大連鉄道学院 講義内容

クラス分け

鉄道学院には本科はなく、漢語進修コースしか設置されておりません。 クラスはA班からE班もしくはD班まで4つから5つ設置されています。 また年輩の方の受け入れもしていますので、場合によっては 会話班という年輩の方を対象とした班が設置されるときもあります。

なお正直な感想、”鉄道”の授業は総じて良好と言えるでしょう。(もちろん十全十美ではありませんが)

以下各クラスを簡単に紹介します。

A班
初級下。中国語の発音(ピンイン)から習う班。中国語の初心者、あるいは一から勉強したい人向け。
B班
中国語を習ったことがあり、文法から勉強したい人むけ。初級上であるがなかなか難しい。
C班
中級下、日本の外大などで勉強してきたか、中国で最低半年留学た人むけ。ニュースのリスニングなどもする
D班
中級上、留学経験者向け。基本的に漢語進修生のもっとも難しいレベル。
E班
高級班。本科生3年生などでする教材を扱う。1年から2年の留学経験が必要。
会話班
年輩の方のためのクラス。会話を中心に授業を行う。

カリキュラム

鉄道学院のカリキュラムの特徴のひとつにリスニング(聴力)の重視が挙げられるでしょう。 各班大きくリスニングの時間がとられています。 また精読の先生は持ち上がりになるのが原則で、生徒の実力が把握しやすいようになっています。以下は1999年度春学期のカリキュラムです。(会話班は98年秋学期のモノです)

A班
1,2 口語 精読 口語 口語 精読
3,4 精読 聴力 聴力 精読
5,6 太極拳 書道 口語
B班
1,2 聴力 精読 精読 聴力
3,4 精読 口語 閲読 口語 口語
5,6 太極拳 書道 精読
C班
1,2 主題会話 精読 聴和説 新聞聴力 精読
3,4 聴和説 新聞聴力 精読 主題会話 聴和説
5,6 太極拳 書道
D班
1,2 説漢語 精読 精読 精読 説漢語
3,4 聴力 聴力/視聴 説漢語 写作 聴力
5,6 太極拳 書道
E班
1,2 説漢語 口語 精読 口語 説漢語
3,4 精読 説漢語 精読
5,6 太極拳 書道
会話班
1,2 口語 口語 漢語速成 口語 口語
3,4 漢語速成 漢語速成 漢語速成
5,6 太極拳 書道
精読
(A〜E)
文法を習う骨格となる科目です。教科書の本文を精密に読んでいく科目です。もちろん難度は班ごとに違います。
聴力
(A〜E)
リスニングというもう一つの骨格です。これも各班難度は違いますが基本的にあります。Cでは聴和説、新聞聴力になります。
口語(A、B) 口語表現を中心に習いますが、文法もします。話す機会があることも多いです。
閲読(B) 大量の文章を素早く読むことを目的としています。B班で行われます。
聴和説(C) 聴力と口語が合体した本で、基本的には口語表現を耳と口で勉強します。
新聞聴力(C) 聴力の一種ですが、ニュース番組のリスニングを練習します。
新聞報刊(C) 新聞(報紙)を読む力を養います。新聞聴力と一対です。
主題会話(C) 口語が難しくなったものです。ひとつの主題についてひたすら話をし、会話能力養成をめざします。
説漢語、談文化(D) 中国と外国の文化の違いについて取り上げた教科書です。口語系に属しますが、話す内容は非常に高度になります。
写作(D) 作文の練習です。しんどくてあまりおもしろくありませんが、授業に出れば力は確実に付きます。 
視聴(D) 聴力系ですが、映画などを見てその解説、単語の収集を行います。

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