香 川 県 の 宿

名称 ことひらグランド・H 桜の抄
所在地 香川県琴平町 食事 夕食 【食事処 ゐきり】
朝食 【 〃  】
宿泊日 平成23年9月10日 宿泊者 4人 評価 ★★★
宿泊費 1人11,900円 宿泊日数 1泊




備考 こんぴら温泉
【日本旅行】の四国自由旅行≠ナ申し込み。45日前割引が適用
往路【寝台特急瀬戸】で東京から高松、復路山陽道からの新幹線【のぞみ】で東京へ戻る。
その間に宿を最低1泊分だけ日本旅行の指定宿の中から選択すれば後はフリーという個人ツアー。
今回は春に予定していた旅行をほぼそのまま夏にもってきたもの。東日本大震災の影響で関東圏が麻痺して交通網が遮断されたため延期していた。
春の計画と違うのは、四国内での宿泊先の変更。春は日本三大秘境の徳島県の祖谷峡にある1軒宿【H祖谷温泉】を予約した。日本三大秘湯の此方の谷底温泉にじっくり浸かるつもりだった。
秋に伸びた今回、そちらの宿泊を止め、香川県の琴平温泉に宿を予約したのは、3日目の主テーマの讃岐うどん屋めぐり≠フ利便性を求めた為であった。
祖谷温泉の入浴は諦めたわけではなく、2日目に繰り込み、祖谷峡にかかる日本三大吊橋の『祖谷のかずら橋』を渡った後に、狭い道路を通行しながらも旅館(H祖谷温泉)の立ち寄り湯で希望をかなえることが出来た。
祖谷温泉からレンタカーを飛ばし、徳島県から香川県に戻ること約70分。
夕暮れ前に、琴平町こんぴらの門前に着いた。
こちらの宿は、参道を少し上がった右側にあるが、車で行くなら参道脇の小道を少し昇ると玄関に辿り着く。
通常宿泊料金は2食付で13、400円(咲花館和室)というパンフ内容だった。
45日前の予約のスーパー先取り割引でそこから1.500円引き。そんな訳であまり期待していなかった旅館だった。
玄関前で車を降りキーを預け、意外に狭い玄関を入ると、ロビーフロアーは広く、天井が高く、華やかな装飾で豪華、日常感を忘れることが出来るフロアー。そのフロアーの席で休憩、長男がネットを使いたいと申し出るとロビー横のPCを無料で貸していただき用を済ます間に抹茶と和菓子の接待を受け、長男が席に戻ると館内の説明案内を受け、荷物係の方と7Fの客室に案内された。
この部屋に驚いた。これは咲花館和室では無い。グレードUPされている部屋。
しかも先ほどロビーで預けた荷物が全て運び入れてあり、私達が案内されて入室するまではドアーの鍵が掛かっていた。
あとで調べたら、和モダン調・和洋室【ゆすらん】デラックスの禁煙ルーム。此方の宿は空室があればこのようにグレードアップしていただけるチャンスがあるようです
和モダンのゆすらん≠サれもデラックスタイプの部屋は、玄関上がりが部屋として独立している空間なのが既に凄い。その空間の左側にトイレルーム、正面に洗面所、その洗面所内の左側が浴室。空間の左側にドアーがあり、客室になっているという配置。
7.5畳の和室とツインベッド更に、展望の利いた洗面所と別部屋の浴室。デラックスタイプなので更にリビングが付くというタイプ。
和室はツインベッドと和室がスタイリッシュに融合したジャパニーズモダンテイストをコンセプトとする木目調に問う位置された清潔感のある客室
大きく枠を切った窓からは金比羅山の参道そして象頭山が見渡せる6Fの629号室
窓は仕切り枠以外の壁が極端に少なく、大胆なカットのガラス窓が有るだけ。開放感が一杯で夕刻、夜、早朝のそれぞれの景色をタップリ楽しむことが出来た。
ベッド床とは一段下がってロングサイズのリビングチェアーからは、下がった分だけ正面にこんぴらさんの参道と象頭山とその稜線をまじかに見渡せる。
更に眺望ばっちりの専用の浴室と洗面所。洗面所から浴室に向かって半窓はガラス張り、洗面所と浴室の同じ向きの参道側も全てガラス窓で展望もリビングと全く同じでブラインドを上げれば開放感ばっちり浴槽に浸かっても圧迫感が全く無い。逆に外から此方の部屋の中を見られてしまうのではと不安になるほど見通しがいい、いや良すぎ。6Fという高さがあるから許される開放度。
TVは大型の液晶画面。金庫が面白くて、10個別々のキーが付いた独立BOX型、部屋の外にはスリッパや下駄でなく雪駄が用意されている。
ベッドもツインが2台、ベッド間の間隔も充分、客室間の防音もしっかりしていて、上下や隣り階の音が気にならない。
天井が高く、照明も間接照明を贅沢に使い、和室畳とベッドとの仕切りも簾をうまく使って高級感を演出すると共に、開放度も上げている
ベッドのクッションがよく、振動が他に伝わらない。
7Fゐきり<Gレバーターを降りてからのエントランスがいい。長い廊下、間接照明を生かした配置。
の夕食は和会席料理。専属の接客係がいて料理の説明があり、品出しや皿の片付けもスムーズ。他のテーブルの動きを見ても接客に人数かけているのが解かります
料理は、食前酒:花梨種、前菜:夏の前菜7種盛り、造里:本日の鮮魚盛り、お凌ぎ:茶碗蒸し、ゐきり:特生牛肉ヒレステーキ又は鱸鉄板焼、強肴:鰯つみれ鍋、油物:トウモロコシと枝豆の掻き揚げ、追肴:温玉ぶっかけうどん、これに地元香川県産こしひかりの白御飯、季節の吸物、季節のデザート。
鱧料理が出てきたのは関東圏での食事が多い我が家にはいい体験になった。
ステーキの付けダレは生姜醤油、みぞれ塩ポン酢、アンデス産岩塩、泡醤油ホースラディッシュが各自小皿で出され幾つかの異なる味で味わうことが出来た。
最近我が家の外での食事ではアルコール類を頼むことが多くなってきているが、今回も4人がそれぞれ、ハイボール、果実酒、チューハイ、ジンジャーを注文し旅行気分盛り上げに一役買う。
夕食もよかったが、朝食はさらに高評価だった。和洋50種類のBFとあったが、50種類という数では無く、内容のよさ。詳細は食べ放題専用ページに記すが、食べ放題通の我が家にとっても最高評価ランクの朝食。
この宿の売りが、 華の風呂、ボリューム満点の多彩な50種朝食BF、グレードUPされた客室、金比羅山の参道立地という利点、優雅な夕食、姉妹館の【華の湯紅梅亭】の花くらぶ∞花てらす≠フ温泉をを利用できる。と有ったがその一つ一つが戯言葉でなく、満足感に浸った宿泊だった。
支出費用対比のもの凄くいい宿。

売店で今回の旅行の土産品11.160円(灸まん。瓦煎餅)を消費。この先の旅行への荷物負担にせず宅急便で自宅に送った。

http://www.sakuranosho.jp/


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