クッキングファイター好 第二話「この料理は辛すぎる。」


場面はとある料理店の前・・・

ざっざっざ・・・(足音)

そこに現れる1人の男がつぶやく・・・

ハオ「ここか・・・・」

第一話と全く同じ展開

ハオは、この店に味魔王の弟子を名乗る料理人がいるとオヤジから聞いてやってきたのだ。

ハオ「味魔王驚愕(味魔王もビックリ)・・・究極超飯店・・・・?」

店内に入ると、第一話で登場した客Aと客Bが、またしてもここの料理はうまいなどと話しています。

そこで気になった台詞。

客B「他の店は不作のせいでドンドンつぶれてるってぇのによぉ。」

また不作か。

厨房でこの客の会話を聞いた噂の料理人アニス。

アニス「フンッ! アタシの料理が美味いだってェ〜!?」

アニス「チッチッチ・・・・・
    そんなことはぁ〜・・・・・」

アニス「当たり前ェ! 当たり前ェ!! 当たり前ェェ!!!
   
アニス「なんてったってこのアタシはあの味魔王にも認められたほどの腕前なんだよ!?」

すげえ独り言だな

ハオ「フッ・・・」

突然現れるハオ

アニス「あんた、見ない顔だね。その格好から見ると料理人みたいだけど・・・」

赤マントに大剣(包丁かも)背負った奴が料理人に見えるとは。

アニス「アタシの噂を聞いて味を盗みにきたのかい? 御苦労なこったねぇ〜。」

アニス「でもそんなことは
    無駄、無駄、無駄ァァーーッ!!
    自信をなくすのがオチだよっ!!」

ハオ「ふっ、たいした鼻息だな。味魔王もビックリだとォ・・・・?」

ハオ「おもしろい! ならばお前の得意料理を! 見せてもらおうかっ!!」

アニス「フフッ、アタシの得意料理ィィ〜〜?」

アニス「いいわよ! 見せてあげるわっ!
    このスパイシー・アニス究極の得意料理をねっ!!」

アニス「さあぁ!食べて驚けぇ! これがアタシの得意料理! 名づけて! 活火山麻婆豆腐!!

次々と飛び出すおもしろおかしな台詞達!

画面にでかでかと表示される活火山麻婆豆腐!!!

1秒でつくれるのか。

ハオ「パクリ。」

ハオ「こ・・・これはっ・・・・・!挽肉の旨み、豆腐の下ごしらえ・・・・ともに完璧だ。
   山ほど振り掛けられた山椒が火山灰、肉汁たっぷりの挽肉が溶岩。
   そして、中をくりぬいてトマトソースを詰め込んだ豆腐と煮えたぎったスープがマグマを表しているのか・・・・・
   さらに、ふんだんに使った豆板醤の辛さで今にも頭が大噴火を起こしそうだっ!!
   うわあああぁぁぁ!!!! これはまさしく、噴火寸前の活・火・山!!
   
美味いっ・・・!美味いぞおぉーーーー!!!!!!

ハオ大噴火。

アニス「どうだい、アタシの究極の料理は? 美味くって、ぐうの音も出ないだろ? んん〜?」

ハオ「・・・・・ダメだな。まるでなっちゃいない。

は?

アニス「何ィッ!?」

こっちも何ィッ!? だ。

ハオ「ダメだ、と言ったんだ。この料理は辛すぎる。

たった今、美味いとか言ってただろ。

そのまま立ち去るハオ。

アニス「おい、待ちやがれ、この野郎!!」

場面は店の外へ。

アニス「アタシの料理にケチつけて
    タダで帰れると思ってるのかい!?

なんて恐ろしい店だ。

ハオ「なんだ? この店はマズイ料理を食わせた上に客にケンカを売るのか?」

料理食ってるときと大違いの態度のハオ。

アニス「てっめぇ〜・・・!! 味魔王さえも認めたこのスパイシー・アニスの料理を
    よりによってマズイだってぇ〜!?」

アニス「そんな・・ことはぁ! 物理的にありえない!!!!!」

ブツリテキニ・・・・・

ハオ「フッ・・・・確かに美味かった。」

ハオ「しかし、お前の料理はマズい。」

意味不明

アニス「???」

アニス「何
訳のわからないこと言ってんだい!」

アニス「でも、そこまで言うからにはよっぽど腕に自信があるんだろ〜ねぇ?んん〜?」

アニス「勝負しなっ! 今朝とれたばかりのこの蟹を使って、アタシと勝負だよ!!」

ハオ「いいだろう! お前に本当の料理というものを! 教えてやろう!!」

なんでそうなるんだ。

ハオ「いくぞォーー!! いざ!! クッキング・バトル!!!」


〜CM〜


唐突にクッキングバトル開始


アニス「見なさぁぁーーい!! アタシからみなぎるこのパワァァーーーーーー!!!これがアタシの真の力!!

