エンタテインメントEXPO2002
NECインターチャネルステージイベント

エンタテインメントEXPO2002は、いろんなジャンルの企業が集まったイベントで、インターネットでも開催していたイベントです。
2002年4月20日と21日に、東京国際展示場(東京ビッグサイト)にて、ビッグサイト会場としてイベントが行われました。
このイベント内で、インチャネがステージイベントを行いましたので、紹介します。

まず、詳しい場所は、ビッグサイトの西館1ホールにて行われました。
そして日時ですが、20日(土)が16:00〜21:00、21日が10:00〜17:00までという少し変則的な開催でした。
20日については会社帰りの方も行けるように配慮されたものだと思いますが。
入場料は前売券が1000円、当日券が1200円でした。


グリーンの小さめの文章は管理人の行動について書かれています。
興味のない方は遠慮なく読み飛ばしちゃってください。

今回の東京入りも高速バスを利用しました。
ただ、開場が16時なのと、ぷららの優先入場券を持っていることもあったので急ぐ必要はありませんでした。
しかし、せっかくだったので、早い便を使って東京駅近辺をうろついて見ることにしました。
手始めは早朝の秋葉原を徘徊。20時過ぎの秋葉原みたいに人がいません。
そこから南下して東京駅までてくてくと歩いていきました。
東京駅丸の内口で少し一休みした後、東京国際フォーラムの写真を撮りにさらに南下。
本当はそこから国会議事堂やら警視庁やらを見て回ろうと思っていたんですが、ふとイベント開場であるビッグサイトの偵察を思いつき、八重洲口のバスターミナルへ転舵。
バスを選んだ理由は、都営バスに一度も乗ったことがなかったから。
都営バスに乗って思ったことは、「料金前払い制なんだ〜」でした。
東京テレポート行に乗って出発。バスの一番前の席に座り、初めて見る景色を30分間眺めてました。
で、8時50分頃にビッグサイト前に到着。
早速西館の方へ行ってみる…。
何?この人のまばらさは…。
数えること、一般待機列に6,7人ほど。9時の時点でこんなに少ないなんて…。
当然の事ながら、優先待機列には1人もいません。
…偵察に来ただけ損でした。(笑)
一度戻って秋葉原の店巡りをすることに決定。
バス停に戻りやってきたバスに乗り込む。
ここで行くときに乗ってきたバスだったって事はここだけの秘密です。(謎)
秋葉原に着いたのは9時50分頃。お目当ての店は10時開店なのでしばらく待って入店。
秋葉原を3,40分くらい歩いてから駅に戻り、今度はゆりかもめでビッグサイトへ。
ビッグサイトに着いたのが、偵察から2時間ほど経った11時すぎ。
さて、いっぱい並んでるかな〜、と思って見たら、こんな感じ。

優先待機列(屋外展示場) 一般待機列(屋外展示場)

11時頃の待機列の風景。右が一般待機列。左がぷらら優先待機列。寝てる…。(苦笑)

うう、まだまだ秋葉原で遊んでても良かった…。(泣)
今冷静に考えたら、9時で数人しかいなかった人が2時間経ったくらいでそう変わるわけもないですね。
私を含めても17人、優先待機列には誰もいなくて、私が並んでから最後尾看板を持った係員さんが現れたほど。
…お世話になります。(笑)
なお、最後尾看板を持つ係員さんの左に置いてある黒いかばんは私のです。
それからまったりとした時間が過ぎていきます。
日差しが暑かったので、係員さんに申し訳なく思いながらも、列を離れて隅っこに行ったりしてみました。
そして、観覧車やゆりかもめ、水上バスを眺めながらゆったりとした時間を…。
東京にこんな所があるなんてびっくり。(笑)
きっとコミケの時はここからは想像が付かないくらい騒々しいんでしょうね。まあ、実際に騒々しかったですけど。(苦笑)
12時頃になってから近くのマックに行ってマックリブセットを所望。持ち帰って食べてました。
13時になると、ぷららのファストパスを持った人がようやく現れる。
考えてみれば、パスを持っているのにこんなに早く並んでいる方がどう考えてもおかしいんですが。(^_^;
それからしばらくすると列の移動が始まり、屋内(アトリウム?)に連れて行かれる。
日差しからは解放されました。しかし、一般待機列も100人すら超えてない状態でした。

