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足場を大体組んだ状態です。 このような足場を組んでいきます。 建物の形状に柔軟に対応できるのが強みです。 この現場はレオパレスの2階建てアパートで 足場は3層(一部4層)です。 | ||||
足場の上からの風景です。 高い所からの景色の良さが密かな楽しみです。 落下しないようにいつも注意しながら 仕事しております。 |
<社長より> 足場には大きく分けて、大型の工事物件等に用いられるビディ式足場と 比較的小規模な建築物に用いられる1足足場とに分類されます。 更に1足式の中にもクサビ式(カチ込み式)とねじ締め式とに分類されます。 どちらも一長一短が有ります。 当社はこの事業開設にあたり、この2種類を交互に現場でしてみまして クサビ式は作業が簡単で作業時間の短縮というメリットが有ります。 対する当社使用のねじ締め式は組立時間がクサビ式の約1.5倍かかります。 しかし実際の現場においては作業時間の短縮という問題以外にも さまざまな問題が生じます。 例えば大工さんからは「軒天が張りづらい」「もう20cmくらい踏板を下げてくれ」 「そこの部分には灯油のホームタンクを設置するので踏板を10cm上げておいてくれ」等と プロ意識の徹底した職人からの注文に応えなくてはなりませんでした。 この細やかな注文に応じられるのはねじ締め式しかない、という事がだんだんわかってきました。 そして約2年気がつくともうクサビ式の足場はすっかり埃をかぶって会社の隅に追いやられていました。 私は経営者ですから企業は利益優先、作業時間の短縮というのはやはり1番の魅力です。 しかし私共の社員はそんなものは完全無視、いつの間にか彼らにも職人魂が宿ったのか 「ねじ締め式で行きましょう、社長!」そういう彼らの熱い想いに説得されまして 最終的に当社はこの手間のかかるねじ締め式足場を選択することになったのです。
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