Introduction
仕事場には作業に応じた機能的なデスクがいくつか欲しい、部屋にピッタリと納まるような。専用のシェルフやキャビネットも必要。家で食事をする、ゆったりと。楽な椅子にすわって。テーブルは大きな方がいい。小さな灯りも欲しい。ソファーで酒を飲む、傍らには動かせる小さなテーブル。ところどころには、ちょっと面白い家具達。なにより、使いやすくホッと出来る空間をもつ住まいで暮したい。そんなところから私のデザインは始まる。そして、大事なことは、そんなプロダクツを、イイナ、欲しいな、と共感してくれる人がいること。主張する作品を目指すことではなく、アノニマスでもいい。永く使われる商品となることを絶えず意識して、必要とされるモノを創っていきたい。