奇人・変人・滝人 (方丈日記)

2002.03.26…春分の日

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今年の春分の日は3月21日だった。去年は3月20日だ。 マヌケなことに、春分の日が変動する日だと二十数歳になるまで気づかなかった。 というよりも、気にしていなかった。カレンダーの日にちが赤くなっている。 これを見て、休みが一日あることが重要だった。

もっと気づくのが遅い人もいる。 逆に、そんなことは当たり前だという人もいる。

春分の日について言い争いになったことがある。 祝祭日が年によって変わるわけがない、と考えている人と、変わって当然と考えている人とである。

認識の相違によって争いになることがある。 問題なのは、「言わなくてもわかってるだろう」、「そんなこと当たり前」と一方的に考えている場合である。 共通認識とお互いに思っているのに、実はまったく逆のことを考えているのである。

春分の日の場合は正解が明確なので、争いはすぐに収束する。何年分かのカレンダーを見れば良い。 正解が明確でない場合、話はややこしくなるばかりである。

一般的に、いつごろ春分の日が年によって変わるのに気づくのだろうか?  気づいている人と、そうでない人の年齢別の割合はどうなのだろうか?  気づかないのは少数派なのか?


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