NECインターチャネルファン感謝デー
ちょっとだけスペシャル2

NECインターチャネル通算6回目のファン感謝デーになります。前々回より1文字長くなりました。
開催場所は東京国際フォーラムの地下2階展示ホールで、過去2回のファン感謝デーと同じ場所。
また日時は2001年11月18日の13:00〜17:00で4時間だけのイベントとなりました。
入場券は前売りで、ローソンチケットで購入でき、1枚1050円でした。
今回の特典は特製トレカセットがもらえました。
内容は新作ゲームのイラストが使われたもので、2種類あったらしいです。
管理人はその内センプレのトレカ入りのものをゲットできました。


東京国際フォーラム全景

参考までに、東京国際フォーラムの写真です。
これは東京駅側から撮ったものです。


今回の紹介は6回目のファン感謝デーですが、5回目のファン感謝デーはどんなものだったか、ここで簡単に紹介します。

タイトルは「NECインターチャネルファン感謝デーほんとうにちょっとだけスペシャル」。(爆)
歴代のファン感謝デーで2番目(34文字)の長さです。
開催場所は秋葉原にあるヒロセビルというところで、抽選会場が第5電波ビルに用意されていました。
日時は2001年3月25日の日曜日でした。
イベント内容は、物販と抽選会、試遊台の展示とステージイベントがありました。
ステージイベントでは名物プロデューサー多部田氏と、満仲由紀子さんが出演し、新作タイトルの発表がされました。
発表タイトルはカナリア、センチメンタルグラフティ〜約束、インタールードなどでした。
インタールードは短い映像のみ流され、タイトルも今みたいなエヴァもどきではありませんでした。
このイベントでは一足早く約束の主題歌が公開され、抽選会ではその曲のCDが一部の人に当たりました。
CDはテレカ付きで、もらえた人は少なかったようですね。


では、本題に戻ります。
管理人は高速バスで東京に来たので、有楽町に到着したのは5時過ぎでした。
しかし、11月の寒い時期ということもあり、人数は20人弱と少な目。
労せず10番台に並ぶことが出来ました。
国際フォーラムのイベントは、7時か8時ぐらいまでは外で並び、その後は展示ホールの前で列を作ることになります。
待機列先頭(屋外) 待機列先頭(展示ホール前) 待機列後ろ側(展示ホール前)
待機列の風景です。割合は男が圧倒的優勢。(苦笑)女性はほとんど見かけません。
NECインターチャネルのイベントは大抵がこんな感じです。扱う作品が作品なだけに仕方ないんですが。


イベント内容はステージイベント、物販、抽選会、試遊台展示に加えて、今回は初めてコスプレが出来るという試みを行いました。
では、まずステージイベントについて紹介をしていきます。


ステージは3部構成。
第1部が新作発表で13:30から。第2部がKanonトークショーで14:30から。第3部がAirトークショーで15:30からでした。
司会進行はファン感謝デースペシャルのステージでも登場した神谷浩史さんが担当しました。


では第1部。まずは神谷さんの「インチャネといえば、この人!次々に話題のゲームを仕掛ける、こだわりのあの人にご登場いただきましょう!
NECインターチャネルの名物プロデューサー!多部田俊雄さんです、どうぞ!」との台詞の後、悪のテーマ(?)と共に多部田さん登場。(苦笑)
ちなみに、当日は朝までROMを焼いていて寝坊したため、会場入りが遅れたそうです。

新作発表はセンチメンタルプレリュードから始まります。
映像と共に初公開の主題歌が流れる、というものでした。主題歌の歌詞は別コーナーで紹介してあるのでそちらを。
映像には新キャラを含む16人のキャラが代わる代わる出てくるというもの。
ようやくの新キャラ発表となりました。
ここからは映像&主題歌が終わった後の会話内容を詳しく書き連ねます。

