ブシドーブレード
(スクウェア)


ブシドーブレード。

これは、画期的かつ斬新なシステムを取り入れた3D格闘ゲームです。

そのシステムとは、

一撃必殺

体力ゲージなどという甘えたものは存在せず、斬られれば即死。

斬られる場所によっては、動きが鈍くなったり、

腕が片方使えなくなったり、足が使えなくなったりします。

一瞬で勝負が決まってしまう事多数。

たまに、これは絶対死ぬだろ、という位深く斬っても(しかも何度も)死なず、

反撃の一振りで葬り去られるといったこともあります。

そんな時はもうなんていうか笑いが止まりません。

他にも、通常の格闘ゲームと違って、バトルフィールドが非常に広く、

そこを自由に走り回れるフリーランニングなるものも存在します。

ただ、一方が走り出してしまうと、もう一人の方も確実に走り出し、

お互い相手の後ろを取ろうと走り回るだけの展開になってしまいます。(最初のうちは)

しかも、相手の近くで段差を上ろうものなら、その隙に確実に殺されます

段差を上るのも命がけ。

なんて漢らしい。

なんて斬新な。

ストーリー(要約)

鳴鏡心当流(なるかがみしんとうりゅう)の奥義を伝えるという、山奥にある道場「鳴鏡館(めいきょうかん)」が

秘密裏に組織している暗殺集団「陰(かげ)」。そのメンバーの一人が、最近の「陰」の変貌ぶりを理由に「陰」から抜けた。

それを追う「鳴鏡館」の刺客達。かつて「陰陽の迷ひ城」と呼ばれた広大な城跡を舞台に凄絶な戦いが繰り広げられる・・・・・


時は現代です。

現代にブシドーを伝え、裏では暗殺集団を組織・・・・・一体どんな道場なんでしょう?

非常に気になりますが、どうせ考えても人間には理解できないので無視です。

まあ、とにかくストーリーを始めるとまずはキャラ選択画面になります。

・・・・・・・・・・・・・

なんかやだ。

選びたくない。

でも仕方なく名前が英語の黒蓮(ブラック・ロータス)を選ぶ。

理由は、名前が英語でブシドーっぽくないっていうのと、説明書の紹介文がよかったから。

・・・・・・・・・(略)・・・・・・・・・・・・・ことからこの名がついた。

ヒゲ、胸毛など体毛が濃いため、単に「ヒゲ」とも呼ばれている。

暗殺者「ヒゲ」

こいつにだけは殺されたくない。

そして次は武器選択。

このゲームでは、キャラ毎に技があるのではなく、武器毎に技がついてるので、ここは重要です。

しかし・・・・・・・・

ブシドーっぽいのは、打刀・野太刀・かろうじてナギナタ、くらいのもんで、

他は、

レイピア・セイヨーブレード・セイヨーツルギ・金槌・騎士道ソード

ブシドー皆無。

スクウェア万歳。

・・・・・・レイピアを選択。


一人目、御門(職業:巫女)

御門「それでは、お覚黒蓮「ォウエェぇーーー!!」

ドスッ

御門「アァァァァ!!!」

・・・・・・・・やっちゃった。

まだ喋ってるのに途中で一突き。

そして。

黒蓮「女性は斬りたくないっ!」

こいつ。


二人目、蛍火(職業:くの一)

蛍火「・・・・・・・・」

黒蓮「チェッサーーーーー!!!」

ザックリ

蛍火「イヤァァァ!!」

ドスッ・・ドスッ・・ドスッ・・・!

もう死んでる相手(女性)を突きまくる黒蓮。

黒蓮「何故、拙者を斬りに来る?」


三人目、空蝉(職業:親父)

空蝉「では参ドスッ!!

黒蓮「空蝉殿っ!!」

空蝉「よい・・・それも運命じゃ・・・・・・」

黒蓮「空蝉殿!・・・尊敬仕っておりました・・・!

尊敬仕ってる人物を話も聞かずに刺殺。


四人目、風閂(職業:宿無し)

風閂「来なッ」

黒蓮「チェッサーーーーー!!」

風閂死亡。

黒蓮「誰であろうと構わない!」


五人目、辰美(職業:学生)

辰美「本気で行きま・・・あぁっ!?

ザシュッ

わざわざ砂で目潰しをしてから斬る黒蓮。

黒蓮「忠義を捨てた拙者が、何を恐れておる?

   ふははははははははははははっ!


と、

卑劣者 この先行かせず 鳴鏡(なるかがみ)

                          神和斎

画面に突然謎の俳句。

そして有無を言わさずタイトルへ。

・・・・・・・・・・・・

このゲームのストーリーでブシドーに反することをするとここまでなんです。

具体的には、

相手が構える前に斬る・構える前に後ろに回りこんでおいてから開始直後に斬る・段差をのぼっている時に斬る。

の3つで、あとは何してもいいです。

飛び道具可。

もちろん砂で目潰しも可。

死者を冒涜するかのような死体メッタ斬りもOK。

これぞブシドー!

そして、このブシドーを守った先には・・・・・


六人目、シュバルツ・カッチェ

カッチェ「楽にしてあげるよ」

カッチェ「死になっ」

パン

黒蓮死亡。

はブシドーに反しないようです。

銃にレイピアで立ち向かえと?

