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05/30【すみません、来月20日くらいまではこんな調子っぽいです】
 ああ…。気が付けばボーとしてるじゃないか。 この処12時間くらい根詰めて仕事して、その反動で ボーとしてることが多いので新しい発見や疑問に気付く余地がありません。 いやー、追い詰められるのはイヤなので普段は適度に手を抜いて過ごしているんですけど 今回のプロジェクトは本当に余裕がなくってねー。正直な話、これだけ時間割いて作業してるのにまったく期限までに終わる気がしない仕事は久しぶりです。

 んー。何が異常で何がおかしいのか解かっているのにどうにもできないのはすごくモドカシイですな。 多分、関わっている皆が感じていることであり、そういう状況の通例として何とか無理矢理にでも敵を作りだして攻撃することで精神の安定を保とうとしています。 んで、ちょっと要領が悪かったり、早く帰りがちな人(といっても軽く終業は越えているんですが)が格好の標的になってしまっています。 責められる言われは大して無い気がするので不憫でなりませんが、一方で「自分で作業すればこのペースで終わるのに」とか「自分は遅くまで頑張っているのにアイツはなんだ!」って気持ちも解からなくはないです。 私自身は反対ですけど。仕事に関する束縛を美談と錯覚(学習)しているだけで誰にでも押し付けられる「常識」ではないだろうと思いますし、 本当に悪いのはそういう仕事といえば条件反射的に奉仕することが正しいと思い込んでいる風習と、 自分が関わらない部分を平気で甘く見積もり、平日は定時に帰り休日は惰眠貪ってる、私達のコブシが当たらない位置にいるアホだ、とか思っています。 …なんてカッコ付けてみても、仕組みが解かるだけに内に入れば適当に流れに合わせてますけどね、私も。(一番性質悪し)

 ふう。やっぱ寝ないとダメですね。平均睡眠時間が4時間切るとグチっぽくなって。 どうにも体力よりも先に精神的に潰れるタイプなので睡眠時間削って自由時間キッチリ確保しちゃうんだよなー。 朝あまりのしんどさに「今日こそは早く寝よう!」と毎日思っているんですけどね。

05/28【偽プログラマー講座について】
 今更の説明になってしまいますが「偽プログラマー講座」なんてコンテンツを作ってみました。 時々何気なく使ってしまう専門用語を説明しようという建前もあるのですが、他に、 どうも私は日記などを書くときには、起承転結の起と結の部分を意識せずにはいられない部分がありまして。 (具体的には読書感想文レベルの)現代教育の申し子である私に抗う知恵は無く、 特に無理してでもオチか結論は書いてしまうのです。だから傍から見ると調子良い空論で結んでいることが多いわけですけど。 で、そんなのに疲れて、専門分野なのに言いたい放題言った挙句に結論を付けずに放りだすような自己満足のページを作ろうと 画策したのが「偽プログラマー講座」なのですが、今の処、論を結んでしまう癖は抜けてないですね。 まったく偽善者体質だなー。

 お気に入りフォルダにリンクが登録されるまでの過程を元へ元へと辿っていくとgoogleなどの検索サイトのリンクページが起点になっていることが多いと思います。 wwwで何かを調べようと思ったらまず検索サイトを開くことが一般的でしょうし、検索サイトはwwwの入り口の1つと言えると思います。 そういう意味では、快適に、思うと通りに検索ができる、 噛み砕いて言えば、(的確な)キーワードをformに入力したら 期待した通りの答えがあるページがリンク群として生成されるのが検索サイト、そしてwwwの理想的な状態です。 例えば、仕事中、あるプログラムで利用する関数の使い方を知りたいと思ったなら、 その関数の仕様、利用方、サンプルソースなどがhitするのが望ましいですし、 興味を持った映画があるとするなら作品紹介のページやファンサイトなどがhitしてくれるとイイ感じです。 昔の友人が熱心に誘ってくる怪しげな商法について調べたなら、ずばり本質を語るページが羅列されれば非常に助かります。 …逆に、検索した内容と噛合わない答えが羅列されるようだと有効性が薄れてしまうんですね。理屈の1つとしては。

 その辺を考慮して「偽プログラマー講座」は、検索目的としては誤認なんだけど、内容的には正しくて、 仕事中にヒットした同業者が思わず読み入って目を潤ませてしまうような、そんな傷の舐め合いコンテンツを目標としています。

05/27【送りの言葉】
 予め断わっておきますが、今日の日記は所謂『怖い話』が嫌いな人は読まない方がいいと思います。 西武新宿線で女子高生?はねられ死亡 実は私、まさに今状況と化してしまった電車と隣合った電車に乗っていたのです。 昨日の朝、珍しく座席に座ることができ、しばらくウツラウツラしていたら、 鉄が摩擦する音と慣性で空間が引っ張られるのを体で感じました。目をつぶっていた私は 「あー、停止信号にしては随分前から、そのわりに急ブレーキ踏んでるなー」とか呑気に 構えていたのですが、一瞬の間の後、すれ違う電車側の面にガンガンガンと 音を響かせてぶつかっていった物があったのです。 ハッとして覚醒するのと電車が止まった反動がほぼ同時で、何事かとザワついた車内にアナウンスが流れました。 「ただいま、隣の電車に人身事故が発生しました。安全確認が取れるまでこの電車はしばらく停車いたします」

