奇人・変人・滝人 (方丈日記)

2001.07.25…使用カメラと写真

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使用カメラはNikon F601QDです。何枚かはバカチョンカメラで撮影しています。 レンズはニッコールの安物で、35〜70mmのズームレンズです。フィルムは富士のポジSensiaがほとんどです。 あとは、ネガのリアラなども含まれています。QD(クオーツデート)は当初は使っていたのですが、今では電池を抜いています。

これだけ書けば、カメラに詳しい方なら、あまり良い機材でないことがわかるかと思います。 カメラに対するこだわりはほとんどありません。気になるのは電池です。 電池のことを考えるとマニュアルのF3あたりが欲しいのですが高いのであきらめています。 もっと欲しいのは、広角レンズです。滝に近づくほど35mmでは滝全体が撮影できないので悲しいです。 滝壷に立って、滝全体を撮影したいと思ったことがよくあります。 また、暗いときなどは50mmの明るいレンズが欲しいとも思います。

写真の良いところは、写真を見ることによって、思い出が蘇ることでしょう。 人間の脳ミソは良くできているとつくづく思います。 自分で考えても思い出せない記憶が写真を見るとその前後の風景が思い出せ、エピソードなどまで鮮明に浮かんでくることがあります。 何かの本で読んだとおもうのですが、

人の記憶力が良い悪いというのは、記憶力の差ではなく、記憶したことを引き出す能力の差である。
と書いてあったような記憶があります。 写真を見てると、私のように記憶力のないものほど、この考え方が実感できます

とすると、人の目に近い50mmで撮影するのが思い出づくりには最適か?と思います。 私が撮影した写真はカメラマンやセミプロと違って、いたって素直です。アップなどほとんどありません。 プロならばカットして絶対に写さないものまで写っています。ほんとに、テクニックがない写真です。 これは、私の写真を見て、期待して現地に行ったときに失望することが少ないと、勝手に利点として考えています。


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