■あの坂を上れば君がいる■


 十二月三十日。
 昨日が仕事おさめだったので、今日から一月三日まではささやかな冬休みだ。倉田冬貴(くらた ふゆき)は足取りも軽く、住宅街にある坂を登っていた。吐く息が白い塊となって、冬の乾燥した空気に溶けていく。今日は風もなく、太陽の光がうっすら差し込んでいるので比較的暖かだ。冬貴が浮かれているのは、何も休みだからだけではない。坂の上には小さなレストランがある。
 中華&洋食レストラン『前坂亭』。
 冬貴のアパートから見れば上り坂の上にあるが、大通りから来れば下り坂の手前にある。だから『前坂亭』。
 そのレストランでは、彼の年上の恋人である望月凪(もちづき なぎ)が、雇われコックとして働いていた。普段、冬貴はサラリーマンとしてオフィス街で働いているので、昼食時に前坂亭に行くことはできない。だが今日は、客として堂々と、昼間から凪に会えるのだ。交際を始めてまだ一年足らず。普段は定休日の日曜にしか会えないことを考えれば、この貴重な機会に気持ちが浮き足立つのも当然だろう。
 前坂亭の前にはホワイトボードが立てかけてあった。
『本日の日替わりランチ 麻婆豆腐定食
 年内は12月30日まで営業します』
 凪が言っていたとおり、前坂亭も明日からは休みのようだ。
『よっしゃ!』
 冬貴は心の中でガッツポーズを決めた。店が休みということは、凪も休み。正月明けまではずっと二人で過ごせるのだ。
 冬貴は店のドアを開けた。
「いらっしゃいませ!」
 カランコロンという軽快なドアベルと共に、年配のウェイトレスの元気な声が冬貴を迎えた。
 冬貴は厨房に一番近いテーブルに着きながら、素早く厨房の中へと目線を走らせる。
 いた。
 厨房の中では、凪が真剣な顔で中華鍋をあおっていた。冬貴に気づいた様子はない。
 ウェイトレスが水とメニューを持ってきた。冬貴は日替わりランチを注文する。
「ランチひとつ!」
 ウェイトレスが厨房に声をかける。返事をしながら顔をあげた凪が、こちらを見て驚いた顔をした。唇が小さく動く。冬貴には、凪の唇が「倉田くん」と動いたのがわかった。
 冬貴は凪に向かって小さく手をふり、声を出さずに唇だけで「凪さん」と呼んだ。凪は、はにかむような笑顔を少しだけ見せ、また調理へと戻った。
 店内は比較的、混んでいた。近くの建築現場の作業員らしきグループや、冬貴と同様に休みなのであろう私服のサラリーマンっぽい客がいる。冬貴のランチが出来上がるのは、もう少し先のようだ。
 普段なら雑誌でも読んで時間を潰すのだが、この店でそんなもったいない時間の使い方は、もちろんしない。冬貴は頬杖をつきながら、厨房の中の凪を目で追った。
 細身の身体に、白いコックコートが良く似合う。清潔に短く整えられた髪型のせいで、あらわになっているおでこに、うっすらと汗が浮かんでいる。
 大きなおたまで中華鍋に手早く複数の調味料を加え、ひと混ぜしてから火を止めて皿に盛り付ける。その流れるような動作はまさにプロだ。
 自分と会うときは温和でのほほんとした雰囲気の凪だが、今はそんな雰囲気は全くない。真剣に仕事をしている一人のプロの男だ。純粋にかっこいいと冬貴は思った。
 だが、凪を眺めているうちに、思考はだんだんと不純な方向へと傾いていく。
 あのコックコート、うちに持って来てくれないかな。
 立ったまま後ろから抱きしめて、胸元のボタンをひとつずつ外していくのって、結構エロいかも。それとも、俺が屈んで前からエプロンの中に頭をつっこんで、ズボンの中身をしゃぶってやるってのもいいなぁ。きっと凪さんは、怒った顔で真っ赤になりながら、でもねだるように俺の頭を掴むだろう。そしたらそのままズボンを下ろして、後ろの窪みに指を這わせて…
「はい、日替わりおまちどうさま!」
 突然、頭の上から声がした。いつの間にかウェイトレスがすぐそばに来ていた。テーブルに手際よく、麻婆豆腐とごはん、白菜の浅漬けにデザートの杏仁豆腐を並べていく。麻婆豆腐はほかほかと湯気を立てていて、食欲をそそるにおいが漂ってくる。
 厨房の中では、凪が相変わらず、真剣に鍋をふるっている。
 冬貴は、事もあろうに食事時にピンク色の妄想をしてしまった自分を少しだけ恥じた。
『凪さん、ごめんなさい』
 心の中で手をあわせて蓮華を手に取る。
 麻婆豆腐は言うまでもなく、とてもおいしかった。

