当サイトの画像は美しくない。汚い。 これは、フラッドヘッドスキャナ(エプソンGT7600S)+透過原稿ユニットで取り込んでいるためだ。 と私は勝手に判断していた。所詮は汎用スキャナだから、この程度だと諦めていた。
しかし、よくよく使ってみると、使い方が悪いことが判明した。
付属する画像管理ソフトで一度に読み取りを行う。 これがマズイ。JPEGで保存すること。また、(インストールしたままの状態だと)クオリティ75の圧縮指定であること。 そこで、保存をBMPに変更する。保存した画像を見ると驚くほど質が良い。 (ファイルサイズは約6MBと恐ろしいくらいデカイ) 縦方向の写真であれば、回転してBMPで保存する。
この保存したBMPをJPEGに変換する。 このとき、目で確認しながら、圧縮して画質とファイルサイズとの折り合いをつける。 しかし、この折り合いが難しい。 サイズを縮小するときには、BMPを縮小した後、JPEGに変換する方が良い。 常にJPEGへの変換は最終段階で行う。
何のことはない。基本に忠実になれば良いだけであった。
ない知恵を総動員して、35ミリフィルムの読み取りサイズを考えた。 取り込みのピクセル数は横1632×縦1104とした。フィルムの端が切れてしまう。悲しいが当面は止むをえない。 フィルムスキャナならばもっとギリギリまで取り込みやすいのであろうが。