吉田さん、19歳の頃
 高校を卒業して、東京で写真の勉強を始めた頃だと思います。
もちろんモテました。(ウソです) 髪型のせいか、時々電車なんかで痴漢にあいました。
一人暮らしの開放感はあったものの、いざ、自分自身何をすべきなのか全くわかっていませんでしたね。
それでも「自分にはいっぱい可能性がある」なんて裏づけもないのに虚勢を張ってるバカ野郎でした。結局なんにもできませんでしたけどね。
 
大学は方もあまり行きませんでした。
友達と朝から晩までパチンコやってたりしてましたね。お金がないなりに遊んだりして、結構おもしろおかしく過ごしてました。
 学校の成績はやっぱりよくありませんでした。
試験でいくら頑張っても決定的に出席が足りませんでしたから、ほとんどの教科で追試を受けました。それで危うく留年しそうになった事も・・・
 この頃から純情な田舎の少年は次第に屈折し始めます。「悪魔」とか「人でなし」と呼ばれたのはこの数年後の事です。(あまり本気にしないで下さい。)
 この頃はやっぱり期待よりも不安の方が大きく感じられた頃で、すこし暗かったと思います。
正直、この頃の自分はあまり好きじゃないのですが、でも髪を見ると・・・あぁ、昔に帰りたい。