川連漆器の歴史
秋田県の川連漆器のはじまりは、今からさかのぼること約800年前、源頼朝家人小野寺道矩が古四王野尻大館に居住し、豊富な木材と漆を用い、家臣に内職として武具に漆を塗らせたのが始まりといわれています。

 製法として川連漆器は本体部のゆがみを止めるために、「柿渋汁」と「生漆」を直接塗る「地塗り」を数回繰り返す「堅地仕上げ」の工法が用いられており、堅牢な点が特色とされ、孫の代まで持つ、と言われるのも、このためであります。

 昭和51年12月に国の伝統的工芸品の指定を受け、また、昭和30年頃から、漆器技術を生かした仏壇製造がはじめられて、今では全国でも有数な産地として成長しています。

 平成20年5月、川連漆器が特許庁地域団体商標に認定されました。
 秋田県内では「秋田由利牛」、「比内地鶏」、「秋田諸越」、「白神山うどん」に次いで5番目の認定です。        川連漆器は生漆や柿渋を数回塗る「地塗り」など7,8回の工程からなる下地と、本塗りのあとは研がずに乾燥させる「花塗り」という仕上げが特徴と言うことで全国に紹介されています。
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