 記事には線路の上にしゃがみ込んでいたとあるので自殺であった確立が高いですが、すると 手ぶらであったと想像され、ならばあの、電車の側面を擦っていったモノは何だったんだろうとか思った辺りで考えるのを辞めました。 目をつぶっていて正解だったかもしれません。

 乗っていた電車は45分ほど遅れて目的地につきました。 私は60分の遅延証明というものを初めて貰いました。私的な話をすれば月曜日は仕事のα版提出日で遅れるということは 結構、窮地だったのですが、まあ、そんなことはどうでもいいです。 誰かの笑顔の奥にだって辛さは隠れています。 誰しもが背負っている重さに気が付かず、 自分だけが特別だと思い込んで死を選択するのは勝手だし、そも私が説得できるとも思ってないし、そんな筋合いも無いです。 沢山の人に迷惑が掛かると容易に想像できる飛び込み自殺を選ぶのも勝手でしょう。 生きている人間は誰も体験したことが無い、死んだ後の世界が 今よりも楽であると楽観するのも勝手です。 でも、現実は容赦ありません。乗り合わせた人にとっては理不尽な足止めを食らったわけですから、 直後は自殺志願者を心配する気持ちや同情や哀れみよりもまず文句の1つも言いたくなるってものです。 そうして沢山の人の不愉快な感情や呪詛の言葉を受けながら昇って逝くことになるのですから、想像するような世界があったとしてもこの人は天国には逝けないんじゃないかなーと。 そういう意味では夜よりは朝の方がマシなんだろうな。

05/24【告発の行方】
 アナタが誰かを断罪しようと思うなら、何が目的なのかをはっきり意識することをお勧めします。 まずは、その断罪に正当性があるという前提で相手がどうすることを望むのかという話です。 更生することが目的なのか、自分と共存できる範囲の行動レベルを持ってもらうのが目的なのか、 謝らせるのが目的なのか。どれを優先させるかによって収まり所がまったく変わってきてしまうでしょう。

 更生させようと思うなら、相手のモラルに対する認識をそこまで引き上げなければなりません。 罪の認識がない人に罪と認識させるのは非常に根気と時間を掛けた説得と崩れることのない論拠が必要になるでしょうから、 これはかなり大変な選択だと思います。 共存を望むならもう少し簡単で、相手が本心でどう思っていようと 断罪されている内容に対して「ああ、割りに合わないな」と思わせれば良いことになります。 「悪いことだからやらない」と「損だからやらない」は結果として同じ行動レベルをもたらすからです。 で、どちらを目的にしようと特に謝ってもらう必要はないわけです。 謝ることが約束手形になるわけではないですからね。 だから、謝らせることを目的にするなら 「誠意として(更生の証として)皆さんに一言謝ってください」なんて言葉は飾り繕ったものでしかなく、 凄く単純に謝らせたいから謝らせたいんですよ。 「オレが納得いかないから、謝れ」の方が筋も通ってるし受け入れやすいです(私だけか?)。

 「この目的は不純だ!」なんてことが言いたいわけではなく、優先順位を意識しておかないと いつまでも納得できずにただの泥沼になるんだろうなーと。圧倒的正義の風上に居た筈なのに 気が付けば断罪される側になっていたりして。

05/23【異常な正常】
 そろそろ精神的に追い詰められてきたfailsafeです。こんにちは。

 聞いてくださいよ、奥さん。この2週間で有給が3日も増えたんですよぉ。この週末でさらに2日増える予定です。 うひょー、嬉しー!使うタイミングがないし、仮に稟議通ってもブツブツ文句言われるし、有効期限間近に大量に残っていても買い取ってすらもらえないけどな。 とりあえず、まったく現実性の無い計画立てた挙句、故意に週明けをα版提出日とかに決める輩は消えてください。

 しかし、責任って難しいです。 今週末を例に取ると、私の担当している部分に使う素材が遅れていて プログラムに手が付けられない状態なので、しばらくは別機能を担当することになったのが 昨日、んで、提出が月曜日だと聞いたのが今日です。 作業量から考えてこの時点で休日など無かったことになっていますが、 そんな状況で間に合うように一生懸命仕事しようと思ったってエンジン入らないんですよね。 本音を言えば「間に合わなくても、そんなのオレの性じゃないじゃん」とか逃げて惰眠を貪りたい気分です。 私的には責任持てないし、そもそも自分に責任が発生する道理がないと思うんですけど、 だからと言って引き受けないことは許される筈もなく、口に出した日には、 ワガママだとか、責任感無しだとか、評されてしまいます。 つまりは責任とは、自分が発生させたことはもちろん、 自分が背負う根拠のないことですら、関わったからには果さなければ納得されないものらしいです。 いや、なかなか大変ですよ? 自分が発生させた責任すら果せないで逃げる人が多い中、理不尽以外の何物でもないですからね。 今のところは経営者のモラルがよっぽど高くない限りどこだって労働基準法より契約が優先されていますから、 極めて平凡にして正常とされる話です。 世のお父さんが休日にゴロゴロしたくなる気持ちも解かるってもんです(解かりたくない)

