魔法の性奴隷の性奴隷
ひみつのまいちゃん |
K.O.F.’96編(←もうどうでもいいや、以後省略)
「やまとなでしこのひみつ」
ちづる「ベッドでッ・・・」
舞「勝負よッ!!」
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ピチャッ・・・ピチャ・・・ピチャ・・・ピチャ・・・
薄暗い部屋の中に湿った音だけが絶え間なく響いている。
そして時折それに混じって聞こえてくるかすかな声、それは女性が快感にあえぎ、思わず漏らす甘い嬌声。
そう、部屋の片隅に置かれたベッドの上では、二人の美しい女性、舞とちづるが全裸で絡み合っていた。
高く尻を上げ、四つん這いになった舞の股間には、ちづるがピッタリと顔をうずめ、溢れる愛液をむさぼっている。
「ン、ふむっ、ン・・・あうっ・・・い、いや・・・あん」
既に舞の秘所は激しく飛沫をほとばしらせ、ちづるの顔をべたべたに汚している。
「ん・・・ふうー、はあ、はあ、・・・・フフフ、口ほどにもないわねえ?」
「最初の威勢は一体どこにいっちゃったのかしら。ネェ、ま・い・さんっ?」
ゆっくりと顔を上げたちづるは舞の耳元に顔を寄せ、意地悪く囁きかける。
「うっ・・・ク・・・、こ・・・こんっ、なはずじゃ、あっ、ハッ、ふわあああああんん!」
上気した顔をゆがめつつ必死に絞り出した舞の答えは、
突然クリトリスをつまんだちづるの指によってあえなくかき消されてしまった・・・。
舞もそれなりの自信を持って勝負に挑んだものの、ちづるの性技は予想を遙かに超えるものであった。
それまで余程の経験を積んできたのか、ちづるはまるで最初から知っていたかのように、
舞の弱点を短時間で探り当て、集中的に責めてくる。ねちっこい愛撫は一度狙ったポイントを決してはずさない。
当初、ある程度軽い気持ちで勝負を受けた舞であったが、そのわずかな油断は文字通り彼女の命取りとなった。
やけにこわばった表情と遊びのない愛撫、ちづるの責めにはなにやら理不尽な執念が感じ取れる。
ただならぬ雰囲気に、舞の本能が激しく警鐘を鳴らし始める。
(変だわ・・・。この人の愛し方は普通じゃない!)
(よくわからないけど、このままこの人に身を任せていたら、取り返しの付かないことになるような気がするッ!)
しかし異常な状況を察したころには、もう遅かった。勝負が始まってまだいくばくも経っていないにも関わらず、
舞はちづるのテクニックの前に防戦一方に追い込まれるという状態に陥ってしまっていたのである。
既に舞の責め手は完全に止まり、蓄積され続ける高ぶりに、肉体の陥落はもはや時間の問題であった。
ちづるが何か良からぬ事を企み、そのために舞を快楽によって屈服させようとしているのは明白だった。
しかし、彼女の真意も目的もさっぱりわからない。舞はこのちづるという女性に底知れぬ畏怖を感じ始めていた。
ちづるの愛撫は、けして荒々しいものではない。しかし同性である彼女はちゃんと女の弱点を突いてくる。
固く張りつめた巨大なバストを丹念に揉みしだき、濡れそぼった秘所を大胆にしゃぶり回す。
そうして舞の性感を高めたかと思えば、激しく唇を奪ってはねっとりと舌を絡みつかせ、思考力を奪いに来る。
キングとユリに仕込まれ、SMをはじめとする特殊なプレイにはそれなりの耐性を身につけている舞だったが、
実はこうした普通の責め方でじっくり愛された経験は少ない。巧みなちづるに翻弄されるのも無理はなかった。
こうした責めを延々繰り返された結果、汗ばんだ全身はジーンと熱く痺れ、頭の中は朦朧として自由に働かない。
それでも確実に躰を蝕む甘い痺れに耐え、舞は全身に力を込めて最後の抵抗を試みる。
極限状態の舞を支えているのは最愛の存在であるキングにほかならなかった。
(負けるわけにはいかないッ。あたしは身も心もキングお姉さまに捧げたのだから・・・。)
(そう、この躰は既にお姉さまのモノ。)
(こんな人に好き勝手に弄ばれたままでは、お姉さまに申し訳が立たない・・・。)
「・・・ふう、ふう、・・・クッ、が、頑張るじゃない。」
一方、クールな表情こそ崩さないものの、ちづるにも徐々にいらだちが生じていた。
あらかじめ調査してあった舞の弱点を徹底的に責め、完全に攻勢のペースをつかんだものの、
なかなか相手を屈服させるまでには至らない。事実、ちづるの的確な責めの前に、
舞の身体は凄まじい反応を見せ、秘所からはおびただしい愛液を垂れ流している。
・・・にも関わらず、舞は固く目を閉じ、身をすくめ、燃え上がる性感に必死に抗っている。
ある程度ちづる自身も予想していたとは言え、この粘りと精神力は驚異的であった。
(やはり舞さんの中で、キングさんへの忠誠心は絶対的ね。)
(舞さんは、自らの心の中のキングさんにすがりつくことで、最後の自制心を保ち続けているんだわ。)
(フフフ、でもね・・・、女の躰には意志の力じゃどうにもならない場所ってものがあるものなのよ。)
(わたしがこれからゆっくりと教えてあげるわね、舞さん・・・)
もともとこの勝負に持ち込む前に、ちづるは念入りな準備を施していた。世界有数の大財閥、神楽コンツェルン。
その若き総帥たるちづるは、財閥の優れた情報網と、次期KOF大会主催者としての権限をフルに駆使して、
「女性格闘家チーム」についての情報を徹底的に調査させていた。
彼女たちを率いるリーダー、キング。彼女こそがちづるのターゲット、固く復讐を誓った宿敵なのである。
え、じゃあオロチは・・・?