再 戦

カッチェ「楽にしてあ黒蓮「チェッサーーーーー!!」


はずれ道 行き着く先の 修羅地獄

                       神和斎


ふははははははははは!!!

ざまあ見ろ!!!

はーーーはっはっはっはっはっは!!!!!!


あー、すっきりした。

さて、ちゃんとやるか。


七人目(省略。目潰しで殺害)

黒蓮「ふんっ。役不足だ」


八人目(省略。女性)

ドスッ

黒蓮「・・・・・・・くっ!やりきれん!」


ラスボス(師範代)

ハンザキ「ふっふっふっふっはっはっはっはっは。
      仲間の血を吸ったお前の武器は汚れきっておるのぉ。
      それでワシを倒せるのか?」

話し長いから斬るとこだったじゃねーか。

ふん。まあいい。

黒蓮「ォウエェぇーーー!! イリャイリャイリャーーー!!
   チェチェチェチェチェッサーーーーー!!!!」


ふっ・・・・雑魚め・・・・・・・!

エンディング

黒蓮「終わった・・・『陰』も・・・拙者のブシドーも・・・・!
   拙者黒蓮(ブラック・ロータス)は、ブシとしてこの10年生きて参った。
   それがこのような結末を迎えようとは・・・・・。
   だが!これも拙者が授かった運命(さだめ)!
   最後までブシとして立派に振舞いたい・・・・・」


黒蓮「This is......... the BUSHIDO!!」


切 腹





すげーよ「ヒゲ」!

いや、ブシドーブレード!!

ちなみにこれはノーマルエンド。

他に『真のエンディング』があります。

条件は、

1.自力で天守閣まで行く(天守閣がこの城跡から抜け出せるという唯一の場所らしい)

   これは、フリーランニングで、いくつものエリアを自分で走り回って天守閣へ行くという事です。

   普通は敵を倒してれば勝手に行ってくれる。まあ、結局は師範代を殺りにいくんですけどね。

2.ノーコンティニュー・無傷でクリアする。

   そのまんまです。一撃たりとも喰らってはいけません。

けっこう厳しい条件かも。

でもまあ、とにかく真のエンディングではいろんなことがわかります。

風閂は放浪しすぎてNew Yorkまで行ってたり、蛍火はくの一をやめて、特殊部隊のような格好でライフルを手に

暗殺を続けていたり、実は辰美は空蝉の息子だったり、斬る事の楽しさに目覚めた辰美は、

私服で(装備:眼鏡・破った道場の看板・真剣)道場破りをしてまわってたり、

黒蓮はアイルランド出身で本名はジェームズだったり、

さらに黒蓮が故郷に残した女が手に持つ写真には、薔薇を手に持つ黒蓮が写っていたり、

御門は「大丈夫・・・死にに行くわけじゃないわ。運命は・・・決まってなんかいない・・・!」

と、まさか弐を創るつもりか!? と思わせるような旅立ちをしてたりと

盛りだくさん!

是非見てみましょう。

他には、5秒で終わたりするデモ戦とかも一度見てはいかがでしょう?


そして最後に。

100人斬り。

モード名:チャンバラ・モード

これは、だんだんと強くなっていく雑魚忍者等を、100人斬り殺すというモードです。

ノーコンティニューでクリアすればカッチェが使えるようになるのです。

これはかなり面白いです。

先に進んだときの緊張感がいい。

残念ながら、僕は結局途中でやめましたけど。

8、90人あたりで死んでしまうんですよね・・・やっぱり。

雑魚とは思えないパワーになってくるし。

このゲームのメインと言ってもいいかも。

いや、嘘。

メインは明らかに対戦。

笑えるし盛り上がる。

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あとがき

これは・・・・面白かったですよ。

なんか世間ではいろいろ言われてますけど(^^;

技の出し合いになるだけだとか、走り回ると止まらないとか(これは結構あるかも(^^;)・・・・・

しかし、ちゃんと何度もやってると普通に対戦できるようになります。

防御も難しいとか言われてますけど、普通に出来ます。

四角ボタン押すだけ(タイミング良くですけど)でいいんですから。相手の動き見てからでも充分間に合います(軽量武器使うとつらいけど)

走り回るのも、相手に背をとられなければ防御でなんとかなります。

そして、対戦なんかするとかなり笑えます。

特に、無敵っぽくなった時なんかが最高です。

何度斬られても死なくなったりするんですよ、時々・・・・何故か(^^;

「なんでやねーん!」

とか言ってるうちに一撃喰らっただけで死亡。最高です。

さすがに余りにもいいのが入ると死んじゃいますけど。

他にも、足を斬られてもちゃんとそこから勝つ事ができるようにつくられてるのもいい感じです。

それに、足を斬られたら降参もできてさらに笑える。

セレクトを押すと正座しだすキャラを、対戦相手は介錯する事が出来ます。

ザシュウッ!

バタッ!

大笑い。


そういやこれってコンビニ専用でしたね。

発売日に買いに行ったなあ・・・・・懐かしい。

あ、ちなみに弐はクソクソです。うんこです。

・・・・おまけとしてほんの数行紹介しますか(思いつき

では、今回はこれにて。