05/22【楽観の達人】
 だからー。決して否定したいわけじゃないから、そう何度もネガティブな見解書くのも悲しいし、 今月ネトゲーについて語るのはもうやめておこうと思っていたのに何でこんなに楽しいんですかガンホーたんは。 みんなROの世界から出てきて現実に目を向けてみるといいよ。 ROのゲーム内容よりROを取り巻く周辺の挙動を観察している方が絶対楽しいですから。

 まずは、この釈明文。 先日発売したROのサウンドトラックCD(以下サントラCD)の音質の悪さについて ユーザーのクレームに答える形で発売元のデジキューブが釈明しています。 まあ、読んでみるとわかるんですが要するに「提供された音が 元から悪くてこちらとしてはどうしようもなかった。 皆さんの声を厳粛に受け止めて、もうあんな会社と絡もうとするのはやめるよ、( つД`)ウワワーン!」 って内容ですね。提供先が沈黙したまま間接的に関わった発売元の方が釈明出すってかなり前例のない話だと思います。 一昔前のサントラCDならいざ知らず、最近の奴は 生音を高音質にマスタリングしたり、オーケストラで取り直したり、 単純にユーザーのコレクション欲満たす以上の価値を作り出しているものがほとんどです。 有志が調査した結果を聞く処によるとサントラCDの音源は22khzのMP3と推測されるそうで、 もしアプリケーションで使われている音をそのまま放り込んで金を稼ごうとしたということであれば、かなり舐めた話だなーと思います。 音源の提供元にしてROの管理会社であるガンホーたんは、当然、生音なんて出せないでしょうから そういうCD出そうと思ったら開発元の会社に依頼するしかないわけですが、もしかしてそのラインも断線状態なんですかねー。

 んで、これだけだったら企業倫理ずれた会社があるなーで済むんですけど(済まないか) バーチャルネット法律娘 真紀奈17歳 さんの 5月20日のラグナロクの項目 を読んでさらに呆れてしまいました。 紹介されている記事を読むと、サントラCDには10日間の無料チケットが付属していて 「熱心なファンにCDを買ってもらい、遊んだことがない友達に勧めてもらう」狙いだ。 だそうです。この品質でユーザーが満足して感激して、かねてからあった様々なまずい部分を忘れ、 やったことない人にまでゲーム勧めると本気で思っているんでしょうか。 外向きの方便が多少混じっているとしても楽観的というか詰めの甘い運営計画だよなー。

 むー。何と言うか悪趣味で申し訳ありませんが、虚言と楽観が大部分を占める運営がいつまで持つのか 、対して相当包容力があるらしいユーザーがいつまでこのサービス体制を許容していられるのか、 これからも目が離せないです。

05/20【不満の効用】
 向上心と不満は切っても切り離せない縁にあると思います。 些細であろうと満たされてしまった人はそれについてこれ以上どうこうしようなんて考えなくなるだろうし、 誰もが賞賛するような極めた部分を持っている人でも本人が納得できない限りはいつまでも不満を抱えることになります。 別段それについては良いとも悪いとも言い切れるものではなく状況やら精神状態が相まって様々な結論を導き出すことになるのでしょう。

 例えばウチの会社には私と同じ歳の転職組の人がいて前と比べると給料が80%くらいに下がってしまったらしく酒の肴に不満を洩らすことがあります。 他方で彼は、ある程度の大学を出て有名企業から転職して来た経歴が評価されているので私の40%増しくらいの給料貰っているんですよね。 となると私にだって思う処はあり、内心は「そも、そんなに不満なら転職しなければ良かったんじゃねーの?」とか突っ込み入れながら話を聞いているのですが、そんな私にしても前の会社よりはいい給料貰っているわけです。 ひとつ確かなのは上を見るにしても下を見るにしても他人と自分を比べた不満は何の説得力も根拠もなく無意味だってことでしょう。 問題なのはそれが身の丈にあった不満なのか、「自分の現在の評価は納得いかない」とする主張に正当性があるか、ということで。

 とはいえ私は、現在の実力以上の評価を願っていてそれが不満の元になっている人をさして悪いとは思いません。 会社やら社会やらに「オレをもっと評価しろー」と嘆くのと、 冗談めかして、何の努力もなく漠然と「お金持ちになりたいなー」と言うのはそんなに違いがないと思うし、 それくらいの不誠実さは誰だって持ち合わせているでしょう。 「人の2倍働けば?他の人と同じことやっててお金持ちになれると思う?休日も睡眠も無しに働いた上でそういうこと言ってるんだよね?」 とか、素で突っ込もうと思えば突っ込めますけど、何とも大人げない気がします。 不満の効用とは前述の通り向上心に成り得るものです。 嫉妬の感情やら固定観念やらヤバイ方向と結びついて実害出そうだというなら切って捨てるべきですが、 「どうよ、最近会社の方は?」と問われてそれについて答えたことくらい 放っておいても良いんじゃないかなーと。生温かい目で。(うわ、久しぶりに聞いたよ)

