NECインターチャネル通算7回目のファン感謝デーです。
今回は開催場所を大阪に移してのイベントとなりました。
開催場所は京橋駅に近い大阪ビジネスパーク内の、キャッスルタワービル(NEC関西ビル)1階ホールでした。
また日時は2002年3月3日の12:00〜15:00で、3時間だけとイベントとしてはかなり短かったです。
入場は無料で誰でも自由に入れるというものでした。
ここから下のグリーンの部分は、このイベントでの管理人の行動についての事を書きました。
興味のない方は読み飛ばしちゃってください。
開催場所は大阪で、管理人は石川在住です。この東京よりも近い微妙な距離がイベント参加の最大の問題でした。(苦笑)
今回のイベントの目的は、OPムービーを見ることが第一だったのですが、物販は頼まれたものがあっただけで優先度はそれほど高くなかった。
強いて言えば抽選会も目的にありました。しかし、本来ならなるべく早く並ぶ必要はありませんでした。
ところが、過去のイベント参加の経験から、「早く並ぶことに意義がある!」という訳の分からない思想に取り憑かれていたために、徹夜無しでいかにして早く並ぶか、というこれまた訳の分からないことに挑戦しました。
このことが、過去の参加イベントで最初の快挙を成し遂げることになるとはその時の私には思いも寄りませんでした。(笑)
金沢から大阪へ行く夜行列車や夜行バスは、かの七瀬優が乗った急行「きたぐに」しかありません。
しかし、金沢を3:13という真夜中に出発するという事と、大阪に6:48というイベント参加にしては遅い時間に着く、という2つの理由から却下。
幸い、大阪でやらないといけない仕事もあったため、前日に大阪入りして用事を済ませ、翌日早朝にホテルから歩いていくことに決定。
前日のことは割愛して、イベント当日。
ホテルの向かいの部屋があまりにも騒がしく、一睡もできないまま宿泊先のホテル(天満橋近く)から早朝4時頃出発。
ホテルからキャッスルタワービルまでは約2.5kmの距離。それを、始発電車が京橋に到着する4:48には到着するように歩く。
梅田と日本橋と本町と平野以外は滅多に大阪を歩かないので真っ暗ながらも楽しみながら歩いてました。
同時に、会場には何人ほど並んでいるか、ということを想像。
いままで早くに会場に着いても必ず並んでいたためそういうことを想像してました。
かくしてキャッスルタワービルに4:50頃に到着。
…………だ、誰もいない。(○□○|||
見事なまでの1番乗りでした。
あまりに見事すぎて、場所を間違えたのかと疑心暗鬼に陥ったくらいです。
そこから入口の前に陣取り、待機を開始。
あまりにも暇だったのでイベントに来る人とその時間を調べてました。(笑)
2人目−5:00 3人目−5:23 4人目−5:54 5、6人目−6:16 7、8、9人目−6:26
10、11人目−6:32 12人目−6:33 13、14人目−6:39 15人目−6:42 16人目−6:43……
7時までに来たのは私を含めて16人でした。
当日の気温は低く、コートを着ていたにもかかわらず寒かったです。
しかも、ビルの入口が西を向いていたため、午前中はずっと日陰で、かなりきついものがありました。
そのため、列を頻繁に離れて日向ぼっこをしていました。(苦笑)
待機列の様子です。例によって男性がほとんど、普通の人は恐らく寄りつかないでしょう。
…と思ったら、普通の人達(若いカップルから年輩の女性まで)が興味ありげに入口に貼ってあるイベントの張り紙を見に来るんです。
かなりの列が出来ているのを見て、何の催し物をやるのか興味を持ったのだと思いますが…。
見ていった人たちが列の最後尾に並ぶことはきっとなかったでしょう。(苦笑)
ではステージイベントの紹介に入ります。
今回は2部構成で、第1部が新作発表、第2部がみずいろの主題歌を歌った方を交えてのトーク&ライブショーでした。
ここではセンプレのOPムービーが公開された第1部を中心に紹介します。
今回の司会進行役は良く知らない女性。特に名乗ってなかったので司会進行のお姉さんとしておきます。
さて、そのお姉さんが最初に振った話題は…、
「朝も早くから並んでいただいていたようですが、何時から皆さん並んでらっしゃったんですか?」
…この時点では口を開くつもりはありませんでした。ところが、
「7時!」との声が…。
ここで、「甘い!」と思ってしまった私は思わず「5時!」と叫んでしまいました。(苦笑)
そのあと、5時だと電車が無いことに突っ込まれ、ホテルから直接歩いてきたことを告げると、遠いところから来たのか?と突っ込まれ、石川県と答えた次第。
我ながら恥ずかしいことをしたものです。
あるところでは、「5時から並んでいたという人や、遠くは石川県から来たという強者もいた。」なんて書いたところもありました。
…すみません、両方とも私なんです…。(苦笑)
ちなみに、他に遠くから来た人を聞いたら、香川や和歌山、という声が。
いや、香川は高松市からで250km、和歌山だと新宮市からで270kmと、金沢市の260kmと似たり寄ったりなんですけど…。
声が上がらなかった「東京」が出ていれば一番遠かったでしょう。550kmですからね。
それに比べれば石川なんて遠くないです。近くもないけど。
さて、新作タイトルの紹介のために、「あの方」が呼ばれました。
「NECインターチャネルの名物プロデューサー、多部田俊雄さんです、どうぞー!」
さわやかなテーマ曲と共に多部田さん登場。
ここで、「あ、悪役のテーマじゃないんだ…。」と思ったのは秘密です。(前回のイベント参照)
新作発表ですが、まずは制作の進行状況を、ということで紹介されていきました。
1つ目はエリュシオン。11月のファン感謝デーで流された映像を流し、開発の進捗状況を説明。
内容的にはかなりアブないと説明。コンシューマー移植不可能と言われていただけあってセガさんの倫理審査をまだ通ってない、とのこと。
出せるかどうかまだ全然分からないという話。なんというか…。(汗)
この時点では5月か、そのへんには出るとのこと。延びてますけど…。(レポート制作時で7月11日)
2つ目はインタールード。同じく前回流した映像を流し、その後に説明。
某ガ○ナックスの例のあれ、なんていうことを話題にあげていました。
開発コードがメカの出てこないアレ、だそうです。
これもインチャネの割には順調に進んでいるらしいですが…?
