鹿 児 島 県 の 宿

霧島H 西館
旅行人山荘 本館
H・ドーミイン鹿児島


名称 霧島・H
所在地 鹿児島県霧島市 食事 夕食 【東館3F 林道亭】
朝食 【西館5F ホールアゼリア】
宿泊日 平成26年10月21日 宿泊者 夫婦 評価 ★★
宿泊費 西館ツイン2名1室
計 18,800円(入浴料300円含
宿泊日数 1泊

坂本龍馬の宿

立湯が自慢の巨大浴場

格安西館でも相当広い部屋

朝食会場から見下ろす庭園

大庭園風呂を満喫

竜馬とお龍の新婚旅行の地
備考 硫黄谷温泉。
坂本龍馬の宿泊した温泉郷。
慶応2年というから京での竜馬暗殺の1年前、その京から一時逃避した龍馬が寺田屋事件で負った傷の治療も兼ねて当時庇護されていた薩摩藩に妻おりょうと長旅をしたのがこの霧島温泉郷エリア。
2人の旅は日本の新婚旅行のルーツと言われているらしい。
確かに明治時代までは旅をするのが難しい時代だったし江戸末期とはいえ夫婦での旅は相当難儀だったはず。
《三邦丸》、《桜島丸》での往復といのが海援隊隊長たる龍馬の特権だろう
霧島Hはメインの本館(東館)、次に高千穂館、西館と増築改築を繰り返す巨大なHである。
ロビー階は本館1F、本館は9F建て
続きに高千穂館西館が一番奥、但し西館5Fに朝食BF会場“”、1Fに庭園大浴場、その3Fにだけ客室を設けている。
従って西館が一番フロント、ロビーから遠い安価な建物もある。高千穂館は両者のつなぎ館的な役割をしているが一番豪華。
このHのロビー、フロント、ギャラリーの各所に坂本龍馬の像、画像、色紙が、またこのHの売りである庭園大露天風呂のポスター、パネル、配置図も掲げられている。
おみやげも“龍馬の宿”が一番人気、我が家は大3箱小6箱購入、明日の宮崎での土産分を含め宅急便で自宅に送る。
御土産を抱えても観光客としてはレンタカーでも結構な荷物になるから数年前からこうした形で手持ち荷物を減らして旅をすることにしている。
今回もLCCの航空会社の手配で手荷物に1人10kg迄の制限があっただけに帰宅日前の宅配は計画していたので、此方で日持ちのする土産をたくさんゲットした、
帰ってからの話になるがこのお土産はどこでも好評だった。日持ち品にしては珍しい評価の良さだった。

大庭園露天風呂(実は屋内)の入浴施設がある事が此方を選んだ理由の一つ。いや。ほぼこれが選択理由だった。
2013年夏にリフレッシュオープンしたばかりで面積の大きな浴場だったけど総じて清潔でした。
夫は夕、夜、朝と計3回、妻も夜、朝と2回入浴したので、Hの売りの一つである建物玄関を出て左側に展開する百年杉庭園を散策する時間を取れなかったのは残念。
巨大Hなのに、外国人従業員は見当たらない。アジア系のツアーが多そうな宿だが今日は1団体も無いようだった。
遠い部屋までの荷物運び、館内案内と一応の接客が有り、安い部屋の割にしっかりしたサービスだった。
案内された西館3Fのツインルームは意外にも十分な広さ、今回の旅行中でも一番広かった。
クロークが広く、ポットも氷ポットも入室時には入っていて直ぐ使えてよかった。ベッドは寝易く旅の疲れもよくとれた。
部屋着(浴衣と丹前)は昔風、アメニティも安易タイプなのは頂けない。ユニットバスはいただけない。部屋内にソケット数が少ない。
TVのチャンネル数が少ないのはこのHだけの問題ではない。
此方の宿では一番安いタイプだったので当初から食事も部屋も期待していなかった
部屋は豪華とういわけでな無いが思った以上に良かった。これだと東館、高千穂館は惹かれるほどいいんだろうね。
食事は2食ともちょっと頂けない。
夕食は居酒屋での定食、メインは黒豚しゃぶ位、これは仕方がない。さつま揚げだけはやはり美味しい。
朝食はどの宿泊客も一緒のBF会場だったので期待していたのに、ありふれた和洋BF約30種、正直1度目の膳で済ませてしまったほどの品揃えの平凡さ。
手の混んだ料理は見当たらなかった。
たくさんいたホール係の挨拶が元気だったのが印象に残る。
食事の点数の悪さを差し引いても、こちらの温泉ほど印象に残る温泉を持つ宿は少ない
『じゃらん』の旅サイトから予約

