奇人・変人・滝人 (方丈日記)

2001.09.05…地図

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知らないところに行くには、地図が必要である。私は昭文社の地図を愛用している。

最初のころはこだわりがなく、どこのものでも良かった。
単車で各地を巡るには、「Touring Mapple」が便利である。 サイズが小さく、単車のタンクバックに入れやすい。各地の情報も詳しい。 見慣れてくると、同じシリーズが良くなって、日本全国になってしまった。
問題は、地方によって縮尺が不揃いなことくらいである。値段も少々高いか?

全国の有名な滝を巡るには、「マップルリング全日本道路地図」が便利である。 百選の滝は当然として、有名な滝もかなり載っている。 ただし、この地図だけでは辿り着くのは難しいだろう。 この地図でメボシをつけて、さらに詳細な地図が必要である。

私は方向音痴のようで、地図とコンパスを使っているにもかかわらず、よく道を間違う。 せっかちなのと、とまることが苦手なためであろう。さらには、風景を見ていて、脇見運転が多いためもある。 カーナビなどを利用すれば、また違った旅になるのだろう。 時間に余裕があるときには、間違ったおかげで吉となることもある。何事も良し悪しは難しい。

一度だけであるが、単車にカーナビ(バイクナビ?)を載せているのを見たことがある。
和歌山の龍神村の「道の駅竜神」を出ると、バイクを止め、男の人が脇に立っていた。 タンクを覗き込んでいる。きっとタンクバックに仕舞っている地図を見ているのだろう。 と近づくと、それがカーナビで驚いた。バイクはBMWであった。お金持ちだ。


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