僕は、来年、高校に進学する。
子供でもなく、大人でもない、
少年という時代を…
これからの僕はどう生きるのだろう
僕はまだ、自らが何をしたいのか?
何をするべきなのか?
少しもわかっていない。
そう、歩むべき道すらわからないんだ。
昔の僕は、
何になりたかったのだろう?
最近、よく考える…
昔の僕から見て
今の僕は、想像通りの人生を
歩んでいるのだろうか?
そんなふうに心の中に
問いかける…
でも、その答えは、いつも決まって
闇の中だ。
時はうつろい…
記憶を薄れさせてしまったから…
そう…あの時、仲間と埋めた
タイムカプセルと一緒に
時計の針は止まったままだから