久しぶりに、歩道橋で道を渡った。 場所は交差点である。本道は片側3車線、右折車線つきで、合計7車線分。 脇道は片側1車線、右折車線つきで、合計3車線分。
四隅にそれぞれエレベータがついている塔が立ち、対角する塔どうしを結ぶ橋がかけられている。 上から見るとX字状である。Xの交点はちょっとした踊り場になっている。 塔の脇にはスロープ+階段がある。(略図)
私は脇道を横断したいだけである。3車線分だから、ふつうなら10mくらい歩けば良い。 が、横断歩道はない。 かわりに歩道橋がある。高さ7mくらいをスロープ+階段で20m上る。 交差点の中心に向かって橋を進み、90度曲がって、次の塔へ向かう。 今度は高さ7mくらいを下る。
書いているだけで、アホらしくなってくる。
むかしは、横断歩道があった。が、渋滞緩和のため、このような措置がとられた。 人が道路を突っ切って行かないように、がっちりとフェンスでガードされている。
ふつうの歩道橋でも腹が立つ。この歩道橋はもっと腹が立つ。 どんな人(ヤツ)がこんなモノを考え付くのだろう。 現代を象徴しているような気がする。