 http://www.kirishima-hotel.jp/


旅行人山荘
所在地 鹿児島県霧島市 食事 夕食 【2F 天望 】
朝食 【〃     】
宿泊日 平成26年10月21日 宿泊者 夫婦 評価 ★★
宿泊費 ツイン2名1室
2食付き
計21,468円
宿泊日数 1泊

周囲は広大な森林

素晴らしい借景

足湯も趣がある

展望抜群の食事会場

文句なしの超ワイドな展望
  
貸切風呂は贅沢な空間を確保
備考 丸尾温泉(硫黄谷温泉の源泉もあるようです)。
創業時の【丸尾温泉旅館】から【霧島プリンスH(例のプリンスH系ではない)】、そして現在の【旅行人山荘】と経ている。
宿としては
50000坪の山林に散歩道をめぐらし、野生鹿が現れるという。
霧島連峰が裏山、正面にはパノラマビューが広がる見晴らしのいい斜面に立つ宿。
1Fの庭の足湯、大浴場の露天から、そして部屋として案内されたパノラマビュー階の5Fの部屋からの眺望には大満足。
温泉は・・・素晴らしい。
宿の予約と同時に貸切露天“もみじの湯”を16時15分から17時予約した。
この為、宿には早めにチェックインした。
温泉は、足湯“竜石の湯”、貸切露天“赤松の湯”、“鹿の湯”、“ひのきの湯”、大浴場内湯+外付き露天“大隅の湯”、大浴場“錦江の湯”は24時で入れ替わり、男女ともに宿泊すると別の湯殿に浸かることができる。1Fに素晴らしい飲泉所もある。
建物は年代を経ていて、エレベーターも古いタイプ、1Fロビーには建物の奥に行くに従って簡易な売店、カフェサロン、ギャラリーフロアーがある。サロンとフロアーはゆったりしたスペースに年代物の椅子が配され、壁際には丸尾温泉の歴史を綴った写真、短冊、色紙、ギャラリーがある。嘗ては高級な宿だったことを伺わせる。  
貸切露天を済ませてから部屋に戻らずサロン部屋の裏庭のベランダ席で体の火照りを冷ましながらじっくり夕日の沈むのを夫婦で眺めていた。
4,5Fはパノラマビューの部屋、大隅連山、鹿児島湾、霧島、鹿児島空港そして霧島連峰の裾野も眼下に広がる、
景色の所々から噴煙が上がっている。おそらく源泉の噴出なのだろうが素晴らしいビューである。霧島温泉郷らしい湯量の豊富さが伺える。

部屋へはキーを渡されて自分達で出向いた、Hの配慮として布団を敷く以外は客の邪魔をしないということらしいが、手不足を補う意味もあったように思う。
チェックイン時に女性は用意された浴衣コーナーから好きなのを選べる。
部屋は5F建ての宿の5Fの10畳和室、
アメニティは安価品、畳の上での布団寝具だったが布団の厚さがなく朝2人どちらも腰が痛くなっていた。もはや背筋が伸びる和寝具よりも慣れたベッドタイプの寝具のほうがいいようだ。
5Fエレベーターフロアーの大きなガラス窓に映る山は素晴らしかった。紅葉の時期にはまさに額縁にはまった紅葉絵画の出来になるのだろう。
大浴場や庭絵の出入口、飲泉所、足湯への出入口もあるのが1F、
2Fがロビー階、レストランもある階になる。
食事はレストランで夕食も朝食も同じ会場の【天望】、
夕食は時間差式の着席で“はなぶさ御膳”という会席膳。
そのメインは黒豚のしゃぶしゃぶ、Hらしい手の行き届いた接客だったが料理は平均レベル。予算が取られていないように思えた。
朝食も配膳式、
遅めの利用だったので満席ではなく時間がたっぷり取れたこと、着席をH側で考慮してくれ窓際にしてくれたので、2Fとはいえパノラマビューの景色を見ながら食事ができたことがポイント点。
どっちにしても食事の内容は平均的なレベルで期待を裏切られた。
トータル的な評価は、食事や施設、サービス提供を考えずにゆっくり温泉だけを楽しむにはうってつけの宿。
ネットからの直接予約

