第10回定期演奏会レポート

 第10回定演本当にお疲れ様でした。今回、第10回の定演という大きな節目の演奏会に出演させて頂いた事を、本当にうれしく思っています。
 定演前は、短い間でしたが、毎日部活にお邪魔させてもらい、自分が部活に頑張っていた高校時代も色々と思い出しました。私が高校1年の時が、第1回の定演だったので、本当に、時の流れの早さを感じていますが、部の雰囲気も大きくは変わっておらず、うれしくもあり、とても懐かしく思いました。
 今回は、私は、OBでもあり定演の一参加者でもあるという立場で部員に加わった訳ですが、自分が現役の時には理解していなかった、OBの先輩や、トレーナーである田原さんや顧問の先生方、部員に対しての努力をたくさん見ることが出来たと思います。自分が学生だった時は、自分達のやる事が精一杯で、私達の周りで動いて下さっている方々の気持ちが分かっているようで、実は見えていなかったような気がしています。定演の準備のために、部員が一生懸命なのは当然の事ですが、いろんな方が現役のサポートをしている姿を見て、自分達は、思っていた以上に幸せだったんだなと思い、改めて、現役の時にお世話になった周りの方々に感謝したいなと感じました。
 定演も終り、福岡中央吹奏楽部は、また新たなスタートを切ったと思いますが、引退した先輩方のいいところを残していって、また、外からもいろんな技術ををどんどん盗んでいって、また来年の夏に向かって頑張っていって欲しいと思います。今回は、コンクールが終った直後の定演ということで、部員も準備が大変だったと思いますが、最後の数日でのラストスパートはなかなか見事でした。これから、また部活を振り出しに戻すのではなく、今のままのパワーを持ち続けていけば、来年の今ごろは、多くの成長が見られるのではないかと思います。ぜひぜひこれからも頑張っていって欲しいと思います。
 今回の演奏で、私も色々な意味でいい勉強をさせてもらいました。部員の皆さん、田原さん、OBの皆さん、顧問の先生方、演奏を聴いて下さった方々など、全ての方にお礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました。これから、私もまだまだ勉強していくわけですが、今回の経験を生かして、これからまた頑張って行こうと思っています。そして、現在、音楽の勉強しているOBとして、いろんな情報を部員に伝えられたらいいなと思っています。
 益々の福岡中央高校吹奏楽部の発展を心より願っております。本当に、ありがとうございました。
倉本 周子(http://chance.gaiax.com/home/shushu