奇人・変人・滝人 (方丈日記)

2002.03.08…高知

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高知といえば、坂本竜馬。竜馬といえば高知。四国にはじめて行ったとき、桂浜の竜馬像を目指した。

高知には、桂浜に竜馬像、足摺岬に中浜万次郎像、室戸岬に中岡慎太郎像がある。 三者三様である。比較してみるとおもしろい。慎太郎はキッチリした羽織袴に大小、チョンマゲ。 万次郎は町人風?和装で左手に三角定規とコンパス、髪は現代サラリーマン風の七三?。 竜馬はヨレヨレ?羽織袴にブーツ、右手には何を持っているのか?

ずいぶん前に司馬遼太郎著「竜馬がゆく」にはまった。文春文庫で全8冊、1冊が約400ページ。 これを一週間くらいで読んだ。竜馬が死んだときには涙が出そうだった。一時期は熱狂的な竜馬ファンであった。 が、今ではそれほどではない。司馬氏の作品はほとんど読んだ。主人公は皆それぞれに魅力的な人物に描かれている。 竜馬の敵方も魅力的である。一方が善玉、もう一方が悪玉というわけにはいかない。 そんな中で竜馬は好きな人物の筆頭といったところである。


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