これは今年夏頃の発売、だそうです。
3つ目にセンチメンタルプレリュードが来ますが、ここで問題発言。
「あのー、すみません。趣味で、ゆっくり作っているタイトルが1作ありますが…」
趣味って何?趣味って?(笑)
そのあと、この大阪が本邦初公開、と告げて、映像を流し始めます。
まず、セピア色の映像が流れ、7人の子供の男女が、タイムカプセルを埋める映像が流れていきます。
続いてOPムービー。前回公開された主題歌と共に流れます。
そのあと説明が続きます。
「発表したのが確か2年ぐらい前だったと思うんですけど、ゆっくり、じっくり、作ってます。」
と、またも問題発言。続けて、
「非常に、センチメンタルグラフティが、あんな感じであんなだったですので、今回はそんな感じで非常にじっくり、丁寧に作っております。」
最後には、「完全に皆さんが忘れられない内に、出そうかなと。」「(DCが)無くなる前には間違いなく出しますんで、気を長〜くして、待っていてください。」
とのこと。で、司会のお姉さんの締めが…、
「期待度満点の恋愛アドベンチャーゲーム、センチメンタルプレリュードは、ドリキャスが無くなる前に、皆さんの記憶から消えてしまうまでには出るということなので、首を長〜くしてお待ちいただきたいと思います。」
ナイスな締めです。(苦笑)
では、新作タイトルの紹介に入りまして、フレンズです。ただし、PS版ではなくてPS2版。
気合いを入れてムービーやら何やらを作って、いざPSに入れると出なくなっちゃった、ということでPS2に変更です。
これも「忘れられる前に」出すそうですが、セガサターン版をやった人でも楽しめる内容とのこと。
2つ目はブラックマトリクスゼロ。ゲームボーイアドバンスでの発売です。
ブラックマトリクスの数百年も前の物語です。
これはインチャネにしては珍しく、もう完成したそうです。
発売も5月頃なんだそうです。
最後の紹介はPS2版「Air」です。
オープニングと思われる映像が流されます。
ここで発売日の話が出まして、今度は7月に出すとの話が出てましたが…。
最後にタイトルのRの意味について説明がありました。
意味は「Revenge」(リヴェンジ)なんだそうです。「復讐」ですね。
今を去ること3年前、ゲームショーを行っている最中に大阪でもゲームショーと同じ事をやったそうです。
そこで多部田さんがステージをやったそうですけど、来られた方が80人に対し、来たスタッフが100人という結果に…。
売る気満々でグッズを並べてもお客さんが80人…。
そのため、トラウマになっていたそうです。
ちなみに、80人という人数だったので、全員にサイン会をやったそうです。
これが最初のファン感謝デーだったんでしょうか?その辺は分かりませんが…。
管理人はその時、ゲームショーに行ってました。(苦笑)
バンプレストが目的だったんですが、大阪のイベントの存在すら知らなかったです。
以上でステージイベントの紹介を終わります。
第2部ではカナリアやみずいろの主題歌を歌った方(佐藤裕美さん、でしたっけ?)の生ライブがありました。
ですが、管理人は抽選会に並んでいたので曲は並びながらしか聞けませんでした。
抽選も今回は外れたし…。(泣)
物販は、インチャネとアルケミスト、テリオス、それとねこねこソフトもあったと思います。
センプレ関係は前回と同じテレカで、特に新作はありませんでした。
これはインチャネとアルケミストの物販ブースです。
喫茶コーナー、もしくはバーを利用しています。
ここではインチャネとアルケミストの商品をまとめて販売していました。
管理人はこれに気が付かず、もう一度並ぶ羽目になったために抽選会に並べず、失敗してしまいました。
マヌケですね。
最後の来場者数ですが、700人以上の来場者数だったそうです。
一応前回のリヴェンジは果たせたというわけですね。