奇人・変人・滝人 (方丈日記)

2002.02.20…一所懸命

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記憶力が悪いので、学生の頃「一生懸命」と「一所懸命」の違いをどう考えていたのか憶えていない。 はっきりと意識したのは、遠藤周作氏の歴史小説を読んでからだったと思う。もしかしたら司馬遼太郎氏だったかもしれない。

「一生懸命」はなんとなく英語の「Do my best」や「Do your best」がしっくりくるような気がする。 これに対して、「一所懸命」は英語の発想にはないのでは?と思っている。

個人でサイトを作成する場合に、「一所懸命」が大切な気がする。 特に一という数字にこだわる必要はないが、ある程度範囲を絞って、 自分の力量に見合ったサイズ(内容、場所、範囲)のサイトが良いと思う。 その範囲内で深く深く掘り下げるのが良いと思う。

残念ながら、当サイトは私の力量に見合わない範囲「日本全国」になってしまっている。 人一人でカバーできる範囲を超えてしまっている。人によっては日本全国を股に掛けて仕事をされている方もいるだろうから、 そういう方は、それはそれで一所なのだろうが、私はそうではない。

滝を紹介するサイトは多々あるが、日本全国よりも一都道府県や一地方に重点を置いたサイトが多い。 きっと、こちらが正解である。


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