模倣する魂
「もしも明日世界が消えてなくなるとしたら
奇麗な場所へ行って死にたい」
そういって君は去っていった
去っていった
去っていった
壊れそうな未来をかかえて
僕は、死の一歩手前の、安全圏の中に安らぎを見出して
冒険する振りだけ、決して死んだり、危険な真似をしたりなんかしない
僕が、憧れるのは自分にできないことをする人
僕は、その人の真似をするけど、決してその人と同じ事をしたりなんかしない
死ぬのは簡単だなんて、誰が言った?
一秒でも長く、生きることが本当に正しいことなのか?
HELLO 皆ウソツキさ HELLO 皆無感動な操り人形 魂の抜け殻
例えば世界から戦争がなくなって、悲しみを知る人がいなくなったとして
でもそれは、本当に正しいことなのか?
君は戦争を体験していないのに
君は何も知らないのに
誰かに言われたとおりに
教えられたとおりに
君のそのスタイルだって
結局は何かの模倣にすぎない
僕は、毎日魂の抜け殻に挨拶をして、無意味な人生を楽しみ続けている
僕は、愛という幻想に恐怖しながら、他人の存在を消し続ける
僕は、実は、明日という日が来なくなる日を待っている
そうしたら、奇麗な場所を探して、君に会える 君に会える