砂浜に打ち上げられたものは……

2002年11月14日のニュースで、「石川県の押水海岸にテレビ約200台が打ち上げられた」というニュースがありました。
以前に日本海沖を航行中の貨物船からコンテナが落ちたというニュースが流れていて、そのコンテナ10個のうち7個が流れ着きました。
これから紹介する写真は、翌日の15日早朝に撮影したものです。


コンテナ

場所は押水町から羽咋市にかけてある、千里浜なぎさドライブウェイです。
そのあたりに打ち上げられていたのは7個のうち、3個でした。
写真はそのうち1個のコンテナで、どういう理由かは分かりませんが、見事に潰れています。

潰れコンテナ

そのコンテナを別角度から撮ったのがこの写真です。
コンテナ同士でぶつかったのか、落ちるときに何かにぶつかったのか……。
こういうのを見ると、冬の日本海の恐ろしさが何となく分かります。

打ち上げられたテレビ

今回の本題がこの写真ですね。
この写真では分かりませんが、転がっているテレビの向こうにどこかのテレビ局の取材クルーがいます。
多分ですけど、これらのテレビは誰かが回収する前に1ヶ所に集めたんだと思います。
実際、この写真を撮影した後の午前8時30分から業者が回収するというニュースがありました。
そういうニュースがあったからこそ撮りに行ったんですが。

テレビ(別角度より)

この写真は、上の写真とは反対方向、取材クルーに背を向けて撮ったものです。
テレビで紹介されていたのはこのアングルのものがほとんどだったようです。
このアングルだと、一緒に打ち上げられたコンテナも見ることが出来ます。


以上、簡単に紹介しました。
本音を言えば、もう少しじっくりと撮影したかったんですが、
当日の気象条件が非常に悪く、強風に横殴りの雨、ついでに波しぶきが襲ってきていて、とても長居できる状況ではなかったです。

ちなみに、打ち上げられたテレビですが、三菱製の25インチフラットテレビでした。
海水に浸かって使い物にならないとはいえ、もったいないですね。
次は何が打ち上げられるのでしょうか?珍しいものが上がったらまたご紹介するかもしれません。

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