神谷:「はい、映像を見ていただきましたけれども。」
多部田:「はい。」
神谷:「去年発表した時には3キャラクターの発表でしたよね?ところが今、何人?」
多部田:「全部でですね17人出たと思いますけど、プラスαまだいます。」
神谷:「それは、言っちゃっていいんですか?」
多部田:「いやいやいや(笑)」
神谷:「計18人による…」
多部田:「結構いるんですよ。」
神谷:「結構いる?」
多部田:「あのー、何故時間がかかったのかというと、ほとんどキャラの創作の時間だったような気も、致しますが。」
神谷:「どういうことですか?(笑)」
多部田:「ちなみに、今かかりました曲も一応本邦初公開で…。」
神谷:「あー、そうですよね。曲がどなたがおやりになったんですか?」
多部田:「堀江さんを始めとする最初の3キャラクターのキャラクターボイスをあてる声優さんが歌われてますけれども。」
神谷:「これも今日初めて発表ということで。」
多部田:「あのー、ミックスダウンする前はどうなるかと思いましたけど、いい曲ですね。」
神谷:「でですね、センチメンタルプレリュード、まだ全然内容が、ドリームキャストで出て、ていうことしか発表ないんですけれども。」
多部田:「そうですね。」
神谷:「これ、どういうゲームになるんでしょうかね?」
多部田:「既にリリースされているのは、古都鎌倉を舞台にしたもの物語、なんですけど、今のネタばれの映像で、綾崎という名字が3キャラクターほどいらっしゃったと思うんですけれども。」
神谷:「いらっしゃった、はい。(笑)」
多部田:「え〜、そんな感じの物語です。」
神谷:「どんな!(笑)わかんないっすよ!どんな感じの物語なんですか?」
多部田:「あとはですね、基本的に中学3年生と高校1年生の物語ですので。」
神谷:「中学3年生と、高校1年生?」
「それはその、時期的に中学3年生から高校1年生に上がるまでの間?それとも、主人公が2人いる?」

多部田:「いやいやいや。主人公が高1で始まって、中3のキャラクターもいて、丸々1年のゲームですので、やがて、中学の子達が高校に入ってくる。」
神谷:「あー、なるほど。下の子にも手を付けられるということですね。」
多部田:「いやいやいや。(笑)全年齢ですからね。」
神谷:「で、綾崎がらみに突っ込んでいってもいいですか?」
多部田:「どうぞ。」
神谷:「前作の綾崎若菜と関わりがある人物なんでしょうか?」
多部田:「いとこです。」
神谷:「おー、いとこ…。(会場に向かって)ちなみに、綾崎若菜ファンの人?」
会場でまばらに上がる手。
神谷:「ひとり、ふたり、さ…、結構…、あー、少ないねぇ…。」
「みんな愛はないのか!」
(会場内爆笑)
「ってことは、前作のキャラと、世界観は共通している?」
多部田:「そうですね。でも、時間は若干違います。」
神谷:「時間は違う?」
多部田:「詳しくは語れませんけれども」
神谷:「(前作の)前か後ろかとかいう問題でもないし、もしかしたら同時間軸かもしれない…。」
多部田:「お楽しみに。」
神谷:「で、前作のキャラとのからみという話をみんな聞きたいと思うんですよ。その辺って、聞いたらヤバいですか?」
多部田:「いえ、一応、用意してます。」
神谷:「用意している?」
多部田:「間に合えば。」
神谷:「間に合えば!?どういうことだ?(笑)」
「間に合わなかったら入れられないかもしれない?」

多部田:「いや、極力。」
神谷:「極力入れる方向で?(笑)」
「微妙な言い回しですね。皆さん騙されてますよ、これみんな。」
「ちゃんと、この辺突っ込んでおいた方がいいかな?」
「それは、入れる方向性で今動いているんですよね?」

多部田:「そうですね。」
神谷:「じゃあ入れていきましょう。」
多部田:「そうですね、出来る限り。」
神谷:「(笑)プロデューサーとは思えない口振りですね。」
多部田:「あの、フレキシブルに。」
神谷:「それはどういう意味ですか?」
多部田:「いきあたりばったり。」
神谷:「まあ、いい言い方ですね。(笑)」
「今回は、幼なじみが帰ってくるところからお話がスタートすると。これは主人公の幼なじみが?それとも主人公が幼なじみか?」

