材料の厳選
木  材
  材料の木材は主に楡(にれ)・欅(けやき)・桐(きり)の3種類の無垢材が主な材料となっています。特に楡は木目がきれいなことで知られています。
 無垢材は乾燥状態、木目、年輪等の相性があり、これ一つとして同一の製品が出来ることはありません。木目にしましても、木材一つ一つが違いますし、年輪によっても製品に違いが生じます。
 材料の木取りによっても板のそり具合が全て違いますので、完成後を予想して木取りをしなければならず、細心の注意をはらわなければなりません。このことを考慮しないで作りますと製品完成後、歪となってくるいが生じます。
 楡、欅は木材の中では最も堅い木とされ、乾燥も加工も高度な技術が要求されますが、工房ではベテランの職人が研鑽に励み、お客様に気に入っていただける使っていただける商品づくりに励んでいます。
 このようにして作られた「がんこ箪笥」は一生末代、長い年月の使用にも耐え、ますます輝きを増して使われていることでしょう。
 「がんこ箪笥」の引き出しには昔から軽くて丈夫、火災、防虫効果もあります桐無垢材を使用しています。
乾  燥
 
木材乾燥は工程初期段階では最も重要な工程であり、楡、欅、桐材とも徹底した材料吟味をし、材料にもよりますが、おおよそ5年〜7年の歳月をかけ、じっくりと自然乾燥させます。この工程の中では、無垢材の性質、木目等の吟味を行い、製品完成後を予想して、使用する部位等について検討、決定します。
製  材
 製材する段階では木材の箪笥に使用する部位、木目と色との兼ね合いなどを考慮し、裁断、カンナがけ等細心の注意をし、そりが出ないよう、狂いが生じないよう吟味をし、工程を進めてゆきます。
材料乾燥場
製作工房内部