「ン、そんなのどうでもいいのよ!別にわたし恨んでないし・・・。理由なら後で分かるわ。」
・・・だそうである。
ということで、彼女は「打倒オロチ」・・・ではなくって、「打倒キング」の野望を果たすため、
KOFの開催をもくろんだのである(ということにしといて下さい)。
女性格闘家チーム、それはちづるにとっても決して気を抜くことの許されない強敵である。
キング、ユリ、舞、それぞれメンバー個々の実力が優れているのはもちろん、
真に恐るべきは大会参加チームでも随一とされる鉄壁のチームワークである。
一方、そのひねくれまくった性格のため、友達なんか一人もいないちづる。
「コラ、また変なナレーション入れてェ〜!誤解を受ける表現はやめなさいってばッ!」
「今回は本番の最中でも容赦なくツッコミ入れさせてもらうんだからね。さっ、ちゃんと言い直してちょうだいッ!」
チッ、非常識な女だ。ンッンッ、あー失礼、それでは訂正させていただきます。
一方、表だって動くことを許されない神楽一族の宿命のため、他人との関わりを自ら禁じてきたちづる。
いかにちづる本人が強くても、腕に覚えのある知り合いもいない以上、いかんせんチーム戦では分が悪い。
ちづるが勝利するためには、どうしてもキングたちのチームワークを分断させる必要があった。
さて調査報告から導き出された結論であるが・・・、やはり「女性格闘家チーム」、彼女たちの絆は深く、強い。
中でも主軸たるキングとユリの間の愛情・信頼関係は強固であり、常に行動を共にしているため、
いかに策士のちづると言えど、切り崩すスキを見つけるのは不可能に思えた。
しかし、もう一人のメンバーである不知火舞のホームタウンはちづると同じく日本であり、
サウスタウンに住むキングたちとは、大会開催時以外、頻繁に会えるというわけではない。
以前から舞の巨大なバストに対して複雑な感情を抱いていたこともあって、籠絡する標的は舞に絞りこまれた。
そういうわけで、ちづるは、自ら出向いて舞と接触し、彼女に誘惑をしかける機会をうかがっていたのである。
そして、幸か不幸か、いい加減なナレーティングに揃って不満を持つことで、ちづると意気投合した舞。
完全に気を許してしまった彼女は、罠とも知らず、ちづるの甘い誘いにまんまと応じてしまったのであった。
(・・・!?・・・)
突然、ちづるの責めが止んだ。思いがけず訪れた躰の解放に、一気に全身の力が抜けベッドに倒れ込む。
荒い息をつきつつ訝しがる舞に、ちづるが静かに語りかけてくる。
「・・・あなた、素晴らしい精神力だわ、舞さん。」
「このわたしの責めにここまで耐え続けられるなんて・・・、正直オドロキだわ。」
「・・・はぁっ、はあっ、・・・あ、当たり前じゃない!ア、アンタの責めなんてねえ、はぁっ、はあっ・・・」
「・・・所詮お姉さまやユリちゃんの愛し方に比べたら・・・つっ、つまらないものに過ぎないのよッ!」
「フフッ、そう?わたしも期待に添えられなくて残念。・・・でもねッ!!」
その瞬間、伏し目がちだったちづるの目が突然見開かれ、ギラリと異様な輝きを放った。
「・・・ヒィッ!?・・・あっ、ソ、ソコは!?・・・くっ、がっ、うあああああああああああああッ!」
ささやかな舞の休息は、突然アナルにねじり混まれた指によってあえなくかき消されてしまった。
完全に油断し、緊張を解かれていた菊門は、不意の一撃により、ちづるの指を根本までくわえ込んでいる。
「・・・ココを責められても、強情を張り続けることが出来るのかしらね?・・・ま・い・さん?」
舌なめずりをしながら、ゆっくりと人差し指の抽送を開始するちづる。
その顔にはこの世のものとは思えないほど淫蕩な表情が浮かんでいた。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ッ!」
全身から汗を吹き出しながらブルブルと躰をふるわせ、声を上げることも出来ずに苦悶するばかりの舞。
ちづるはさらに2本の指を加え、容赦なく舞の腸壁を掻き回してくる。
