いしきりざか
ishikiri−zaka
ときな達が金沢にやってくるきっかけになったのがこのW坂です。
W坂というのは通称で、本来は「石伐坂」と呼ばれています。
場所は寺町三丁目で、犀川に架かる桜橋の近くにあります。
W坂の名前の由来は小説にあるように、アルファベットの「W」を横倒しにしたように見えることから付いた名前です。
で、本来の名前である石伐坂の由来は、藩政時代には、坂の上に石工の職人町があったからです。
今では鉄製の柵や手すり、石の階段が整備され、昔の面影はありません。
石伐坂の別名はW坂の他に、清立寺坂、吹屋坂、くの字坂とも呼ばれます。
坂の下にある石碑です。W坂と桜坂の名前が刻まれています。
W坂の近くには、他に桜坂と新桜坂という坂があります。
名前の通り春には桜が咲き乱れ、訪れる人の目を楽しませてくれます。
W坂の坂の上と、坂の上にある展望台の写真です。
展望台からは犀川や片町などの中心市街地が見渡せます。
こんなかんじです。
桜が見頃の時期は犀川の堤に沿って桜が咲き誇ります。
最後に桜のW坂の写真を3枚。
これらの写真を撮ったときはほぼ満開で、花が散り始めていました。
桜の花びらが舞うW坂は本当に見事で、幻想的といっても過言ではありませんでした。
雪のW坂もいいですが、桜のW坂もいいものです。