     味魔王〜〜? そんなものはァ〜・・・・・・」

アニス「古い!時代遅れ!ナァァ〜〜ンセンス!!

アニス「アタシこそが最高ッッ!! アタシこそが究極ゥゥ〜〜ッ!!!

アニス「さあ! 今こそ輝け!アタシの全てェェ〜〜〜!!!

    ぬおおおぉぉぉぉぉ!! 必殺!!スパイシー三連激ィィーーーー!!!!!

またか!?またなのか!?この展開!!

アニス「どう?これがアタシの力よっ!!!」

ハオ「フッ・・・・・・料理とは己との戦い。料理とは己を映し出す鏡。
   慢心し、己を磨くことを忘れたお前の料理は・・・・・
   この上なくマズイッッッ!!」

そんな料理なら強奪するな。
お前こそ己を磨けよ。

ハオ「料理は心だ!! 人をもてなし、喜ばそうとする! 心だぁ!!!

料理は心なり(画面にでかでかと)

ハオ「ぬおおぉぉぉぉぉぉあぁぁぁぁ!!!!!」

キラーン!

全身金色に輝くハオ!

ハオ「はあぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・・!!」

ハオ「料理人心得その二ッ!
   料理人は! 決して己が作る料理に、慢心してはならない!!」

アニス「慢心〜? これは慢心じゃないわ! 自信よ自信! 溢れんばかりの自信なのよッ!!」

そして、アニスを殴り倒したハオが勝利をおさめる。

(クッキング)バトル終了

ハオ「自分が負けた理由がわからないか?ならば、俺の料理を食ってみろ。」

アニス「アタシが負けるなんて絶対ありえないッッ!!!
    そうっ!!絶対ありえない!!!
    ありえないのよォォォ〜〜ッ!!!! パクリ。

アニス「こ・・・これはッ・・・! この味はァァァ〜〜〜〜ッ!!!!!!!」


〜料理解説(アニスが作った料理の)〜

 ・・・・この味・・!この工夫!人間業とは思えないわあぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜!!!!!

〜解説終わり〜


解説が一通り終わり、ハオの偉そうな説教が始まる。

ハオ「己の腕を過信し、食べる者への心遣いを忘れたお前の料理は
   焼け付くように辛かった・・・・・・
   今のお前の料理を食べて、涙を流して感動する者がいるか!!?

その領域まで行かないとダメなのか。

ハオ「料理に究極はないッ!常に己の腕を磨き、より高みを目指すのが我等料理人の使命!
   己の料理を最高と思い込み、研鑚を怠ったのが敗因と知れェ!!」

なんだその傲慢な態度は。

そしてハオは、アニスが本当は味魔王に会った事もないということを、
味付けでわかるとかほざいて見破った。

ハオ「そんなことは味付けでわかる。

アニス「味魔王の味を知ってる事といい、このアタシを倒した事といい・・・・・
    あんた、一体何者だい?」

人の話を聞け。
なんでまだこのアタシをなどとほざけるんだ。

するとアニスは、ハオの服についている紋章に気づき驚愕する!

アニス「そっ・・・!その紋章はッ!?」

アニス「味魔王流100万の弟子の中でも、最高位の者にだけ許されるという、伝説の紋章!

    これこそまさしく・・・・・味魔王のお墨付き!超龍厨士の紋章!!」

バーン!(画面に炎の紋章が映し出される)

ハオ「俺の名はハオ。
   クッキングファイター・ハオだ!

アニス「ハオ・・・・! その名前、この胸に刻んだよ! 次は・・・次こそはアタシが勝つからね!」

ハオ「フッ・・・・・・・・・・いつでも相手になってやろう。

慢心しきっているハオ。

ざっざっざっざ・・・・・(足音)

ハオ「味魔王・・・・・一体・・・どこにいるんだ・・・!?」

満月に向かって呟くハオ。

そして第二話終わり。


次回予告

ハオ「そ、その髪の色は・・・!?」

旅の途中偶然出会った白い髪の女に、今は亡き母の姿を見るハオ。
彼女の為に薬膳料理を作ろうとするハオの前に
謎の仮面料理人が立ちはだかる!
果たしてこの男の正体やいかに?

次回!クッキングファイター好、第三話!

ワシの名前を言ってみろ!

復讐の炎で作った料理は苦い・・・!


・・・・・・・・・・・・つづく

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