待機列(アトリウム)

14時頃の待機列の風景。一般待機列には6,70人の人が並んでます。左側に優先待機列。誰もいない…。

しばらく待機列でじっとしてましたが、たばこの臭いが漂ってきたため(目の前に喫煙所があった)逃げる。
途中、EXPOの赤い服を着た見覚えのある人が通る。あ、インチャネの人だ。(笑)
そのあとコスプレお姉さんやら何やらいろんな人が通る。
優先待機列にも徐々に人がやってくる。普通ならこういう時間にくるものですよね。(汗)
間もなく開場の16時。最終的な待機列の人数は、推定で一般待機列が300人、優先待機列が25人程度でした。
そして、開場。優先待機列から入場していきます。
優先待機列の一番前だった私は会場入りも当然1番。最近1番には縁がありますね。(苦笑)
ただ、イベントでの時間の使い方はヘボ。特に興味のある物販はなかったので。


一番興味があったインチャネのブース。試遊台にセンプレが無いか確認。
同窓会2にエリュシオンにBMゼロ、あとは何か。(忘れました)
全部で8台とファン感謝デーから見たら少な目。場所がないので仕方ないんですが。
で、センプレの試遊台は無し。…予想通り。(ニヤリ)

NECインターチャネル物販ブース

物販ブースの写真。右側に試遊台コーナーがありました。

物販は特に目新しいものはなく、センプレテレカも健在。(ステージの後、パンドラの夢のテレカが追加されました)
ただ、今回は買った人にインタールードのポスターを付けてくれるサービスを実施。
それで売り上げが伸びたのかは知る由もありません。


ではステージイベントの紹介へ。ステージは他の企業と共通の場所で行われました。
インチャネのステージは17:30から。
それまでのイベントのスケジュールが延びていたのでその時間に始まるか心配してましたが杞憂でした。
まずは、ステージの紹介をする女性が現れ、インチャネの新作発表会であることを告げる。
そのあと、発表会の司会の方を紹介しました。
「NECインターチャネルプロデューサー、多部田さんです、どうぞー!」
…「名物」、は付かないんですね…。

登場した後「土曜日のお忙しい中お越しいただきありがとうございます。」と挨拶。そのあと…、
「普段でしたら、きれいな声優さん、もしくは神谷浩史さんが立っているんですけど、本日、低予算につき、私がMCを務めさせていただきます。」
客席からは笑いが…。(笑)
そのあと、新作発表に入ります。基本的に大阪のファン感謝デーで公開した映像が主でした。

まずはブラックマトリクスゼロ。大阪で流されたものに、紹介アナウンスが付け加えられた映像が流されました。
このあと多部田さんの紹介が入ります。
「こちらの作品なんですけど、普段、当社が作品を発表しましてから、作品が発売されるまで、異常に時間がかかるんですけれども(会場内爆笑)、この作品、先月発表したにもかかわらず、もう出来てます。完成しました。」
ここで客席からどよめきと拍手が…。よほど珍しいことと捉えられていたんですね。(苦笑)
B/M2を発売した後に発表するつもりが、2の制作が遅れていた内に出来てしまったというエピソードを紹介。
発売は7月中旬とのこと。

次はインタールードで、映像は11月のファン感謝デーからのものを上映。
やはり、インチャネにしては順調に制作が進んでいる事を話し、9月頃には発売できると説明。
「メカのでてこないエヴァンゲリオンだと思っていただければ間違いないと思います。」とも説明がありました。

