カラスってどんな生き物?その種類は?



 そもそも、カラスとは、どんな生き物なのか…?基本の基本を今さら紹介してみたいと思います。

 まず、カラスと言ってもいろいろな種類がいます。日本だけでも主に5種、世界では40種ほどの仲間がいます。カラスというのは鳥類の中でも最も進化したグループの1つと言われ、知能的にもオウム類などと共に鳥類中非常に発達した部類に入ります。体のサイズはほかの鳥に比べ大型のものが多く、丈夫で器用なくちばしなどもその特徴です。
 このカラスたちは雑食で、なんでも食べることができます。もともと自然界では「スカベンジャー(掃除屋)」としての位置づけで、動物の死体や木の実などを主に食べていました。もちろん自ら狩りをすることもあります。

 以下、日本産の種類について簡単にまとめてみます。

 その他に日本のカラス科の鳥にはホシガラス、カケス、オナガ、カササギ(かちがらす)などがいますが、これらは正確には「カラス」の仲間(ハシブトガラス属)ではなく、カラスの親戚といったところでしょうか。カワガラスやウミガラス、カラスバトなどは「カラス」と名が付いてもカラスとは全く関係ありません。
 なお、なぜかたまに「カラスはもともとどこに住んでいたんですか?いつ頃日本に入ってきたんですか?」と、外国から来た外来種だと思われている方がおられますが、れっきとした日本産野鳥です。悪役どうしでブラックバスなんかとイメージがだぶるんでしょうか。確かに問題を起こす動物って外来種が多いですけどね。

ハシブトガラスハシボソガラス
ハシブトガラスハシボソガラス
ミヤマガラスコクマルガラス
ミヤマガラスコクマルガラス(淡色型)

 コクマルガラスの写真は秋田大学の小笠原先生に提供して頂きました。