今年の春頃、ウチの向かいにある電気店で、毎週日曜の朝になると人が並んでいた。 あとでそれはプレステを買うためだと気がついた。 そして我が家でも買う気になった。 しかし並んでまでほしいとは思わない。 でも、ほしくてどうしようもなくなったらしい。 そこで私は考えた。 中古の店へ行けと言った。 そして家人が行ったとき、その少し前に売れてしまったと聞かされた。
さて、某中古の店で「今、出たばかり」と言われた家人は困っていた。 実は先にソフトを買っていたのである。 最近のゲーム事情に疎い我々は簡単に本体が手に入ると思っていた。 向かいの店で並んでいたというのも、3軒回った末に「あれはプレステを買うためだったんだ」と気づいたのである。
ともあれ、困って固まっていた家人を見かねた中古店の店員が、「そういえば、近くのコンビニで売ってましたよ」と言ってくれた。 狂喜乱舞した家人は「近くのコンビニですね」と言いながらドアに向かって駆けていった。 「でも定価ですよ。定価ぁー!」という声を背に受けながら・・・
家人は近くのコンビニへ行き、「プレステ下さい」と言った。 店員は「プレステは売り切れており、予約をしなければならないんです」と返した。 そして、「プレステ2なら現物がありますよ」と、指を差しながら付け加えた。 指の先を見ると、4万円以上の値が付いたプレステ2が置いてあった。 確かに定価である。 そんな大金を持っていない家人は、すごすごと引き上げざるを得なかったのである。
意気消沈した家族達が帰ってきた。 上記のことを聞いた私は、「せっかくソフトを買ったのに使わないのはもったいない。 買えばいいじゃん」と言った。 さあ、家の中を探しまくってお金の都合をつけた家人達は、再びコンビニへと向かっていった。 私はその間、子供達に使い方を教えるべく、ソフトの説明書を読んでいた。 そして、元気な顔で一同が帰ってきたのである・・・
しぶい黒の筐体に紫色の発光ダイオード。 DVDも使えるし、こりゃいいねぇー。 コントローラーを繋いで、マットをひいて・・・ そう、買ったソフトは Dance Dance Revolution なの。 子供たちはキャーキャー、ハァハァ言いながらステップを踏み、私は手に振動を受けながらコントローラを叩いておりますよ。
追伸: カセット・テープを買うべく、向かいの電気店へ行った。
「ドラゴン・クエストVIIを予約した方は全員、今日中にお渡しできます」との張り紙があったよ。
私も買おうかなと思ったけど、ぎょうさん並んでいたので、止めました。
聞くところによると、予約分+当日売り260本は全て午後3時に売れたそうな。
次回は31日発売らしいよ。
私かい? 私は・・・ 31日に手に入るのだ。ワッハッハッ。
教訓: ついに家族までネタにしてしまった。 終わってるね、こりゃ・・・