那智

4巻の、第一章〜和歌山の古道坂に登場する場所です。
当分行く予定はないんですが、ちょっと調べましたので久しぶりに作ってみます。


まず、舞台は和歌山県の那智勝浦町。海に面した温泉地、ということで私は覚えてます。
千葉にも勝浦という温泉地があるので混同しないように注意。(笑)


最寄り駅はJR紀勢本線の那智駅、紀伊天満駅、紀伊勝浦駅のいずれかですが、那智駅か、紀伊勝浦駅が熊野那智神社へのバスが出ていて便利そうです。
名古屋からは紀伊勝浦まで特急「ワイドビュー南紀」が、大阪方面からは特急「くろしお」「スーパーくろしお」「オーシャンアロー」が京都−新宮間を結んでいます。(くろしおは、一部白浜、南紀田辺止まりの編成もあり。なお、大阪駅は通りません。)
あと、川崎港から那智勝浦港までフェリーが出ています。
これは川崎と宮崎を結ぶマリンエキスプレスのフェリーで、その途中に寄る形のようです。
那智勝浦から川崎へは710発1750着と昼行便ですので、使い方に一考が必要ですが、川崎からだと夜行便となるので船内で1泊出来ます。


小説に「那智の滝」「那智大社」「大門坂」「大門坂茶屋」が出ていますが、これは言うまでもなく実在します。
先にも書いたようにバスが出てますので、行くのは問題ないと思います。

ときな達4人が泊まった白浜温泉の古賀の井ホテルも実在します。
値段的には以前私が行った鹿児島の城山観光ホテルより若干高めのようです。

で、最後に「古道坂」ですが、ヤフーで検索をかけても2件しか当たりません。
1件は坂物語りの小説の説明書きのページ(ネット販売のページだったかと)で、もう1件はこのサイトの掲示板の過去ログ。(苦笑)
従ってこの名前のものは実在しません。
ですが、「熊野古道の中」で、「熊野灘が見える」という条件でなら当てはまる場所があるようです。
その場所は「舟見峠」というそうです。
その峠から舟が見える(=海が見える)事から付いた名前だとか。
片道3時間かかるのかは行ってみないと分かりませんが、それくらいは見ておいて間違いなさそうです。


小説に関係がありそうな事について簡単に調べましたが、坂だけならば、まだまだあるみたいです。
那智から舟見峠まで行ってから更に進むと800mの標高差を6kmほどで下る「胴切坂」等、結構あるみたいですね。


個人的には観光誌を買ってきたりして、もう少し深く調べたいと思います。

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