田んぼの生き物

北五百川の棚田には多くの生き物が生息しています。
除草剤や農薬を最小限に抑え、人の労力で行っている証です。


おたまじゃくし

雪解けが進み田んぼの中の水溜りに蛙の卵があっちこっちに数百匹のおたまじゃくしが               
クロサンショウウオ
ネットで見たらクロサンショウウオと思われる。
関東以北に住み、10~16cmほど
ウ−パ−ル−パ−みたいな愛嬌のある顔をし、かわいい。
粟ヶ岳の麓登山道付近に生息しています。

2008/5/22 吉田の棚田にて
 おなかが大きいので産卵するのかな

イモリ
(アカハライモリ)
イモリは、綺麗な湧水などのある水質のよい湧水地周辺でないと生息できない。イモリが生息できるような水環境は水質のよい所で農薬、工場廃水、生活排水汚染等の心配のない湧水地の源流に近い水田・湿地帯である。
●生態・特徴
体長8〜12cmで、背は黒く、腹には濃い朱色がかった茶褐色と黒にのまだら模様の斑点がある。体色には変異が多い。目の後方に、有毒な液を分泌する耳腺がある。古い池や年中湧き水が出ているような止水の水田、湧水池とその周辺に生息している。繁殖期は、5〜6月。最近特に少なくなっている希少動物である。

ドジョウ





ケラ
[編集] 生態草原や田、畑などの土中に巣穴を掘って地中生活する。巣穴は大まかにはねぐらとなる地面に深く掘られた縦穴と、そこから伸びる、地表直下を縦横に走る餌を探すための横穴からなる。乾燥した硬い地面よりも、水を多く含んだ柔らかい泥地や湿地に多く、そうした環境の地表にはしばしば先述の横穴が盛り上がって走っているのが認められる。成虫幼虫ともに食性は雑食性で、植物の根や種子、他の小昆虫、ミミズなどさまざまな動植物質を食べる。土をただ起こしても見つけにくいが、田植え前の代掻き(しろかき)の際などは土を起こした際に水上に浮かんでくるので見つけやすい。水上では全身の短毛が水を弾いてよく水に浮き、脚で水面を掻いてかなりの速度で泳ぐ。また、地中生活するうえに前翅が短いため飛ばないようにも見えるが、長く発達した後翅を広げてよく飛び、夜には灯火に飛来する。若齢幼虫は多くのコオロギ類同様よく跳ねるが、成長するとむしろよく走り、飛翔の予備動作として跳ねるぐらいである。
卵は巣穴の奥に泥で繭状の容器をつくってその中に固めて産みつけ密閉し、親がそばに留まって保護する。孵化する幼虫は小さいことと翅がないこと、よく跳ねること以外は成虫とよく似ており、しばらく集団生活した後に親の巣穴を離れて分散すると成虫と同様の生活をする。農薬の使用、開発による湿地の消失、水田の減少など環境の変化が重なり、ケラ類は日本を含めた世界各地で数を減らしている。

トノサマガエル







2008/4/30北五百川吉田の棚田
左がモリアオガエルの卵

モリアオガエル
体色は地域により異なり、緑一色のものと、背に赤褐色や暗褐色の斑紋があるものとがいる。森林に棲み、樹上生活を送る。日本本土では、産卵も樹上で行なう唯一種のカエルである。池・沼・水田などの水面に張り出した木の枝や水辺の草むらなどに、黄白色の泡状の卵塊を産む。ここのモリアオガエルは田んぼに泡状の卵を植えつけるのですぐに見分けがつく。アマガエルとの見分け方は一回り大きく全体的に平べったい。以前、身体半分蛇に飲み込まれている大きなアマガエル(こんな大きなアマガエルがいるのかと驚いた)を見たことがあるが、今思えばモリアオガエルだったと思われる。