05/19【ToMe】
 5月も下旬に差し掛かると大抵の皆さんの五月病も回復の方向に向かっているんでしょうね。 休みボケしてた人は、主な原因である大型連休の余韻も2週間もすれば無くなっているだろうし、 就職したり入学したりして新天地で戸惑っていた人もそろそろ周りを見渡すゆとりが出た頃です。 足並み揃えるなり、我関せずを決め込むなり、自分なりの処世術を発動しだしたのではないかと思います。 初めて任された責任を果たそうと忙しくてそれどころじゃなくなっている人もいるかもしれませんね。 何にしろ、そろそろ立ち直りのキッカケくらい掴める時期じゃないですか。

 はぁ、羨ましいなー。憂鬱だなー。私の五月病、その真の恐怖は始まったばかりなのですよ。 もう、5月18日と2月29日を交換したいくらいです。5月に18日が来ることなど4年に1回もあれば十分だ。 アレです。毎年、鬱だ鬱だ言いながらも今まではそこそこにもてなしてしまっていたのがいけないのかもしれません。 まさに「モウコネーヨ ( つД`)ウワワワーン!」ばりの心象を植え付ければ来年は自粛してくれるかも。 うん、そうだ。そうに違いない。来年のカレンダーから18日が消えていたら私の所為です。予定がある人ゴメンなさい。

 部屋を暗くしてイチゴのショートケーキに28本のロウソクをザックザクと突き刺している過程でそんな考えが頭に浮かんできました。 何だ。特に意識しなくても十分、誰もが逃げて行きそうな状況じゃないか。 ロウソクに火を付け英語交じりの歌を(ToMeで)口ずさむと目が熱くなってきました。 悲しくもないのに涙が溢れて来るのは何故だろう?(オチだから)

05/17【遅れて来た人】
 「ブラックジャックによろしく」が今だに全編通して見れません。くー、金曜日って奴は。 まっ、それはそれとして何となく見ていたテレビ朝日の「OL 銭道」の方が気になるようになってしまいました。 こっちは23時過ぎに始まるドラマなので始めから見られることが多いし、 元ネタを知らないから先入観無く楽しめます。 貯金命なOLさんがマルチやサギまがいの商法にすぐ引っ掛かってしまう ヤサ男とその婚約者を助けてパタバタやっている様子が妙に面白くて 毎週チェックしていたのですが、最近はさらに興味を引く内容で。 OLさんは過去にヤサ男と付き合っていたことがあり実は今でも忘れられないのだけど、 相手には人の良い婚約者がいてそれなりに上手くいっていて、 それもあって表面上は意地張っているけど、 でもヤサ男が何かピンチになると放って置けないと。 貯金命なのにそれを使って助けるなんてことも少なくなくて、 んで、カップルは助かるんだけど、OLさんは報われようがないという結構、身につまされる話なんですよ。

 いやー。何が身につまされるっていい暫く私は独り身ですが、もしも誰かを好きになる機会があったとして、 その誰かさんにはすでに相手がいる確立がこの先はどんどんどんどん上がっていくのだろうなー思いまして。 冷めてるならまだしも、それなりに上手くいっている間に割って入って我を通せる程、私にゃ度胸も自信もないなーと。 今更、自分と誰かの幸せをイコールで括って疑わないほど盲目にはなれないし、 自分の感情さえ押し殺せれば現状がベターであるならそうしちゃうだろうと思います。 だから、ドラマ的にはこのOLさんを応援したいんですけど手放しでは「頑張れー」って言えないような、そんなモニョモニョした気持ちなのです。

05/16【失敗しない世界】
 そういえば今日は16日です。FF-Xにジラートパックが発売されて1ヶ月が過ぎました。 黄金週間挟んでますしそろそろ評価が固まってくる時期かと思います。 私の周りでもやりこんでいる人がいてちらほら話のネタに上がっていますが、 何と言うか、ネットとRPGの相性が悪いのか、 それとも、今だネットに順応したゲームデザインのセンスを持った人がいないという見方が正しいのか、 ともかく、ゲームよりもゲームをしている人のグチや苦労話聞いている方が面白くて ちっともプレイしたいと思わないのはどういうことなんだろう?

