ココおかしいと思いませんか?No.23
タイムアウト時の柳本監督は監督の資格なし
バレーボール女子の日本戦を見ていていつも感じることがある。 それはタイムアウト時の柳本監督の指示だ。日本がタイムアウトを取る時は負けていたり、追い上げを食らっている状況なわけで、普通ならばアナリストからの情報を元に選手にどのようにすればいいのか指示するのが監督の仕事だ。 しかし、TVを見ると監督は「切り替えて、切り替えて」「この一本や!」「OKOK」「足動かしていこう」など戦術的な話はほとんどせず選手誰もが認識していることを繰り返し喋っているだけである(時々黙り込んでしまうことさえある)。そのようなことはキャプテンがすればいい話だ。男子の植田監督や女子でも他国の監督はブロックの位置などアナリストから上がってきた情報を元に選手に指示を送っている。 現在のバレーボールはIDバレー全盛で、アナリストが情報を収集し、リアルタイムで分析して対策を施して試合を優位に進めようとする。 日本の場合、特に女子は身長の低い竹下(159cm)・高橋(170cm)を抱えているため絶対的なブロック力は外国に比べて相当落ちる。いくら日本のディグ(スパイクレシーブ)が良くても実質ノーブロック状態で打ち込まれれば劣勢は必至だ。よって他国を分析し、相手の出方を予想して工夫したブロックをしなければいけないはずだ。しかし、現況を踏まえての監督からの指示がないので勝てる試合も勝てなくなる。今の日本女子は試合中監督なしで戦っているようなものだ。 男子の植田監督と比べて戦術的な交代もなく、12人全員で勝利を掴みに行くという姿勢も見られない。TV画面からは柳本監督がアナリストの情報を理解して対策を打てる能力に欠けているようにしか思えないが、常に戦況が変化していく現代のバレーにおいてフレキシブルに対応して指示を送れない監督に監督を務める資格はないのではないか。 |
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