 http://ryokojin.com/


ドーミイン鹿児島
所在地 鹿児島県鹿児島市 食事 夕食 外食
朝食 【2F HATAGO】
宿泊日 平成26年10月19日 宿泊者 夫婦 評価 ★★
宿泊費 10Fツイン2名1室
朝食付き
計 9.890円+駐車料金
宿泊日数 1泊

市電の往来が旅気分を盛り上げてくれる

テイクアウトOKの容器と専用フタ

スタイリッシュな配色は落ち着く
備考 霧桜温泉。
鹿児島市の中心天文通、路線電車が頻繁に行き交う(実際朝から絶え間なく路線電車が往来している通りに面している)13F建ての10Fに宿泊。
建物の外見は幅が狭く、奥に長いこじんまりとしたHだと思ったが、その空間をうまく使い、部屋は各階19部屋有るらしく、私達が利用したツイン部屋は狭さは感じなかった。
ドアーがカードキー(タッチ式)は今や当たり前、ベッドは国内にしては平均的なツインベッド、アメニティはちょっと高級、配置されたコップ一つにも配慮が有り、金属製の飲料コップは何度も使いたくなる。飲料水は塩素臭がなく、“磁気活性水”だという。温水は適温、シャワー室とトイレの仕切りがしっかりある。
部屋の防音性は高い、空気清浄機、藩外に除菌スプレーはいまやビジネスHには必需品。室内LANコードジャック付き
部屋置きタオルも厚く肌触りがいい。部屋着がグッド。上下式で前ボタンの無いパジャマ式、部屋の配色同様に色合いも高級感が有り着心地も問題ない、
スリッパ、部屋着で屋上の浴場やロビー階のレストラン、廊下のパブリックスペースに出ていいし、恥ずかしくない仕様になっている。
屋上の大浴場は引湯、24時〜5時までは休憩タイムとあるので、朝から利用できるにのは有難い。
エレベーター内の隅角の三角椅子は非常時トイレにもなる設備。
浴場更衣室への出入りは男性はカードキー、女性は暗号入力と保安が守られているので外部の利用はできない仕組み。
室内の睡眠時に助かったのは、室内照明がセンサー式で夜のSWのON-OFFは必要ないこと
レストランで催される21時からの無料の夜泣き蕎麦サービス、屋上の天然温泉大浴場、都会的なサービス、スタイリッシュな部屋とアメニティ、繁華街天文館へは徒歩圏内と申し分のないランクのH。
夕食はもちろん天文館に出向いて食べ廻った。
朝の朝食BFは品揃え、料理の質、サービスとも申し分ない良評価。
レストランの窓に向かったカウンター席で天文通を行き交う都電は旅趣向を高めてくれる。
帰りがけにコンビニ100円コーヒーの様な持ち帰り容器に好きなドリンクを入れてテイクアウト出来るサービスに初めて遭遇(3日後の宮崎のHでもあったので最近のHサービスの流れなのかな)。もちろん利用させてもらいました、レンタカーの車内で頂いて午前中のドリンク1本分浮いちゃった。
車はH裏の立体駐車場、別料金で1泊1、000円はちょっと痛い、
全国のドーミイン系のHは同様の仕様の施設のようなら、迷った中に此方の系列のHが入っていたら間違いなく選択肢にしますね。
こちら鹿児島のドーミインはビジネスH?としては居住性、食事、温泉付きとTOPクラスのHでした。2012年春の開業という新しいHだけに納得かな。
ネットからの直接予約。

 http://www.hotespa.net/hotels/kagoshima/


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