 例えばLvというシステムデザイン。これは戦闘で得られるExp(経験値)が一定数貯まると自分の操るキャラクターが強くなるという仕組みです。 どこぞのMMORPGのサービス元は雑誌のインタビューで、そのゲームの魅力を聞かれて「Lv上げです」とか答えて笑わせてくれたことがありますが、 Lvを上げるための戦闘は半ば単調な作業と化し苦痛なことはあっても楽しくはないです。 なら何が魅力かと言えば、キャラクタのパラメータやスキルのメイキングとか、苦戦していた敵に善戦できるようになった爽快感や、 作業によって堪ったフラストレーションが目的を達成することによって開放される時の気持ち良さだったり、 ようするにLvが上がることによって得られる効果であって過程では無いのです。 戦闘デザイン自体が戦略性に富んだ一瞬も気を抜けないようなものであれば少し話は違ってくるのですが、 どちらにせよ行為自体よりもそれに絡んだ部分に目を向けて面白さを追求しなければ「Lv上げが魅力」なんて口が裂けても言えないわけですね。 今のところのFF-Xは何をやるにもLvに左右され、高Lvになるほど膨大な時間を費やさないとLvが上がらない上に、 高Lvにならないと恩恵が得られない作りになっています。 確かに初めは楽しいでしょうが、新しいモノに触れる楽しさというのは日々減退していきますから、その効果がなくなった時、次の楽しさは遥かな作業の果てであると。 さすがに「俺、今時給○○だよ、このペースでやってると次のLvになるのは1ヶ月後かなー」とか聞くと出遅れた者はやる気になれないです。

 少しリアルの話をすると、1日にネットRPG費やす時間が度を越している人のことを俗に廃人なんて言いますが、そうなる温床は十分存在するんですよね。 夢の無い事実ですが、現実世界では行動≠成果です。頑張って努力したって予想した結果が得られるとは限りません。 まあ、だからこそ面白いという部分もあるし「そういうこともあるさ」くらいに受け止めるのが妥当だと思いますが、 対してゲーム、反射神経など特定の身体能力を要求される一部以外のゲームは行動=成果であり、方向さえ間違っていなければ努力は100%報われるように作ってあります。 「Lvを上げよう」「通貨を貯めよう」「女の子に告白しよう」「戦争に勝利しよう」、何であろうとその世界が許容する範囲の成功は予め約束されているのです。 単体で完結しているオフラインのゲームならいつかはエンディングを迎え終わりが来るものですが、ネットゲームはサービスが続く限り半永久的に続きます。 中では擬似的に人と触れ合うことができ、優劣は「キャラクタの強さ=掛けた時間」です。 ちょっと精神的に未熟だったりアイデンティティが薄い人が(共に年齢は関係なく)、知らず知らずにでも失敗する世界より成功が約束された世界に魅力を感じ比重を置くようになっていくのを想像するのは難しくありません。 実は高LvのLv上げを縛るのはバランス調整というより廃人抑制といった要素の方が強いと感じます。 でも、実際は逆効果なんですよね。膨大な時間を費やすことになってもLvが上がるのは約束されているのですから。 後は時間を掛ければいいだけです。何とも皮肉な話ですが。

05/15【 凹む日もあります】
 もしかして心配してくれた人がいるかもしれませんが、私はちゃんと仕事に出ているし、特にサボるでもなく、そも、そんな余裕もなくバタバタしながらもそれなりに日々を頑張ってますよー。 何でこんな話をしているかというと、ここ1週間以内で確認しているだけでも3回は、実際にページを更新した時間と はてなアンテナ が更新拾った時間にズレがあったからです。 夜中(23時〜2時くらい)に更新したものがお昼頃なるまで反映されていなかったりしたので、傍目には「おお、コイツとうとうリアルに引き篭もったか?」なんて風に見えたのではないかなーと。 いや、まあ、アンテナ利用してウチを閲覧してくれている人なんて片手で数えられるくらいしかいらっしゃらないのですけどね。

 で、サーバに負荷が掛かっていたとか、意図しない不具合で拾われる時間が遅れたのなら別に構わないですが、意図的な仕様変更だったらイヤだなーとか危惧してしまいました。 システム的な効率を考えたら純粋に登録数の多いサイトの更新取得巡回を頻繁に、登録数の少ないサイトの巡回を少なく設定するのが妥当だし利用者のニーズにも添うでしょうけど、 弱小サイトにしてみれば、効率上の選別という身も蓋も無い事実はあからさまに格付けされた気がして凹んでしまいます。 まさか人ではなく機械的な方向からモチベーション下げられるとは思ってもみなかったです。 わざわざ見ないようにしていたのに利に適った説教をされてしまったような。

 まったく私的な話ですが、私も月並みな精神力なのでたまには現状に落胆することもあります。 day hitのカウンター見て愕然としたり、 つい最近できたらしい話題のサイトを見に行ってウチの1年分のhit数を3日で稼いでいるのを目の当たりにして鬱になったり、 人のサイトの掲示板が盛況なのを羨ましく思ったり、formあるのに1ヶ月に1度もメール貰えなくて悲しくなったり、 普通に閉鎖理由になりそうなことを挙げればキリがないです。 特にリアクションの無さは致命的で、「ちょっといいかも?」とか思って見に来てくれているのか、変な人が何やら語ってるから(観察目的で)見に来てくれているのか、 閲覧者の人がどんな「面白い」の印象を持ったからウチに足を運んでくれているのかもさっぱり判らないんですよね。 1年ちょいもやっててどんなニーズがあるのかもはっきり判っていないサイトって異常だと思います。 何が異常ってそれで続いていることが。続けられる奴のストイックさ加減が。普通はもっと諦めがいいもんだ。