名前がわかりません

コオイムシ又はオオコイムシ

東京都のSさんがメ−ルで教えて下さいました。
地域的には、「コオイムシ」ではないでしょうかとのことです。

体長は20mmほど。陸上及び水中で越冬する。という事は飛べるんだ〜。
雌は30~40個の卵を雄の背中に産む。卵塊を背負った雄は飛翔できない。コオイムシ(子負虫)

大変有難うございました。
まだまだいろんな生き物がいると思うので、これからも探してみようと思います。

2008/05/12 吉田の田んぼにいました
ミズカマキリ(水蟷螂)は、カメムシ目・タイコウチ科に分類される水生昆虫の一種。その名の通りカマキリに似るが、全く別の仲間である
[編集] 特徴:体長40-50mm。水田や池沼の水中に生息する。水中での呼吸に使用する2本の鞘状の呼吸管は非常に長く、体長ほどもある。その細長い体ゆえか飛行能力は水生カメムシ類の中で最も高く、昼間でも頻繁に飛ぶ。これは生息範囲を広げるのに有効で、市街地近くの池沼でも観察されることがある。近い仲間のタガメやコオイムシが個体数を激減させているのに対して、比較的現代環境に適応した種と言えるが、環境破壊によってその数を減らしているのに違いはない。形態からも想像できるように肉食性で、他の昆虫や小魚、オタマジャクシなどを餌とする。優れた飛行能力を有する反面、水中での動きはやや鈍く、水草などに潜んで獲物をじっと待つ。鎌状の前肢で捕らえた獲物には口吻を刺し、消化液を送り込んで溶けた肉液を吸う(体外消化)。消化には非常に時間がかかり、大きな獲物なら時に15時間以上も採餌し続けることがある。吸収した後の死骸はそのまま捨てる。11月頃になると、水底の物陰で成虫越冬をする。4月頃に目覚めた成虫は5〜7月になると交尾をし、雌が単独で産卵をする。産卵は陸上の苔など湿った柔らかい場所を選んで、尾端を何度もその中に差し込むようにして行う。細長く白い卵にはヒゲのようなものが先端に2本付いているが、これには卵の呼吸を補助する役割があると考えられている。10日ほど後に孵化した幼虫は、すぐ成虫と同じように水中生活を始め、5回ほど脱皮を繰り返した後、約40日で成虫となる。

2008/07/01 吉田のたんぼにいました。

ガムシ(牙虫)

ゲンゴロウと思っていましたがガムシだそうです。

外観からゲンゴロウ類と混同されることがしばしば有るとのこと。

東京都のSさんが教えてくれました。

分類も□□目・□□科とか細かく分類されているんですよね〜。

シオカラトンボ

2008/6/18
吉田の棚田で除草機を転がしていたら、シオカラトンボが羽化していました。

2008/9/29
 吉田の棚田で2aほど残っていたが、ようやく稲刈りが終わりました。
 田んぼがぬかるんでコンバインが入れず、9月27日に手刈りをし、
まるけた稲を8輪ほど束ねて逆さにし、穂を乾かして置いた。
9月29日コンバインで脱穀していたら、束ねた稲の中に沢蟹がいました。どこから来たのかな?

2009/6/19

ヌメリ坂の棚田でタニシを発見。

自分の田んぼでは、稲刈り時、コンバインを入れるため、田んぼを乾かす為、タニシはいませんが、ちょっと上の方の田んぼを覗いたら、タニシがいっぱいいました。

10数年ほど前、栃尾の親戚に田植え(手植え)に言った時、田んぼに小魚が泳いでいました。聞いたらメダカでした。もうびっくりしました。もちろん、タニシも沢山いました。タニシはつぶ貝みたいで美味しいとのこと。

2010/5/5

今日は、粟ヶ岳の山開きでした。
どれぐらいの人がぼったのかな?
後日、主催者発表で約250人程が登山したそうです。

 左の写真は、ムササビの赤ちゃんです。
とってもかわいらしい顔をしています。手足の爪がすごいです。

北五百川の親戚の前の家の屋根裏に居たのが出てきて、戻れなくなっていたところを捕まえたそうです。
   
2012/9/7
   
   

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