多部田:「主人公の幼なじみが7年ぶりに鎌倉に帰ってくる。そこから始まる物語ですね。」
神谷:「そこから語られる1年間の物語ということですね。」
「これはちなみにいつ頃の発売を予定しているんでしょうか?」

多部田:「台本に書いてなかったこと聞きますね。」
神谷:「はい、ちょっと聞いていこうかなと思って。」
多部田:「あの、極力、早めに…。」
神谷:「極力!?早めに!?それはいつとかっていうのは今度は言わないんですか?」
多部田:「あのー、来年の早い内に…。」
神谷:「(笑いながら)来年の早い内にって。今年度じゃなくって、来年度ぐらいに入っちゃうかもしれない?」
多部田:「あー、まあ頑張ります。」
神谷:「あんまりここで言っちゃうと…、」
多部田:「そうです、また坊主…。」
神谷:「2年前の二の舞になりますからね。坊主姿になることも、また一興ですけれども…。(笑)」
「センチメンタルプレリュード、非常に楽しみですね。」
「というわけで、そろそろ次のタイトルに移りたいと思いますが。」

多部田:「あの、もう1点。」
神谷:「はい、なんでしょう?」
多部田:「神谷さんに、1キャラクター持っていただくことになると思いますので。」
神谷:「マジッスか?今、写ってました?」
多部田:「いや、特に。どうでしょう?わははは。」
神谷:「いや、どうでしょうじゃなくて。」
多部田:「4人目の発表声優と言うことでよろしくお願いします。」
神谷:「あ、よろしくお願いします、頑張ります。」
「あの、皆さん知らないと思うんですけど多分司会のお兄さんだと思ってるでしょうけど、一応僕声優なんですよ。」
「がんばってキャラの声を当てていきます。」

多部田:「よろしくお願いします。」
神谷:「よろしくお願いします。業務連絡ですね。(笑)」

以上、センプレ関係の話でした。

続いて他の新作タイトルを簡単に紹介していきます。
まずは、パラレルノベル「インタールード」。新作映像が紹介されました。
今回プラットフォームが発表されました。ドリキャス。(笑)
例のロゴも今回発表されました。スタッフがエヴァと同じ人がいる為もあるそうです。
このソフトの発売日も「来年の早い内に」だそうです。
あと、「ドリキャスが無くならない内に」とも言ってました。

次に同窓会2again&refrainです。同じくドリキャス。
同窓会のagainとrefrainをくっつけたものです。
ちなみに、ここではPS版フレンズにも突っ込まれてまして、PSが無くなる前に、とのコメントを残してました。

4つ目がエリュシオンですね。もちろんドリキャス。
詳しい説明は控えます。発売は2002年とのこと。

5つ目がみずいろ。やっぱりドリキャス。
このレポートを作成しているときにはとっくに発売されてますが、一応入れておきます。
これは一番早く出るとのこと。(実際に早く出たんですが)
何故かというと、多部田氏のプロデュース作品ではないから、とのこと。(笑)

新作発表は以上でした。なんだかデンジャラスな発言が多かった発表会でした。(苦笑)


続いて第2部はKanonのトークショーでした。
参加した声優は川上とも子さん、國府田マリ子さん、田村ゆかりさんの3人でした。
約束や雪をテーマにしてのトークショーが展開。
すぐに脱線するトークが面白かったです。
さらに、PS2版Kanonのキャストを巡って再び多部田プロデューサーが登場。これは本人も予期してなかったようで…。
例によって悪のテーマと共に登場。
キャストは結局変わらないと言うことで決着しましたが、「追加要素ねえし。」との台詞に対するブーイングが凄まじかったです。