「あらあら、ゆるゆるじゃない。指3本、楽に喰わえこんじゃうなんて・・・、全くイヤラシイお尻だわねえ。」
「いや・・・、い、言わないで・・・、は、恥ずかしい・・・、恥ずかしいよぅ・・・」
ちづるの嘲笑を受け、耐えられぬ恥辱に押しつぶされた舞は、もはやすすり泣く事しかできない。
事実、キングたちの調教によって開発され尽くした舞のアナルは驚くべき伸縮性を発揮していた。
わずかに揉みほぐされただけにも関わらず、ちづるの指をやわらかく包み込む。
そんな状態の舞に反論する余地は少しも残されていなかった。
そして秘所から止めどなくあふれ、肛門にしたたり落ちる多量の愛液に加え、急速にじくじくとわき出してくる腸液。
尽きることのない潤滑液を加え、ちづるの指の動きはますます激しさを増していく。
「知ってる?ここを上手にいじられたらどんな人でも力が抜けちゃうのよ。」
・・・知っている。キングたちの調教を受けてきた舞は、誰よりもその事実を熟知していた。
「ほうら、舞ちゃんのからだもだんだん力が入らなくなってきちゃった。」
ちづるの言葉通り、いかに抗おうとも肛門への甘美な刺激は、舞の全身をあっけなく脱力させてしまう。
弛緩した肉体に容赦なく禁断の快楽が刻み込まれ、その替わりに舞の抵抗の意志が削り取られてゆく。
「そして、ここ・・・。」
ついにちづるの指が前立腺を探り当て、ぴたりと停止する。
「うふふ、ここをこうすれば・・・」
「いや、やめて・・・、お、お願い・・・、それだけは許して・・・」
ちづるのしようとしていることを察知した舞が一瞬我に返り、必死に許しを求める。
「ダぁめ!さあ、舞さん、一気にイっちゃいなさいッ!!」
しかしちづるは舞の制止をあっさりと振り切ると、前立腺への刺激を開始した。
「ああっ、アッ・・・・、イヤ、いやだ、やめてッ・・・、イッ、イきたくないッ!」
「・・・ヒッ、たっ助けて、うああっ、ユッ、ユリちゃん、・・・アッ、あんっ、お姉さま、・・・ウゥ、お姉さまッ!」
「うああッ、・・・ダメだっ、イヤッ、・・・いっちゃう、いっちゃ、・・・ウッ、・・・イクッ・・・」
「・・・・・・・・ッ!?あっ、いやぁぁぁぁぁ、おねえさまぁぁぁぁ〜〜〜〜〜ッ!!!」
断末魔をあげつつ、ついに絶頂に導かれる瞬間、舞の脳裏にはキングの微笑む顔が浮かび、
そして白く霞んで消えた・・・。
次回予告です↓
キング「あらあら、主役交代かねえ?この前と逆で、今回はわたしたちの出番がないじゃないか。」
ユリ「う〜ん、きっと登場人物が多くなるとうまくまとめられないんでしょう。」
ユリ「とりあえずちづるさんってしつこいから、二人の絡みは次回も続くみたいですよ。」
キング「ま、いいけどね。いじめられる舞ってやっぱカワイイし・・・、続きを期待してるよ。」
ユリ「そうですね、ステキ・・・。」
キング「ところでチャラ書きが得意な作者も、今回はえらく苦労してたねえ。」
ユリ「例によって、行き当たりばったりで書き始めて、墓穴掘ってるッチ。」
ユリ「なんか本人は「次回予告の信憑性を高めたかったんだーッ!」とか泣き言言ってるらしいけど・・・。」
キング「ふむ、あそこから続きを書くのはちょいとムボーってもんだね。頭の悪いヤツだ。」
ユリ「とにかくいやらしい小説とか、いやらしいゲームを参照しつつ、無理矢理テキスト打ってたみたいです。」
キング「はたから見ててもかなり寒い構図だったな。」
キング「それから、なんか「です・ます調」やめて、普通の文体に修正されてたようだけど、一体どうしたんだい?」
ユリ「いや、やっぱり作者の技量ではエロとギャグは両立できなかったみたいですよ。」
ユリ「このシリーズの「です・ます」は基本的にギャグなんですって。」
キング「その割にちづるがナレーションに口出ししたり、所々破綻してるところが中途半端だ。」
ユリ「言えてるッチ。えらそうな事言う前に、いい加減身の程を知った方がいいと思うッチ。」
次回、魔法の性奴隷 ひみつのキングちゃん
「ちづるのかがみのひみつ」
期待せず待てッ!!