人物は皆先生の友だちにする。 最初はしらけるけど、1ヶ月経つと恒例になります。 教科書にでないエピソードや、歴史上記録にある言動や行動など、 見聞きしたようにはなしてあげると、嘘とわかってても楽しく聞いてくれ ます。 「いやー、信ちゃん(信長)ったら、親父さんの葬式の時に、 親父さんの位牌に、線香を立てるところの灰をぶちまけたんだよね、 あれだけはやめろって言ったのに、人の言うこと聞かないんだから、、」 「長篠の戦いの時の鉄砲3段方式。あれ実は先生が教えてあげたんだ よ。」 「うっそだー!じゃ、先生今何歳?」「ん?23歳だよ」「計算合わないじ ゃん。」 結構楽しいです。子どもも私がたまに返答に詰まるのを楽しみに意地 悪な質問します。 「じゃ、信長の奥さんって美人だった?」 「なんで千利休と一緒に切腹しなかったの?」など。
(音楽) 鑑賞曲を聞くときに、主旋律(メロディ)の楽器を弾いてるまねをする。 弦楽四重奏「ます」の時は、バイオリンかチェロか、慣れないと聞き取れ ないので、結構効果的でした。 ちなみに音楽テストの時、学期の音をあてる問題で、チェロの音の時に バイオリンのまねをしたら、見事全員だまされてしまいました。 |