   ***

 夜、九時。
 冬貴のアパートのチャイムが鳴った。ドアを開けると、凪が立っていた。大きなバッグを肩から担いでいる。おそらく、四日分の着替えだろう。
『お正月は二人で過ごそうよ』
 冬貴の言葉どおり、凪が来てくれた。それがたまらなく嬉しい。
「早く入ってよ、寒かっただろ?」
 浮かれ気味の声で促すと、凪は律儀に「お邪魔します」と言いながら靴を脱いだ。すかさず冬貴はバッグを掴み、部屋に運び入れる。
 八畳の和室は石油ストーブで暖められ、真ん中にはコタツが鎮座している。
 冬貴は上機嫌でバッグを部屋の隅に置くと、何故かまだ玄関にいる凪に言った。
「コタツにはいってあったまっててよ、今、お茶を入れるからさ」
「うん、ありがとう」
 冬貴がお茶とみかんを持って部屋に戻ると、凪はコタツの中から、そわそわした様子で辺りを見渡していた。
「どうしたの? 凪さん」
「え、な、何でもないよ」
 凪の様子が、なんだかいつもと違う。笑顔ではいるが、妙に表情が硬い。いつもならもっとのほほんとした顔で笑いかけてくれるのに。
 もしかして、昼間、急に店に行ったことを怒っているのか?
 冬貴は心配になって、コタツにはいると凪の顔を覗き込む。畳の上の手が偶然触れあった。
「うわっ、冷たいっ!」
 凪の冷え切った手を、冬貴は思わず握り締めた。自分の胸元に引き寄せ、凪よりもひとまわり大きい手でくるんで暖める。
 その途端、凪はあわてて手をひっこめた。
「凪さん?」
 凪は顔を赤くして、目をそらしている。
「どうしたの、凪さん。 昼間のこと、何か怒ってる?」
「ううん、そんなことないよ」
 言葉では否定するが、凪は冬貴のほうを見ようとしない。
 良く見ると、凪の視線は冬貴を避けて部屋をさまよい、自分のバッグに止まっては慌てて逸らしている。
「凪さん、もしかして…」
 冬貴はコタツを抜け出し、凪を後ろから抱きしめた。
「もしかして、照れてる?」
 その言葉に、凪の顔が真っ赤になった。
「だ、だって四日も一緒にいるなんて、初めてじゃないか。それって、まるで…」
「まるで?」
「ど、同棲しているみたいで…」
 最後の方は消えてしまいそうな小さな声だった。
 凪さん、かわいいっ!
 冬貴は思わず、凪を抱きしめる腕に力を込めた。
「だ、だって仕方ないだろ! 昨日、着替えをバッグに詰めてたら、倉田くんと四日も一緒にいられることが嬉しくって嬉しくって、待ちきれなくって!」
 開き直ったのか、凪の口から言葉があふれる。
「でも仕事はちゃんとしなきゃないし、僕の方が年上なんだから冷静にならなきゃ、って思ってたら、急に店に来るし! もうドキドキしちゃって、仕事するの大変だったんだから!」
 凪の言葉に、冬貴は心の底から幸せを感じていた。
 そんなに、俺と過ごすのを楽しみにしてくれていたの? 仕事が手につかなくなりそうなくらい?
 冬貴は、自分の胸を凪の背中に押し当てた。
「凪さん、わかる? 俺の胸、すげードキドキいってるの」
「倉田くん…」
「俺も一緒だよ。今日だって、待ちきれなくって、顔だけでも見たくて店までおしかけちゃったし。 凪さんの仕事してるところ、すごく格好良かった」
 あまりの格好良さに、思わずピンク色の妄想をしてしまったことは内緒だけれど。
 冬貴は凪の耳元に口を近づけて囁いた。
「凪さん、こっち向いて」
 おずおずと、凪が振り向く。
 冬貴は凪の顔を両手で挟むと、唇に触れるだけのキスをした。
「好きだよ、凪さん」
「倉田くん…」
「四日間だけなんて言わないで、ずっとずっと一緒にいたいよ」
 その言葉に、凪は身体ごと後ろを向き、冬貴の身体を抱きしめた。
「僕もだよ、僕も君が大好きだよ。 だから、ずっと一緒にいたい…」
 どちらからともなく、唇が重なる。
 触れるだけだった口づけは徐々に深くなり、冬貴は凪の口腔を貪った。
「…う…んっ…」
 凪の喉から甘い声が漏れる。
 互いの指が背中をさまよい、その刺激が愛撫となって、身体も心も高められていく。
 いつしか、凪の腕は冬貴の首に回されていた。
 もっと激しく。二人の身体が一つに溶け合うまでこうしていたい。
 唇を重ねあったまま、ごく自然に二人の身体は畳の上に倒れていった。
 冬貴の下半身の熱が、凪にも伝わる。
 だが、凪は最後の力を振り絞るようにして、唇を離した。
「凪さん?」
「その、倉田くん、僕は職場から直接ここへ来たから、その…できればシャワーを浴びたいんだけど…」
 凪の必死のお願いを、冬貴はあっさり却下した。
「そんなの後でいいよ。俺は気にしないし」
「でもほら、仕事中に結構、汗とかかいてるし…」
 それにね、と凪は上目遣いで続ける。
「今夜は綺麗な身体になって、君を思いっきり気持ちよくしてあげたいんだ」
 駄目かな?
 凪のおねだりは、冬貴の心と股間を直撃した。
「凪さん…それは反則だよ…」
 さっきまで些細なことで無茶苦茶照れていたくせに、いきなり大胆なことを言う。
 年上だから、と年齢のせいにするのは癪だが、やっぱりこの人にはかなわない。
 冬貴は暴走しそうな下半身を叱咤しながら、理性を総動員して身体を起こした。