 んー。つまり、始まったものはいつか終わる日が来るのだろうけど、 ちょっとでも興味を持って訪れてくれたのならfromから空メールでも送ってくれると、 その日が少しでも確実に遠のきますよー。とかワガママが言いたかっただけなのですけど。

05/14【世界の捉え方】
 朝、ボーっとワイドショーを見ていたら「神戸市連続児童殺傷事件の犯人が今年の9月にも少年院から仮退院の見通し」というニュースが取り上げられてました。 月日が経つのは速いもので、当時マスコミから「暴走する14歳」とかセンセーショナルな文句で煽られていた世代はもう20歳になるのですねー。 結局、10代後半の多感で楽しい時期を引き換えに犯人は更生できたのか? って部分は重要だけど私的にはどうでも良くて、更生の状況に関わらず、側には近づきたくないし近づかないでほしいなーとか思いました。

 しかしなー。表に出ている犯人のコメントは、マスコミが不安感煽るために故意に舌足らずなものを選別しているんじゃないかと思うほど気持ち悪いです。 まず、「事件そのものはよく覚えているが、あのころの自分のイメージはまるで夢まぼろしのようだ。犯罪によって自己の存在を確認しようとしたことが理解できない。2度と同じ気持ちになることはない」 これは、事の大小に関わらず何かやらかしてしまった人間が口にする 「あの時の自分はどうかしていた」「感情的になっていた」「冷静じゃなかった」 など、「当時は本来の自分ではなかった」と位置付けする弁解と同じ種類の発言だと思いますが、 どうも反省を示す最中や謝罪のタイミングには相応しくない言葉だと思います。 何故なら続く「だから、今後は大丈夫」という言葉が非常に説得力に欠けるものとなってしまうからです。 「今は平気でも何かの拍子でまた本来の自分ではなくなってしまった時、アナタは同じことを繰り返すのか?」と突っ込まれても反論できないのでは。 理性ある人間が平常時に自制が効くのは当然であり、 問題は感情の起伏とか外的要因などの影響でそのタガが外れてしまった時に何でもできてしまうことにあります。 普通と表される人の場合、さらに我慢できるか、タガが外れても尚、大したことができないから社会に踏みとどまれるわけで、 この部分に変化が無いと順応できるとは言えないのではないでしょうか。

 後は、「社会に出て温かい人に囲まれて生きていきたい」なんて発言も気になります。 家族ならともかく社会にそれを求めるのはどうでしょう。 例えば自分が優しくあって周りが優しくあるような精神的な繋がりや、純粋に利益的な繋がりなど、 醒めた言い方をすれば、ギブアンドテイクが無ければ仲間に囲まれて生きることなんて不可能だと思います。 無条件な温かさなんて果して存在するでしょうか。 だだでさえとんでもなく重いレッテル背負って生きていくことが確定しているのだから、 そんな希望を胸に世に出てくるなら遠からず絶望するのは目に見えているような気がします。 この人は囲うことが職業の人達が集う施設で暮らしてた方が幸せなんじゃないかなー。皮肉でも何でもなく。

05/13【距離感】
 そもそもが自称ネット内ヒキコモラー、自サイトの掲示版も過疎地と化してる私が言うのも何ですが、 リアルでは気付いてネットでは気付き難いことって自分と他者との距離なのかなー、なんて考えました。 いや、リアルでもはっきりと計れるわけではないでしょうが、直に対面している分、何となく肌で感じるみたいな部分があると思います。 例えば「うん、そうだね」なんて言葉を返されたなら、リアルなら表情やら態度やら語感で「興味のある肯定」なのか「興味のない肯定」 なのか、おおよそ判断が付く場合が多いですが、ネットでは送受信者双方が前後の文とか行間に注意する気持ちを持っていないと誤解を生む可能性が十分に生じてしまいます。 その蓄積が距離を計る指針になるのだとすれば、両者の認識は激しく違ってしまうこともありえるかなーと。 普通に考えれば、必要以上に遠い距離を感じて行動する分にはチャンスを逃す本人が寂しい思いをするくらいでそんなに実害ないですが、逆に、 自分が近いと感じているけど相手がそうでもないなんて状況で、向こうが認識している距離感以上に近づいた行動が与える印象は、 勘違いしたウザイ奴以外の何者でもなく非常に迷惑になってしまいます。