3つ目にセンプレが来ました。
「当社、センチメンタルグラフティという作品がありまして、それの最新作、センチメンタルプレリュードという作品をかなり前、皆さんが多分忘れているくらい前に発表致しましたけれども、淡々と作っております。
作っておりまして、このたび、無事にオープニングの映像ができあがって参りました。気合いは結構入っております。」

そのあとOPムービーが上映されます。
上映されたものは大阪で公開されたものと同じものでした。
その後の説明ですが…、
「(OPムービーが)コマ数でいきますと、多分業界最大ぐらいのOPムービーになっておりますが、今のところこのOPムービーを作って力尽きて……(会場/笑)、ません。大丈夫です。しっかりやってます。」
力尽きてって所で間を取ったのはウケを狙ったんでしょうか?実際ウケてましたけど。(苦笑)そのあと…、
「このセンチメンタルプレリュードなんですけど、まずドリームキャストで出しますんで、どんなに遅くてもドリキャスが滅んじゃったり、皆さんの手元で壊れちゃったりする前には出したいと思います。非常に気を長〜くして待っていていただければ必ず出しますので、よろしくお願いします。」
とのこと。残念ながら大阪の時に比べても情報は増えてません。

で、恐らく今回の目玉である新作タイトルの発表が最後にありました。
ここで、多部田さんがこれら(センプレなど)の作品をやっていてテンパっているといい、もう1人のプロデューサーを紹介。
高垣さん、というプロデューサーだそうです。
まずタイトルの機種について言及。 「さすがにインターチャネルとしても、今から作るとなるとですね、あんまり古いハードというわけにもいかないので、これからの最新鋭の機種を選択しました。」と切り出し、そのあと多部田さんが、
「というわけでゲームキューブで!」と言ったあと、高垣さんが、「皆さん、湯川専務のCMでおなじみのドリームキャストで、また行きたいと思います。」とのこと。
…まだ行きますか〜!(○□○|||

その後の多部田さんの台詞、
「つい先日、アルケミストさんが某タイトルを発表するときに、『うちが最後でしょう』と言ってましたけど、残念でした、うちが最後です。」
会場内大ウケでした。(笑)さらに高垣さんが追い込むように…、
「インターチャネルはどんどん、皆さんがや!と言うぐらいまではずーっとドリームキャストで行きたいと思いますので、よろしく応援おねがいします。」と。
…いや、ユーザーが、や!って言ったときが最期なんじゃあ?(苦笑)

で、多部田さんが高垣さんに向かい「でも、高垣君さあ、まだ、やるよ?」と言った後に、客席に向かい、「もうあと数タイトルドリキャスでやりますので!」とのこと。
…個人的にはセンプレが最後のDC発売タイトルにならないことを切に祈ります。

その後映像が流され、新作タイトルが「パンドラの夢」ということが明かされる。
タイトルが分かった人は笑ったりしてました。
で、ムービーの最後に「8月発売予定」と表示され、それを見た多部田さんが驚く。
多部田:8月とか書いてあったけど?
高垣:あ、書いてありました。
多部田:…本当?
高垣:あー、とりあえずですね、うちが〜、発売延期というのが大前提にありますので…(会場/笑)
多部田:(高垣さんの台詞を遮り)あの、すみません、こっから先、全然打ち合わせてませんから、生です。はい。
高垣:(続けて)8月ぐらいということで。
多部田:ぐらい?
高垣:はい。
多部田:じゃ、「ぐらい」って入れておけば…。
高垣:そうですね。
多部田:というわけで、8月「ぐらい」、だそうですが…、
(以下略)
という会話が展開されました。


以上でステージのレポートは終わりですが、問題発言がちらほらと…。(苦笑)
とにかく、センプレの方頑張って下さい。


おまけですが、終わりの方のステージにこのイベントのイメージソングを歌う前田愛さん(AiM)が立って、そのイメージソングとかを歌ってらっしゃいました。



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