   ***

 凪は、パジャマを着てベッドの上に正座していた。
 自分と入れ違いにシャワーを浴びに行った冬貴は、もうすぐ戻って来るだろう。
 先ほどの自分の台詞を思い出すだけで、顔が赤くなる。二十七歳にもなってどうかとは思うが、普段の自分は性的な事を考えるだけでとても気恥ずかしくなってしまう。なのに、一度タガが外れると、どういうわけか恥ずかしいことも平気で口にしてしまう。
 ドアの開く音がして、パジャマの下だけを履いた冬貴が入っていきた。上気した逞しい胸に、思わず喉が鳴る。
「凪さん…」
 冬貴は一直線にベッドの上に来ると、凪のパジャマの襟元をずらして肩口にキスをした。左手がパジャマの裾から滑り込み、背中を直接愛撫する。冬貴の余裕のない動きに、凪は吐息を漏らす。先ほどまでの気恥ずかしさは、もはや吹き飛んでいた。凪は唇で冬貴の首、肩、胸、そして腹をたどっていく。自然に、凪が上になる形で二人はベッドに倒れた。
 凪はそのまま、冬貴のパジャマのズボンを下ろし、下着の中から冬貴のものを取り出した。まるで飢えた獣のように、躊躇なく冬貴のものを銜える。
「っ…凪さん…」
 唇で幹をしごき、先端の括れに丹念に舌を這わせる。これが冬貴のものだと思うだけで愛しさがこみあげてきて、いつまでもしゃぶっていたくなる。
 冬貴の方も、凪に触れたくてたまらなかった。だが、今はじっと我慢して、凪の愛撫に身を任せる。時々、凪はこんな風に、まるで別人のように大胆になる。淫らに乱れる凪の姿を見るのは大好きだ。だけど、自分のものをしゃぶる舌使いはとても巧みで、少しだけ、過去の男に嫉妬してしまう。
「…ふ…っ…ぅん…」
 凪は我慢しきれなくなったのか、冬貴のものに右手を添えたまま、左手を自分のパジャマのズボンの中に入れた。取り出した自分のものと冬貴のものを、まるで連動させるように扱き始める。上気して潤んだ瞳が、助けを求めるように冬貴の方を見る。
 冬貴は身体を起こし、凪の顔を上げさせた。耳元に口を寄せて囁く。
「自分でいじるなんて、もったいないことしないで」
 言うが早いか、冬貴は身体を入れ替えて凪を押し倒した。
 あっという間にパジャマのボタンを外し、右胸の突起に舌を這わせる。同時に左胸の突起を指でつまむ。そこはぷっくりと膨れあがり、まるで赤い果実のようだ。
「やっ…あ…ん」
 凪の唇から、悲鳴のような声があがる。
「凪さんのここ、真っ赤になってる。可愛いね」
 冬貴の舌が左胸をぺろりとなめると、凪は身体をよじって甘い声をあげた。
「やっ、倉田くんっ…そこばっかり…っ」
 凪の脚が冬貴の腰にからみついた。先ほど中途半端に自分で高めてしまった熱をおしつける。
 冬貴は凪のパジャマのズボンを下ろすと、太腿を撫で上げた。凪は焦れるように腰を蠢かせる。中途半端に立ち上がったそこが切なげに震える。
 冬貴はわざとその部分には触れず、腰骨や尻を撫で回した。