 そも、リアルだと相手に気持ちを伝えるって行為にそんなにでませんよね。 電車でヘッドホンから大音量の音楽が漏れているとか、すぐ側に自分が不愉快になる行動をする人間がいたとしても他人であればそうそう注意しようまでは思わないだろうし、 ある程度仲が良くて相互理解が可能であろう親友にだって本音やそこから来る気持ちを伝えるのは凄く勇気がいることです。 どうもその辺の慎重さをネット内では意識的、無意識的に無視している人が多いような気がします。 「ネットだから例外」なんてことはなく人と人の間の距離の概念は確実に存在するし、それが何の根拠もなく急速に縮まることもありえないでしょう。 一方的に主張を押しつけて笑い者になろうというならともかく、問題を解決しようとか誤解を解こうとか仲良くなろうとか思うなら、 まずはしっかり距離感を掴もうと足掻くことから始めなければならないのはネットでもリアルでも一緒でしょうね。

05/12【平和ボケ極まる】
 昨夜の東京・埼玉周辺の地震は凄かったですねー。 日曜日の午前1時前後という時間帯にしては珍しく私は夢と現実の狭間でまどろんでいたのですが、 「おお、グラグラしてるなー」とか思った次の瞬間には十字型、前後左右に激しく揺られ、収まったかな?と思ったら 一瞬置いてさらに追い討ちが来るという波状攻撃で「あー、こんなに激しいと、このボロアパートやばいなー、倒壊したら死ぬだろうなー」 とか薄っすら考えたものです。つまり結局起きなかったのですが。

 話に聞くと実家が関西にある人などは昨日の地震を受けて外に出るなどの処置をしたそうです。 本来その危機感覚が当たり前だろうし例え杞憂に終わろうと見習うべき行動なのだと思います。 大体、わたしゃ火災報知機のベルとかなっても逃げたことないんだよなー、どこか現実感が感じられなくて行動する前に、 ついつい何かの故障かテストだろうとか思ってしまうのです。 子供の頃から避難訓練だけは節目毎やって来たわけだけど、 活かせないばかりかそっちが普通という認識になって 「でも、身の回りでは起きないだろう」とか考えるような弊害になってしまっては元もこうもないですよね。 外国のホテルで火災があると一番最後まで避難が遅れるのは日本人だ、なんて話もどっかにありました。んにゃ、気を付けねば。

05/07【回避能力】
 妹と言えばつい先日、仕事を終えて家に帰ると青い顔をして待ち構えていたことがありました。書類整理のために職場から持ち出して来たノートPCが動かなくなってしまったのだとか。 少し診てみると電源ランプは点灯します。モニターも死んでいないらしいけど、画面には何も写らないしハードディスクに全くアクセスしに行かないのです。 さらに初期画面も出ないとなると電源からマザーボードへの配線が死んでいる可能性が高いですにゃ。 どちらにせよ、中が簡単に開けられるディスクトップならまだしもノートじゃ私の手ではどうにもならないんですけどね。 こういう方面にシロウトの妹からすれば何でも専門に見えるらしく「頼りにならないなー」とか言われてしまいました。いや、私はソフト屋さんだから。

 そもそも何が原因で故障したのか?という話ですが、しきりにモニターを気にしていたり解り易い動揺の仕方をしていたので、頼りない兄としてはちょっと意地悪して「振ると音がするけど」とかカマかけてみました。 んな、微笑ましいウソで口を割る妹もそうとうやるせませんが、大方の予想通り帰宅途中に自転車の前カゴから派手に落としてしまったらしいです。 何と言うか無理に弁護してやるなら、PCが家電レベルで普及していると言われて久しい現状だけど、必要無い人には今だ必要無いのも事実で、だからこそ家電と呼ばれるにはそれなりの耐久力を必要とするのでしょうね。 …いや、炊飯器だってその高さから勢い良く落としたら壊れるだろうけど。んー、少しの想像力を働かせれば回避できるトラブルって結構多いと思うのです。 1度やっちまったら次からは意識して気を付けるようになるとしても。

05/06【黄金夢の終わり】
 気が付けば黄金週間も終わってしまいました。黄金と言っても今年は間でばっさりと切られてしまって何だか半端な感じは否めませんでしたけど。後半なんて普通に3連休でしたものね。 私の場合、予定を立てるのも面倒なので特別な過ごし方をすることもなく家に引き篭もっていました。 程なくして妹からメールが来ます。妹は金曜からの4連休に恵まれ実家に帰っていたのです。 「こっちは自動で出てくる上手い飯食ったり、旧友と遊びに行ったりして楽しいよー♪兄はヒマを持て余してるかい?かわいそうに(笑」

 うーむ。長年一緒に生活している妹でも勘違いしているらしいですが、私は独りで居る時にはほとんど暇だと思ったことがないのですよ、負け惜しみじゃなくて。 主にインドアで発生する世間的に暇潰しと呼ばれるような趣向は趣味にするとあまりそれと感じなくなるんですね。 だから、傍からすると暇に見えるような行動してる時も私自身は決して暇だと思っていないのです。 小説読んだり、ビデオ観たり、積んだゲーム崩したり、筋トレしたり、十分に休日を満喫しているのですよ。 むしろ、独りの時より複数人で遊びに出かけた時にふと発生するような、悪意ない惰性的な縛りがある時間の方がよっぽど暇を感じてしまいます。 ああ、どんどん寄り掛かる相手を必要としない傾向に偏って逝くのは強いけどヤバイよなー。文字通り構って房の強がりなのかもしれませんが。