最後の第3部はAirのトークショーでしたが、そのまえの神谷さんのアナウンスが笑えました。
「本日は、NECインターチャネルファン感謝デーちょっとだけすぺさる2にお越しくだちゃいまして……………、お越しくださいまして、誠にありがとうございます。
間もなく、こちらのステージにて、Airトークショーが行われます。
どうぞ皆様、ステージ前にお集まりくだちゃい!」

もう、会場大爆笑。

そのあとのステージ冒頭での台詞はこんなんでした。
「えー、3回目にして、影アナウンスをとちるという…。もう、年ですね。
実は、昨日一昨日とですね、とある番組の打ち上げで温泉に行っておりまして、飲めないのに酒をしこたま飲んでですね、一睡もしていないという状態でここに来ております。
疲れが取れない。年ですね。」
とのことでした。

では、トークショーの参加声優さんですが、川上とも子さん、岡本麻美さん、柚木涼香さんの3人で進みました。
こちらはキャラクターとの共通点の話や収録時のエピソードが話題に上がっていました。
今回のこだわりとして、大阪まで行って収録するということがあったためです。大阪には製作会社のkeyがあるため、スタッフと連携が取りやすい為だとか。
その大阪での収録中のエピソードで、岡本麻美さんの収録時に怪現象が起きた話などもありました。
なお、Airのゲーム中で多部田さんが「やっほう!国崎最高!」というところで声を当てているそうです。
ステージイベントは以上で終わりです。


物販はインチャネの他、アルケミスト、ムービック、ソフトバンク、テリオスが出展。
NECインターチャネル アルケミスト
ムービック ソフトバンク
インチャネブースではセンプレのテレカが発売されました。
甲斐さんのイラストで、真ん中にあゆみ、左に藍子、右にさおりを配したデザインです。
イラスト自体は既に発表されているもので、目新しいものではありません。
他には、アルケミストのねこ缶(でしたっけ?)が好評のようでしたね。

そのアルケミストブースでは、購入者にセンチのTシャツをプレゼントする、というサービスをやっておりました。
恐らくセンチ関連は最後だと思ったんでしょうね。
購入毎に1枚プレゼントしていたみたいですが、ステージイベントが終わった残り30分、出血大サービスといわんばかりに購入者1回につき2枚プレゼントし始めました。
これで管理人は沢渡ほのかと星野明日香を各2枚ゲットしました。


続いて毎度盛り上がる抽選会ですが、今回の商品は特製テレカ、Kanon,AirTシャツ、お楽しみテレカセット、ポスターというラインナップ。
管理人は数度に渡る攻撃(?)の末、特製テレカを1枚いただきました。
特製テレカの絵柄はみずいろのものでした。
センプレのものだったら良かったんですが、センプレの特製テレカについては確認していません。
もしセンプレのテレカが出ていたらみずいろのと交換して欲しいな〜、なんて思わなくもないんですが。(苦笑)
抽選会会場
抽選会会場の写真です。もう終わり頃だったのでインチャネのスタッフの方々が会議(?)中の模様。
抽選会の終わり頃には景品が品薄になったにも関わらず抽選券を持つ人が少なくなかったため、アルケミストからセンチTシャツをもらって、それを景品に当てたとかどうとか。


さて、今回注目度ナンバー1(?)のコスプレですが、この写真をご覧ください。
コスプレ撮影コーナー
コスプレの写真撮影コーナーです。
あくまで管理人の話ですけど、コスプレをした人って1人も見かけませんでした。(笑)
イベント的に男性が圧倒的に多いこのイベント、女性はいないと言っていいほどの割合でした。
これじゃあ、進んでコスプレする人なんていませんよね。
ちゃんと、特設の更衣室まで作っていたのに徒労に終わった感が…。
なお、ここでみずいろのポスター無料配布、というアナウンスが流れた途端、怒涛のように押し寄せる男性達の姿が印象的でした。


最後に、今回のファン感謝デーの来場者数は…、忘れました。
一応1000〜2000人以上は来ていたと思うんですが、記憶が曖昧なので忘れてしまいました。
前々回のファン感謝デー(3000人以上)に比べると少ない感じは受けました。



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