「倉田くん…っ」
「ねぇ、凪さん、どうして欲しい?」
「やだっ…言えないよ、そんなこと」
「さっきはあんなに大胆に、俺のをしゃぶってくれたのに?」
 凪は泣きそうな目で、冬貴を睨みつけた。
「ねぇ、言ってよ。凪さんの口から聞きたいな」
 冬貴の言葉に、凪は自分の腕で顔を隠し、小さな声で言った。
「…扱いて…っ お願い…っ」
 その言葉に、冬貴は凪のものをやさしく握った。そのまま上下に、攻め立てるように扱く。
「あぁ…っ、やっ…」
 待ち望んだ感覚に、凪は腰を振るわせた。とろとろとした先走りが、冬貴の手を濡らしていく。冬貴はそのまま、凪の雄を口に含んだ。
「ひっ…」
 冬貴の舌が、先端から溢れる蜜を舐め取る。そのぬるりとした舌の感触に、凪の身体は痙攣し、腰が浮き上がる。甘い声が溢れて止まらない。
「や…っ、いく、いっちゃうっ…」
「まだだよ、凪さん」
 いく寸前で、冬貴は意地悪く唇を離した。凪はただシーツをつかみ、身体の中を駆け巡る嵐に耐えるしかない。
 冬貴は潤滑ゼリーのチューブを手に取ると、凪の脚を大きく開かせた。
「ひゃっ…!」
 ぬるりとした冷たいゼリーが、凪の後孔に塗り込められる。冬貴の指が一本、二本と本数を増やしながら、凪の入り口を出入りした。くちゅくちゅという音が、凪の耳を犯す。
 凪はその感触と冷たさに必死に耐えていたが、奥まった部分を刺激されて悲鳴をあげた。
「んうっ…あ、あ、そこっ…だめ…」
「ここ、だよな、凪さんのイイところ」
「ひぁ…っ」
 凪の雄は、もはや触れられてもいないのに硬く反り返り、解放を求めてびくびくと震えている。冬貴は指を引き抜くと、自分の雄を凪の後孔にあてがった。
「いい? 凪さん…」
 荒い息を吐きながら、凪の耳元で囁く。凪はこくこくとうなずくと、冬貴の首に腕を回した。
「あぁっ…ひっ…ん」
 凪の熱い内壁を、冬貴のものが擦っていく。ゆっくりと、全てを収めきるまで、凪は冬貴の首にしがみついて痛みに耐えた。
 凪の中は熱く、まるで冬貴を愛おしむように締め付けてくる。その感触をもっと味わいたくて、冬貴はすぐにでも突き上げたい衝動に駆られたが、凪の身体が馴染むまでじっと耐える。
 やがて、凪の身体のこわばりが溶けた。
「もう、動いてもいい?」
「うん、大丈夫だよ、倉田くん」
「冬貴って呼んでよ。俺の名前を呼びながら、凪さんがイクところを見たい」
 冬貴がゆっくりと、凪を突き上げる。
「あっ、冬貴…っ」
 凪は快感に背を逸らしながら、恋人の名を呼ぶ。
 そんな凪の様子にあおられ、次第に冬貴の腰使いが激しくなる。凪の感じる場所を狙って擦るように突き上げる。
「は…っ……ん…冬貴…そこ…いい…」
 凪はより深くつながるために、自らも腰を動かした。
「っ…凪…さん…っ」
「冬貴…っ…もう…」
 凪の雄が弾け、二人の腹や胸を濡らした。同時に冬貴も、凪の中に熱い迸りを放った。