 ちなみに飯の方は素直に羨ましかったです。期間中、知らず知らずの内にカップ麺に必要なお湯の量を目検討でピッタリと沸かす術が身に付いたのですが、これはむしろ、生活習慣病の一種でしょうか。

05/02【先輩的アドバイス(訳:愚痴)】
 表向きは円満に退社してきた前の職場ですが、私の予測を裏切り今だにしぶとく存在しています。 んでも、話に聞くところによると新人さんの初任給が出なかったらしいです。 と言うか、4月の給料自体古参の社員には支払われたけど後はちょっとあやしいのだとか。 私の在籍当時よりもさらに人が減り、古参連中の諦めの悪さが辛うじて会社をもたせているような状況なので、 何を置いてもこいつらだけは繋ぎ止めようと必死なんでしょう。

 諦めの悪さとは所謂拘りで、私は拘ること自体は決して悪いことだと思っていないのですが、 狭くなりがちな視野を維持するためには、何に拘っているのか、拘ることで何を得られるのかって辺りを常に自問しなければならないと考えます。 私と同期だった一人は「自分の撒いた種の収穫を誰が人に刈らせますか?」とか言って今だに残ってますが、 現状を見てもそこが不毛の土地なのかもという疑問は抱かないらしいです。 いや、気付いていて尚、費やした労力と時間に拘って抜け出せないんだろうな。 その結果、現在と未来の時間を犠牲にしながら。

 にしても、新人に初任給出ないことを正当化した説明ってどんなもんだったんでしょう。 当然のことながらデタラメな話で、プログラマーはそれが常識ではないですよ。 普通に初任給貰えるのが当たり前です。 確かに私自身は前々から「給料は会社から貰うのではなく仕事で稼いだ分け前を分配されるのだ」とか嘯いていますし、 通例では会社の維持には給料の2倍の稼ぎが必要であり、当然今月入ったばかりの仕事のノウハウも丸で無い新人さんにそれを求めるのは不可能です。 時給を保証されるような職業ではないし、あくまで何か作っていくらって商売ですからね。 しかし、だからといって「しばらく給料貰う必然無し!」とは思えません。 つか、そんなこと言い出したら技術者なんて育ちませんよ。好き好んでなろうとする人だっていなくなるでしょう。 お客が満足して金を払える仕事、逆に言えば後ろめたい気分になることなくお金が受け取れる仕事が(自負だけでも)できるようになるまでには結構な期間が必要になるわけで、その間給料出なかったりしたら生活できませんから。 古い芸人師弟の関係のようなモノが美徳だとも思えないですし、大体、会社にしてみれば長い目で見たら「稼ぎの無い段階でも給料を出した」という恩を売っておく方が得ですよね。

 ああ、もう長くないから無理なのか。まー、失敗は失敗しなければ認識できないわけですから得るものもあったでしょう。 新人さんはとっとと辞めてこれを教訓に次の職場で頑張ってください。

05/01【プチ更新】
●昼休みの雑談でアイフルのCMが話題になりました。 チワワのかわいさは言うまでもありませんが、お父さんのかわいさ(堪え性の無さ)についてです。 んー。やはり議題となるのは、チワワと海沿いを散歩するという妄想は私らから見てもかなり萌えシチュエーションであり誘惑に負けてしまうのも判らなくはないですが、 チワワと結婚式に出るというのは借金してまで実現するほど魅力的なことなのかってところです。 まあ、どんなに議論を交わそうと、はたして期待通りに次回は誘惑に負けたお父さんとタキシードを着たチワワが登場するのでしょうが。 実はこれは三部構成のシナリオで、その場でまたもや衝動的な出来事が発生→窓口に急ぐもついに借用限度額を越えて断らる→ 「ご利用は計画的に」の画面に繋がるというオチなのでは?という結論になりました。 最高の形で注意を促すための緻密な計算だったのですね。

●悪フザケや冗談の類をネタと割りきって企画を楽しんでいる人達に、わりと真顔で正論ぽい苦言を吐いて去って行く人の心理というのはちょっと理解に苦しみます。 例えばネット企画などではお約束のように似たような状況を目にしますが、何と言うか、イヤなら見なければよいというのは非常に正しくて、本当にそうだと無意識の内に実行していることも少なくないですよね。 それでもワザワザ一言残すのは、これはもう、空気読めない人を装った書き込みに対するトラブル処理の手際というか、滑らかなレスを期待した一種のエンタメ精神の持ち主なのではないかと深読みしてしまいます。 実際、気の利いた対応(反応)をする主催者さんが多いですしね。 まさか、自分のお気に入りの場所だけど自分で作ったわけではない所が、自分のお気に入りの枠から外れた ことをやるのが気に食わないとかいうガキみたいな発想の人ではないですよね?


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