 狭いシングルベッドで、寒さを避けるように寄り添いあう。
 あれから何回達したか分からない。
 凪は半ば気を失いかけるように、朦朧とした意識のなかで冬貴の体温を感じていた。
「凪さん」
「ん…なに…僕はもう無理…」
「そうじゃなくって、さっきの話なんだけどさ」
「さっきのって…?」
「その、一緒にいたいって話」
 冬貴は凪の頭を自分の胸に抱きしめた。
「俺と同棲、しない?」
 凪は驚いて冬貴の方を見ようとした。だが、しっかりと頭を抱えられているせいで身動きできない。
「それって…」
「今すぐじゃなくてもいいんだけどさ。俺、凪さんとずっと一緒にいたいよ」
 冬貴の言葉が、凪の心に染み渡ってきた。なんだか胸が締め付けられるような、鼻の奥がツンとするような、そんな感じがする。
 答えない凪に、不安になった冬貴が問いかける。
「凪さん?」
「嬉しいよ。僕も、君と一緒に暮らしたい」
 冬貴の、凪を抱く腕に力がこもる。
 凪は幸せな気持ちに包まれながら、ぼんやりとした意識の中で考える。
 年が明けたら、二人で部屋を探そう。明るい部屋がいいな。
 あ、でもその前に、まずは明日、お正月料理の買出しに行かなくっちゃ。僕の作ったおせち料理、倉田くんは食べてくれるかな……
「凪さん?」
 凪は冬貴の腕の中で、寝息を立てていた。
 冬貴は凪の額にそっとキスをして、しっかりと抱きしめた。
 二人で一緒に、暮らす。それが来年の目標だ。腕の中で眠る凪を見ながら、冬貴は幸せな気持ちで目を閉じた。



END



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オリジナルSSを初めて書きました。
どんなもんでしょう…?(ドキドキ)
あんまり年下攻めっぽくならなかったかな〜。
二人の設定はこんな感じで考えてました。
 攻:倉田冬貴(くらた ふゆき) 25歳 サラリーマン
 受:望月凪(もちづき なぎ) 27歳 コック
凪は最初、眼鏡っ子の予定だったんですが、厨房でくもって大変そうなのでやめました。
いつか書いてみたいな、眼鏡っ子。
キャラ名は、某四コマ漫画の登場人物名を拝借してひねりました。




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